デジタル一眼カメラで撮ったムービーが注目される今、
AX700を選ぶ理由とは?
映像制作の現場で役立つ、5つの革新的な機能を紹介します。
動画クリエーターを
満足させる高画質
キーデバイスをすべて自社開発。
高度な連携を行い、より高精細な4K映像に
高解像4K動画記録を実現する「1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー」、自然な色彩や質感を表現できる画像処理エンジン「BIONZ X」、高い描写性能を誇る「ツァイス バリオ・ゾナーT*」レンズをすべて自社で開発。デジタル一眼カメラは多様な交換レンズに対応できるよう、センサーの位置に余裕を持たせる必要がありますが、レンズ一体型であるAX700はこの3つのキーデバイスをすべて本体に内蔵し、高度に連携させることで高画質を追求。動画クリエーターの期待に応える映像美を実現しています。
![自社開発の「1.0型積層型Exmor RS CMOSセンサー」、「画像処理エンジン BIONZ X」、「ツァイス バリオ・ゾナーT* レンズ」をAX700では高度に連携](img/01-01.jpg)
ドキュメンタリーなどの映像に
適した1.0型センサー
35mmフルサイズセンサーの強いぼけ味は印象的な映像を生み出しますが、ドキュメンタリーなどのシーンでは背景がぼけすぎて、周囲の状況が映らないというデメリットもあります。その点、AX700の1.0型センサーは美しいぼけ味を表現できる一方、被写界深度が浅すぎないため、背景までしっかりと記録することが可能です。
![35mmフルサイズセンサー](img/01-02.jpg)
35mmフルサイズセンサー
背景がぼけすぎて、周囲の状況がわからない
![1.0型センサー(AX700)](img/01-03.jpg)
1.0型センサー
被写体深度が浅すぎず、背景までしっかりと記録できる
※写真はイメージです
今後主流となる4K HDRにも対応
いま多くの動画共有・配信サービスがHDR動画に対応しはじめ、4K HDR対応テレビも続々と登場しています。そこでAX700では、業務用HDR対応ビデオカメラの技術を投入し、広いダイナミックレンジで臨場感あふれる4K HDR撮影を可能にしています。
![AX700は今後主流の4K HDRに対応。4K HDR対応テレビも続々登場](img/01-04.png)
![4K HDR](img/icon-4K-HDR.png)
撮影チャンスを
モノにするAF性能
一眼カメラ「α」の高速AFを投入し、
動画用として最適化したオートフォーカス
デジタル一眼カメラ「α」シリーズに搭載の「ファストハイブリッドAF」システムを採用。像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド型にしたことで、狙った被写体を高速かつ正確に捉え、粘り強く追随するAFを実現しました。動画用に進化させたAFが、一回きりの撮影チャンスでも高精度にピントを合わせます。
![デジタル一眼カメラ「α」シリーズに搭載の「ファストハイブリッドAF」システムを採用したAX700の高速AF](img/02-01.jpg)
![AX700の像面位相差AFは撮像エリアの約84%をカバー](img/02-02.jpg)
広範囲で被写体を高精度に捉える
撮像エリアの約84%をカバーする273点像面位相差AFセンサーによって、被写体が中央にいなくても高い精度で被写体を捕捉できます。
![](img/02-02_sp.jpg)
![AX700は「AF追従範囲」「AF乗り移り感度」などを細かく調整可能](img/02-03.png)
AFの追随性を細かく調整できる
被写体の追随性を調整できる「AF追従範囲」「AF乗り移り感度」を設定可能。例えば、スポーツシーンなどでテンポよく被写体を変えていくこともできます。
![](img/02-03_sp.png)
![AX700は「AF駆動速度」の調整でなめらかなピント送りも可能](img/02-04.jpg)
なめらかなピント送りも可能
ピントを合わせるスピードを調整できる「AF駆動速度」を設定できるので、フォーカスの移動速度を遅くし、なめらかなピント送りによる印象的な映像表現なども可能です。
![](img/02-04_sp.jpg)
創造力を駆り立てる
映像表現
スーパースローモーションなど、
いつもの作品に、多彩な映像表現を
映像表現の幅を広げる機能も充実したAX700。数年前までハイエンドの業務用ビデオカメラでしか撮れなかった、最大960fps(40倍)のスーパースローモーション撮影*1に対応。さらに、遅回しや早送りができるスロー&クイックモーション撮影*2も可能です。時間を自由に表現するこれらの機能が、映像作品の可能性を大きく広げます。
*1 4K記録・音声記録はできません。Class10以上のSDHC/SDXCカードが必要です
*2 音声記録はできません。UHSスピードクラス3のSDHC/SDXCカードが必要です
屋外での撮影に役立つ内蔵NDフィルター
屋外での動画撮影で光量を調節する際に使用するNDフィルター。AX700はNDフィルターを内蔵し、撮影環境に合わせて3段階に切り換えられるので、晴天下の強烈な光の中でも絞りを調整し、被写界深度を意図的に調整することができます。
屋外での撮影に役立つ内蔵NDフィルター
屋外での動画撮影で光量を調節する際に使用するNDフィルター。AX700はNDフィルターを内蔵し、撮影環境に合わせて3段階に切り換えられるので、晴天下の強烈な光の中でも絞りを調整し、被写界深度を意図的に調整することができます。
![AX700は撮影環境に合わせて3段階に切り換えられるNDフィルターを内蔵](img/03-blackbox-bg.png)
理想の絵づくりを
かなえるLog撮影
S-Log3、S-Log2ガンマ搭載で、
グレーディングを自在に
幅広いダイナミックレンジで撮影できるS-Log3、S-Log2ガンマを搭載。ポストプロダクションでのカラーグレーディングにより、さまざまな動画表現が可能です。色域はS-Gamutから色再現性に改善を加えたS-Gamut3に加え、フィルム撮影のネガフィルムをスキャンしたものに近づけて設計されたS-Gamut3.Cineにも対応しています。ソニーの業務用ビデオカメラやデジタル一眼カメラ「α」もS-Log3、S-Log2ガンマを搭載しているため、これらの機器で撮影した映像と同じ色味に仕上げられます。
※α7S IIで撮影したカラーグレーディング効果の説明動画です
![AX700はソニーの業務用ビデオカメラやデジタル一眼カメラ「α」と同じS-Log3、S-Log2ガンマを搭載](img/04-01.jpg)
TC(タイムコード)/ UB(ユーザービット)記録に対応し、
高度な映像編集をサポート
編集時に役立つタイムコードの設定、ユーザービットの入力機能を搭載。タイムコードを使用して複数の動画ファイルを正確に同期させるなど、高度な映像編集が可能。業務用カメラでは一般的なSDI信号と同等の取り扱いをHDMIで行えます。
※ XAVC S/AVCHDのみ
目指したのは、
体の一部のような操作性
撮影に没頭できる、
本格的な操作性を追求
デジタル一眼カメラとの一番の差は、動画撮影に特化した筐体のデザインや操作性にあります。AX700は「体の一部のように撮影をストレスなく行える」という考えで設計され、例えば、グリップは長時間撮影を想定し、しっかりと握れるように大型化。ズームキーも大きく、ズームの細かなスピード調整ができるようにしています。また、ハンディカム史上最高解像度のビューファインダーとワイド液晶パネルを搭載し、撮影中のピント合わせや画角の確認も快適に行えます。
![AX700は本格的な操作性を追求](img/05-01.jpg)
![AX700はアサインボタンによく使う機能を設定可能、またマニュアルダイヤルでアイリス・ISO/ゲイン・シャッタースピードを素早く調整可能](img/05-02.jpg)
アサインボタン
マニュアルダイヤル
自分仕様にカスタマイズできる、6つのアサインボタン
現場で使いたい機能をすぐに呼び出せるように、よく使う機能を設定できるアサインボタンをボディ左側面に3つ、グリップ周辺部に3つ用意。また、マニュアルダイヤルを使えば、周囲の状況に応じてアイリス・ISO/ゲイン・シャッタースピードを素早く調整でき、意図通りの撮影が可能です。
![AX700はこれ一台で広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバー](img/05-03.jpg)
これ一台で幅広い焦点距離をカバー
29.0~348.0mmの焦点距離をカバーできるAX700。例えば、デジタル一眼カメラでこの焦点距離に対応しようとすると交換レンズ2〜3本が必要になりますが、AX700なら一台で広角から望遠までさまざまな動画撮影が行えます。