商品情報・ストア My Sony Feature 音楽の持つ可能性を信じて、ずっと心に残る特別な体験を作り出したい#001

想いをカタチに

Play the MUSIC
#クリエイティビティを高め合う

音楽の持つ可能性を信じて、
ずっと心に残る
特別な体験を作り出したい
#001

第1回目の“My Sony STORY”は、「もっと、音楽で遊ぼう。」をテーマに、2024年にスタートした音楽の新たな楽しみ方を提案するプロジェクト「PLAY the MUSIC」の企画立案者、高橋のストーリーです。
2024年10月27日、プロジェクト初のイベント「JUST ONE PLAY supported by LinkBuds Fit」が開催。シンガーソングライター・キタニタツヤと一般公募の約120人の参加者が、ともにたった1曲限りのLIVEパフォーマンスに挑みました。
プロジェクトの発案のきっかけや、どのようにカタチにしていったのか、その想いに迫りました。

音楽の楽しみ方って、もっと自由でいいのではないか?

プロジェクトの出発点―それはもっと自由な音楽の楽しみ方を探ることでした。

ソニーには、ウォークマンやヘッドホンといったオーディオ製品、そして数多くのアーティストの楽曲があります。でも、気づけば「高音質で聴くこと」ばかりを重視していました。音楽を楽しむことはそれだけではないはずです。

そう考えて、ふと思い出すのは自分の中学時代のこと。通学時にはウォークマンで好きな曲をよく聴いていました。今でも実家にあるウォークマンを手にすると、さまざまな記憶が当時聞いていた楽曲とともに、よみがえります。部活の練習が辛かったことや、友人たちと過ごした楽しい時間―。音楽とともに体験やストーリーが刻まれているからこそ、忘れられない大切な思い出として残っているのだと思います。

今の時代において、そんな「心に残る音楽体験」をどうすれば作り出せるのか? それが、「PLAY the MUSIC」の生まれるきっかけとなりました。
マーケティングコミュニケーション部 高橋

「PLAY the MUSIC」の企画立案者 
マーケティングコミュニケーション部 高橋

音楽が好きで熱い想いを持つ人たちと、
本当に価値のある全く新しい体験を作りたい

ある日、オンラインバトルロイヤルゲームのイベントに参加しました。世界中の誰でもオンライン上で参加でき、大規模な演出や有名アーティストのライブを楽しむ事ができるゲームイベントです。ゲームの世界ではありますが、同じネットワークの中でともに遊戯している仲間と共通の場、想いで盛り上がれるイベント企画は素敵だなと思いました。
マーケティングコミュニケーション部 高橋
「同じ場にいる人とのつながりをイベントとして提供できないか?」―。
たとえ少人数であっても熱量の高い音楽好きな人たちとともに、本当に価値のある体験を作れないかと考えました。ライブなどで音楽を聴くのではなく、音楽に熱中する人たちが出会い、集まり、共創することで新たな体験が生まれる。音楽の楽しさをもっとダイレクトに感じてもらう。そうすればもっと自由な音楽の新しい楽しみ方が広がるのではないか。
それがキタニさんと熱い想いを持つパフォーマーたちが共演するイベント「JUST ONE PLAY」の構想がカタチになった瞬間でした。

プロジェクトを立ち上げた時は、はじめての取り組みだったために従来のアーティストコラボ企画と同じようなものと思っていたメンバーもいましたが、企画が具体化するにつれ大きな違いを感じはじめていました。実際に社内外でさまざまな意見の違いがあり、思うように進まないこともありましたが、「本当に価値のある体験を作る」という目標を持ち続け、試行錯誤を繰り返しました。
チーム全員が音楽の持つ力を信じ、実現に向けて努力したからこそ、このプロジェクトはカタチになったのです。

会場で流していた色々な音楽の楽しみ方を表現した「PLAY the MUSIC」のモーションロゴ

会場のレイアウトイメージ

会場のレイアウトイメージ(初期段階)

参加者へお渡ししたお土産

この体験が良い思い出となって欲しいとの気持ちを込めて、参加者へお渡ししたお土産

参加した全員の心がつながった時、
音楽の力を信じて良かったと心の底から思えた

迎えた当日、会場には朝から多くのパフォーマーの方々が集まり、熱気で満ち溢れていました。セッションに向けた練習の一部始終を見ていたのですが、皆さん本当に楽しそうにイキイキとした表情をされていました。そこには、キーボード、フルート、トランペット、ダンス、コーラスなど、さまざまなジャンルの方々。ともに話し合い、笑い合い、年齢も性別も違うのに、音楽を通じて心がつながっていくのを感じました。

参加者の方とお話ししてみると「一度は諦めたダンスの夢に再挑戦することにした」「いろんな人と友達になることができた」といった声を聞くことができました。このプロジェクトが、誰かの背中を押す“きっかけ”になっているのを実感し、胸が熱くなりました。
パフォーマーコラージュ
ライブ本番、キタニさんが入場すると会場が一体となり、たった一度きりの演奏が始まりました。その瞬間、パフォーマーの方々の表情がさらに輝き始めました。楽器を奏でる人、声を合わせる人、リズムを刻む人。たった一度のパフォーマンスに、すべてを込める姿がそこにありました。

演奏が終わると、大きな歓声と拍手が会場全体に響き渡りました。「一生の思い出になった」「またこういう場に参加したい」。そんな声がいたるところから聞こえてきました。その光景を目の当たりにして、「このプロジェクトをやってよかった」と心の底から思えました。そして今日の音楽体験が参加者の皆さんにとって、これからの人生のきっかけや糧となってくれたらこれほど嬉しいことはありません。
パフォーマーコラージュ

キタニタツヤ『JUST ONE PLAY supported by LinkBuds Fit』プロジェクトムービー

私たちでしか提供できない音楽体験をつくり続け、
忘れられない瞬間を生み出すことにチャレンジしていく

イベント終了後、多くの方々がSNSに「一生忘れられない体験だった」と投稿してくださいました。その状況に感動しましたし、私たちが考えていた方向は間違っていなかったと安堵した瞬間でもありました。そして、皆さんから受け取った熱を私たちが次なる新たなサービスや製品に活かしていくことが、とても大切だと感じています。

残念ながらどんなに素晴らしい製品であっても、ずっと使い続けてもらうことが難しいのは事実だと思います。時代の変化や技術の進歩に伴って人の好みやニーズも変化するものですから。ただ、その製品に触れたことで得られた体験と感動は、ずっと心に残り続けるはずだと信じています。だからこそ、私たちでしか提供できない体験をこれからもつくり続け、もっとたくさんの人に届けていきたいと思っています。

私にとって「PLAY the MUSIC」は大きなチャレンジでした。音楽が生み出す感動、音楽を楽しめる未来をもっと広げていきたい。ソニーだからこそできる新しい音楽体験を模索し続けます。そして、誰かの人生を変えるような忘れられない瞬間を生み出すこと。その挑戦をこれからも進めていきたいと思います。
プロジェクトメンバー集合写真

「PLAY the MUSIC JUST ONE PLAY supported by
LinkBuds Fit」プロジェクトメンバー

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