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若手を対象としたスペシャル部門の応募者倍増など34回目にして、
なお勢いを増す伝統ある写真コンテスト
1983年にスタートして以来、今回で34回目となる「日本の自然」写真コンテスト。その名の通り、いつまでも守り続けたい「日本の自然」をテーマとした、伝統ある写真コンテストです（朝日新聞社・全日本写真連盟・森林文化協会主催／ソニーマーケティング株式会社協賛）。
昨年のコンテストでは、一般部門・スペシャル部門合わせて6,376点もの応募があり関係者を驚かせましたが、今年はそれをさらに大きく上回る総計7,576点もの応募が。特に昨年から新設された、30歳以下の若手フォトグラファーを対象としたスペシャル部門には、前回の倍以上となる1,629点もの力作が寄せられました。
ここでは、2017年7月9日（日）に行われた表彰式典の様子と、多くの応募の中から選ばれた受賞作品を紹介します。
写真で記憶をつないでいくことが、
かけがえのない
日本の自然を守ることにつながる
表彰式が行われたのは東京・築地の朝日新聞本社。今回は式が日曜日に行われたということもあり、多くの受賞者が会場に集結。家族と一緒に参加する方も多く、とてもにぎやかな催しとなりました。スペシャル部門の大躍進を象徴するかのように若い人の姿が多かったことも印象的。また、近年「α7」シリーズを筆頭に大きく躍進しているソニー製カメラを手にしている人も多く見受けられました。
式の冒頭では主催者挨拶として、朝日新聞社ゼネラルマネージャー 兼 東京本社報道局長・長典俊さんが登壇。式の直前に大きなニュースとなっていた九州地方での記録的な豪雨の話を取り上げ、「自然災害が起こるたびに、日本の豊かな自然が破壊されていく。だからこそ、そうした日本の風景、動植物、そして人間の営みを記録に残していくことには意義があります。記憶を未来につなげていくことができるし、それは自然の破壊を防ぐと言うことにもつながっていくのです」と、このコンテストの意義深さについて、改めて確認しました。
また、続いて登壇したソニーマーケティング株式会社 代表取締役社長・河野弘は、近年のデジタル化が写真撮影にもたらした広がりについて熱弁。それを象徴する2つの賞、「ソニー4K賞」「ソニーネクストフォトグラファー賞」について、以下のように語りました。
「ソニー4K賞は、一般家庭に大画面4Kテレビが普及し始めていたことに合わせて提案させていただいたもの。大画面の迫力、皆で見る喜びなど、撮った写真の新たな楽しみ方を提案できたのではないかと思っています。そして、昨年から新設されたソニーネクストフォトグラファー賞は、デジタル技術を駆使しながら、新しい写真表現に挑戦していただくための賞。ソニーはこれまで、写真家の創作意欲に対してどのように貢献できるかについて、熱意を持って取り組んできました。ソニーはまだカメラメーカーとしては若いが、昨年の震災から復活した熊本工場のイメージセンサーは世界で最先端のものだという自負があります。そんなセンサーと映像エンジン、そしてレンズ。三位一体で開発しているところもソニーならでは。先日発売された『α9』はまさにそれが体現された製品です。こうした私たちの取り組みや、製品によって、写真撮影の楽しさを拡げていくことがソニーの目的です」
実際、会場ではステージ両脇に置かれた65型の大画面4Kテレビに写された受賞作品を食い入るように凝視する参加者が多数。ある参加者は「自分の作品をこんなに大きく引き延ばして見たのは初めて。細部や階調表現もしっかりしていて驚きました」と感心していました。
確かに今、写真撮影の喜びが、新たな段階へと向かおうとしているようです。
写真で記憶をつないでいくことが、かけがえのない日本の自然を守ることにつながる にいいね
日本の自然、
その一瞬をかたちにした
「最優秀賞」
第34回「日本の自然」写真コンテスト、応募総数7,576点の頂点に輝いた「最優秀賞」受賞作品は、笹尾敏子さんの『三兄弟』。審査員代表を務めた写真家・吉野信さんいわく、今回の応募作品は特に野鳥などを被写体としたものに「これまで見たことがないものが多かった」とのこと。偶然性の大きな動物写真で、その決定的瞬間を逃さず記録できるデジタルカメラの普及が、こうした流れを生み出したのではないかと分析しました。
- 三兄弟
- 笹尾 敏子さん
- [ Captured by Sony α99 ]
-
最優秀賞
『僕が一番！』と大きく羽根を拡げた末っ子の力強さ
生きていく厳しさは人間も鳥も同じです」
最優秀賞受賞
笹尾 敏子さん
審査委員のコメント
アオサギのヒナの並び方がシンメトリックにバランスがとれた画面構成で、なおかつ力強い。
成長の次の段階を予感させる。こうなるであろうという予測のもとにアングルを決めて、ひたすら待っていたのだろう。
その根気強さが作品に表れている。
日本の自然、その一瞬をかたちにした「最優秀賞」 にいいね
大画面テレビを通して、
自然の姿を
ありのままに感じさせる
「ソニー4K賞」
一般部門の最終選考作品の中から、“デジタルで撮影した写真をデジタルのまま4Kテレビで楽しむ”という、新しい鑑賞スタイルに最適な作品に与えられるのが「ソニー4K賞」。近年の、特にハイコントラストな表現に強い最新4Kテレビの特性が、プリントでは再現できない空間のリアリティを見事に再現します。
- 朝の光
- 小林 一夫さん
- [ Captured by Sony α900 ]
-
ソニー4K賞
「長年こだわってきた暗所表現を
ソニーの4Kテレビが見事に描写してくれました」
この竹林はここ数年、毎年通っている場所。朝の光と影のコントラストを最大限に活かす被写体を探し出し、光が差す瞬間を待ってシャッターを切りました。
「竹」は、光の様子や、成長の度合いなどによってさまざまな顔を見せてくれる、個人的にお気に入りの被写体。例えば、ぐんぐんと成長していくたけのこのフォルムは、そのみずみずしさも含めて、戦国時代の荒武者のようなイメージ。一晩経つと30cmも大きく育ってしまうことがあるため、一期一会の難しさもあり、挑戦心をかき立てられます。
今回、受賞作品を初めて4Kテレビで見て、こんな風に見えるのかと感動しました。私が10年以上に渡ってこだわり続けてきた、ツァイスのレンズならではの美しい暗所描写を見事に再現してくれていたのが特にうれしかったです。
ソニー4K賞
小林 一夫さん
審査委員のコメント
早朝の朝露をまとったタケノコを主役にして、朝のすがすがしさだけでなく、重厚感も感じさせ、爽やかだが力強い作品になっている。
４Kテレビで見ると、透過光ならではのシャドウ部のディテールがよく出ている。
αで撮影された入賞作品をご紹介します(一般部門)
▼▼受賞作品をクリックすると、拡大してご確認いただけます▼▼
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- 優秀賞
- 厳寒に生きる
- 金澤 弘治さん
-
Captured by Sony α99 II
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冬の厳しい寒さの中でたくましく生きるトラツグミの姿を表現
-
今年の1月中旬、札幌真駒内公園に、真冬には見られないトラツグミがナナカマドの木にいるという情報を聞いて現地に急行。冬の厳しい寒さの中でたくましく生きている姿を表現したいと考え、撮影しました。トラツグミが木に積もった雪をかきわけ、ナナカマドの実を捕らえた瞬間を撮れたのは、『α99 II』の高速AFと高画素のおかげだと思っております。今後も自然を大切にしつつ、心に残る風景を撮っていきたいですね。
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- 優秀賞
- 悠久の刻
- 髙木 實さん
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Captured by Sony α7 II
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自然界を「時間軸」と「光」で切り撮るのに『α7 II』は最適
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実は今はまだ、デジタルを勉強中の身なので、このような賞をいただけたことに、ただただ恐縮しています。メインで使っているカメラは中判のフィルムカメラなのですが、一瞬で表情をガラリと変えてしまう山の風景を素早く押さえるためには、小型・軽量かつ、5軸手ブレ補正機構を内蔵している『α7 II』の恩恵が大きいと感じています。この写真もそのおかげで、雲の流れで変化する、大自然の雄大さを表現することができました。
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- 優秀賞
- 晩秋霜日
- 武谷 明さん
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Captured by Sony α77
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秋から冬へと移りゆく季節感への感動を水面上で表現しました
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約30年前から写真を撮り始め、デジタルカメラも約20年前から活用しています。私が常々心がけているのは「自分が感動しなければ素晴らしい写真は撮れない」ということ。今回の受賞作品では、秋から冬へと移りゆく季節感への感動を水面上で表現しています。撮影には『α77』を利用。発色がきれいで、テレビでもプリントでも美しい表示を楽しめる点が気に入っています。特に風景写真の撮影に向いた一台ではないでしょうか。
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- 入選
- 隧道の秋
- 斎藤 康夫さん
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Captured by Sony α7
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自分だけのオリジナルの撮影場所にこだわりました
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これまでよく行っていた撮影スポットが観光地として有名になってしまったため、誰も知らない、自分だけのオリジナルの撮影場所を探してこの場所（房総半島・養老渓谷）に行き着きました。この写真では、素掘りの隧道（ずいどう）の中から見える紅葉と渓流等を撮影し、秋らしい情景を表現しています。『α7 II』はフルサイズセンサーを搭載しているのに小型軽量なことと、ツァイスのレンズを使えることが気に入っています。
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- 岩手県一賞
- 桜月夜
- 後藤 靖行さん
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Captured by Sony α7R II
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EVFで撮影設定を確認しながらイメージ通りに撮れました
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印象的な雲からときどき顔を出す朧月が池に映る姿と、夜桜のピンク色が織りなす幻想的な光景に出会い、それを写し止めようと務めました。ホワイトバランスを「蛍光灯」モードにして、空の色と桜の色のバランスが一番良く見えるようにしています。長年ソニーのミラーレスカメラを使っていますが、それはEVFが見やすいから。カメラの設定を確認しながら撮れるので、自分の思い通りのイメージで撮ることができます。
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- 富山県一賞
- 霧灯
- 麻柄 智治さん
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Captured by Sony α7R II
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立ちこめる霧の中、街灯の明かりを幻想的に撮影しました
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実はこの写真を撮ろうと思った時は別の場所に行くつもりだったのですが、運悪く霧が立ちこめてしまったため、それを逆手に取って高めの山から長時間露光で霧の立ちこめている麓の町を撮影してみました。濃い霧から漏れる街灯の明かりがとても幻想的だったので、この街灯の明かりを生かすように露出を探りつつ設定しています。今後も人が撮っていないような写真を撮っていきたいですね。
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- 栃木県一賞
- お出かけですか？
- 稲沢 敏夫さん
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Captured by Sony α77 II
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AFが高速で連写が速いαだからこそとれた一枚です
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この写真は、野鳥の撮影をしていた時に、木の穴からムササビが飛び出そうとしていたのを見つけて撮りました。現在愛用している『α77 II』は、AFアルゴリズムが優秀で、素早くピントが合うため、こういった一瞬のチャンスを逃しません。特に12コマ／秒の高速連写が気に入っています。ただ、この点では最新の『α9』がさらに素晴らしく気になっています。予算が許すなら今すぐにでも買い換えたいくらいです（笑）。
大画面テレビを通して、自然の姿をありのままに感じさせる「ソニー4K賞」 にいいね
デジタル世代の若手写真家の
登竜門へ
「ソニーネクスト
フォトグラファー賞」
30歳以下の若手フォトグラファーを対象にしたスペシャル部門の頂点が「ソニーネクストフォトグラファー賞」。撮影データをそのままWebから投稿できるという間口の広さもあって、前回の応募点数（810点）の2倍以上となる1,629点の応募がありました。
- 春へ
- 田代 弘平さん
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ソニーネクストフォトグラファー賞
「写真を撮影するときには
『物語』を強く意識するようにしています」
「春へ」では春の兆しを表現しようと思いました。一日の終わりを告げる夕陽は、春の訪れへと向かうカウントダウンでもあります。画面中央のくぼみは、それを喜ぶうさぎの足跡で……という「物語」をイメージして撮影しています。足跡を強調したかったので広角レンズを使用し、そこに寄って撮影しました。
私は宮城県出身で、写真も裏磐梯など、東北地方を中心に撮影しています。東北地方は東日本大震災で大きな被害を受けてしまいましたが、それでもなお美しい光景はたくさん残されています。写真を通じて、そうした光景を多くの人に知っていただきたいですね。
私も含め、まだ作品作りに自信の持てない若い世代のフォトグラファーにとって、30歳以下限定という「ソニーネクストフォトグラファー賞」は応募しやすい賞だと思いました。これからもぜひ、こうしたかたちで若者に門戸を開いていただけるとうれしいです。
ソニーネクストフォトグラファー賞
田代 弘平さん
審査委員のコメント
冬から春に向かう裏磐梯の水辺の残雪に印された動物の足跡。
撮影者の感性と物語を紡む力が反映された、完璧とも言える作品だ。裏磐梯は人気撮影地だが、
あまり人の訪れない場所を選び、夕暮れまでねばってものにした作品である。
αで撮影された入賞作品をご紹介します(スペシャル部門)
▼▼受賞作品をクリックすると、拡大してご確認いただけます▼▼
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- 入選
- 熱風
- 桶谷 航太さん
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Captured by Sony α7 II
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現地で突然イメージが沸きプランを変更して撮影
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ある雑誌で渡良瀬遊水地の「ヨシ焼き」を知り、それをぜひ写真に撮りたいと思い、撮影のイメージを固めてから現地に赴きました。しかし、実際に現地到着したところで、偶然遠くに小さな水面を発見。その瞬間に炎が水面に反射するイメージが思い浮かび、撮影プランを変更しました。愛用している『α7 II』で気に入っているのは何より画質。特にシャドウ部分の情報量が多く残されているように感じています。
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- 入選
- 原点
- 小野 祐輝さん
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Captured by Sony α7 II
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2年間、星空の写真にこだわって撮り続けてきました
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自然の星空がとても好きで、それを中心に撮影しています。星空写真は美しく撮れる定番スポットが限られているのですが、その中でもできるだけオリジナル性を出すため、なるべく撮影場所を工夫するようにしています。ちなみにこの場所は、2年前、僕が初めて星空写真を撮った場所。「原点」というタイトルにはそういう意味合いも込められています。そして、次に撮ってみたい被写体は北極のオーロラ。センサーサイズが大きく、高感度な『α7 II』ならきれいに撮れるのではないかと期待しています。
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- 入選
- 山々と雲と光 北岳より
- 白井 重明さん
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Captured by Sony α6000
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雲の帯が黄色く色付いているところがお気に入りです
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登山が趣味で、会社の同僚と山登りをしていたところ、偶然、この光景に出会って撮影しました。気に入っているのは中央の雲の帯が太陽光の反射で黄色く色付いているところ。これによって空の青さが一層際立ったのではないでしょうか。『α6000』の良いところは、コンパクトカメラ並みに小さく、軽いこと。重いカメラを持って登山するのはイヤなので、とても気に入っています。ちなみに、実は写真コンテストへの応募はこれが初めて。まさか入選するとは思っていなかったので、とてもうれしいです（笑）。
デジタル世代の若手写真家の登竜門へ「ソニーネクストフォトグラファー賞」 にいいね
受賞作品を
実際にその目で確認できる
巡回展を日本全国で実施
コンテストの全受賞作品をその目で直接楽しめる巡回展が全国13ヵ所で実施中（2018年7月16日まで）。入選・入賞作品を実際に見られるほか、本コンテストならではの4Kテレビ「ブラビア」での展示もお楽しみいただけます。
以下の日程で全国13カ所で
巡回展を実施いたします。
会場では受賞作品を実際にブラビアで
ご覧になることができます。
是非お近くの会場までお越しください。
巡回展
全国13カ所
- 2017年8月27日（日）〜9月1日（金）
- 宮城県・仙台市：仙台市福祉プラザ
- 2017年9月12日（火）〜17日（日）
- 山梨県・韮崎市：韮崎市民交流センター「ニコリ」B1Fアートギャラリー
- 2017年11月3日（金）〜5日（日）
- 富山県・高岡市：富山県高岡文化ホール
- 2017年12月7日（木）〜10日（日）
- 静岡県・沼津市：沼津市民文化センター
- 2017年12月15日（金）〜27日（木）
- 兵庫県・神崎郡：ぎゃらりー＆喫茶やまだ
- 2018年1月16日（火）〜21日（日）
- 愛知県・名古屋市：ノリタケの森ギャラリー
- 2018年1月26日（金）〜28日（日）
- 徳島県・徳島市：シビックセンター3Fギャラリー（アミコビル）
- 2018年2月25日（日）〜27日（火）
- 福島県・福島市：福島テルサ4階ギャラリー
- 2018年3月13日（火）〜24日（土）
- 福岡県・北九州市：朝日さんさん広場
- 2018年4月6日（金）〜22日（日）
- 栃木県・塩谷郡：高根沢町歴史民俗資料館
- 2018年5月8日（火）〜13日（日）
- 岡山県・井原市：アクティブライフ井原１Ｆふれあいホール
- 2018年5月22日（火）〜27日（日）
- 広島県・広島市：広島県立美術館
- 2018年6月16日（日）〜7月16日（月）
- 新潟県・新潟市：水の駅「ビュー福島潟」
あなたも4Kで見る写真体験
ご自身が撮影した写真やお持ちの映像を、実際の4Kブラビアに映し出してご覧いただけます。
テレビで楽しむ写真鑑賞スタイルの体験などにご利用ください。
ソニーストア 店舗のご案内
ご来場いただく方へのお願い事項
- 写真や映像はJPEGフォーマットにしてUSBメモリー等でお持ちください。
- 体験時間はお一人様15分までとさせていただきます。
- 混雑時はお待ちいただく場合がございますのでご了承ください。
- 著作権を侵害する写真・映像や公共の秩序に反する恐れのある、反社会的な写真・映像などのお持ち込みはご遠慮ください。
- ご不明な点がございましたら、各開催場所までお問い合わせください。
受賞作品を実際にその目で確認できる巡回展を日本全国で実施 にいいね
スペシャルコンテンツ
今回の関連商品ラインアップ
＊1 2017年4月広報発表時点。ソニー調べ ＊2 写真のレンズは別売りのVario-Tessar T＊ FE 24-70mm F4 ZA OSSです ＊3 静止画撮影時：ISO100-102400（拡張：下限ISO50、上限ISO409600）、動画撮影時：ISO100-102400相当（拡張：上限ISO409600相当） ＊4 4Kの記録には4K対応の外付けレコーダーが必要です ＊5 写真のレンズは別売りのSonnar T＊ FE 55mm F1.8 ZAです ＊6 35mmフルサイズセンサー搭載レンズ交換式デジタルカメラボディにおいて。2013年10月16日広報発表時点、ソニー調べ。外形寸法：約126.9（幅）×94.4（高さ）×48.2（奥行き）mm、質量：約407g（本体のみ）
2017.06.08 更新
2017.05.02 更新
2017.04.06 更新
2017.03.02 更新
この度は、伝統ある「日本の自然」写真コンテストにおいて素晴らしい賞を頂戴し、身に余る光栄で、天にも昇る気持ちです。昨年「朝日新聞社賞」を受賞した作品と同じく、αで撮影させていただきました。
この写真は昨年春に、神奈川県・大磯運動公園の貯水池に営巣したアオサギの親子の様子を見守りながら、約3か月に渡って撮影し続けたもの。卵がふ化するところから、35回に渡って現地を訪問し、その成長を記録してきました。これは、兄弟げんかをしながら、「僕が一番！」だと誇示した末っ子の姿を捉えた一枚です。
昨年の作品は『α900』で撮影したのですが、今回は昨年買ったばかりの『α99』で撮影。この2台に望遠レンズと広角レンズを装着し現場に臨みました。フルサイズセンサーを搭載していることと、シャッターの感触が気に入っています。新しい『α9』もとても気になっているのですが、買い換えたばかりなので、もうちょっとこの子でがんばってみようと思います（笑）。
今年は、待望の最優秀賞を撮影できただけでなく、個展も開くことができるなど、写真家冥利に尽きる一年でした。来年も応募するつもりですが、今度は肩の力を抜いて、気軽に参加させていただければと思います（笑）。