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ソニー独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」により、ノイズキャンセリング効果をさらに強化。
さまざまな環境においてもノイズを気にせず、こだわりの高音質に存分に浸ることができます。
シンガーソングライターとして活躍する向井さんにとって、「音楽」とはどんな存在でしょうか。プロになる前となってからでは、音楽との接し方など変わりましたか?
向井:「音楽が好き」という基本的なところは変わってないですね。プロになったことで、「好きな音楽を聴いていたい」という気持ちに、「自分が今、作りたい音を作る」という気持ちが加わりました。音楽との接し方が変わったというよりは、音楽によって自分自身が変わったと言ったほうがいいかもしれないです。
というのは?
向井:音楽のおかげで、僕は自分のことを好きになれました。昔は自分のことをマイノリティだと思っていたんです。音楽の話もファッションの話も友人と合わなくて、好きなものを誰とも共有できないもどかしさがありました。でも、音楽を続けてきたことによって、僕のことを受け入れてくれる人や、アドバイスをくれる人と出会うなど、自分の環境がどんどん変化していった。
それによって人との付き合い方も変わったし、なにより「自分自身でよかったなあ」と思えるようになりました。音楽に人生を変えてもらったと思っています。
仕事抜きで音楽を聴くときもありますか?
向井:ありますね。作業終わりにはよく、手嶌葵さんを聴いていて。あの方の声ってすごくヒーリング効果があるというか。ほぼ吐息のような歌い方なのに、めっちゃ上手いし聴いていると泣きそうになるんですよ(笑)。
では、せっかくなのでソニーの最新ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM3」で、手嶌葵さんの“明日への手紙”を聴いてみてもらえますか?
向井:まるで、手嶌さんが耳元で歌ってくれているような感じがします。ブレスなど、細かいボーカルのニュアンスもしっかり再現されていて、聴いていてとても気持ちいいですね。
あと、楽器の定位もよく分かるというか。ミュージシャンと、ミックスしたエンジニアさんの意志まで伝わってくるような感じがします。
向井さん自身の楽曲もぜひ聴いてみてください。
向井:“Crazy”(最新アルバム『PURE』収録曲)は、アレンジの段階で生音とエレクトロの配分をかなり意識したんですけど、「WH-1000XM3」で聴くと、それぞれの質感の微妙な違いがしっかりと再現されていますね。
キックやベースの低域部分もしっかりと出しつつ、全体的にはクリアな音像になっているのがいいなと思いました。
あと、これまでフックでファルセットは多用しないよう心がけていたのですが、この曲では割とやっていて。その微妙なニュアンスも出ているのは嬉しいです。奥行きや広がりも感じるし、定位感もわかりやすい。これならずっと聴いていても、耳が疲れないと思います。
『PURE』のサウンドは、どんなことを意識しながら制作しましたか?
向井:以前は音を重ねて重ねて……っていうような攻めたトラックが好きだったんですけど、最近はもう少しメロウな感じというか。“Crazy”も、ノレるけど疲れたときにも聴けるようなサウンドを意識して作りました。
もちろん、アルバムのなかにはライブで盛り上がれる曲もあるけど、どちらかというとちょっと余裕を持った、どんな状態のときでも聴けるサウンドプロダクションをやりたくなったんですよね。その辺のこだわりを、ヘッドホンを使ってじっくり聴き込んでみるのも楽しそうですね。
「WH-1000XM3」の特長のひとつは、業界最高クラス*1のノイズキャンセリング性能です。「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載したことにより、ノイズキャンセリングの処理能力が前モデル比4倍となり、さらに性能が向上しています。
しかも、「NCオプティマイザー」によって、個人の装着状態や気圧の変化に応じて、ノイズキャンセリング特性を最適化することができます。
*1 ヘッドバンド型ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2019年12月1日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る
向井:うわ、これはすごい!(笑) 装着したときからすでにノイキャン効果抜群だったんですけど、僕の頭と耳に最適化してもらったら、外の音が全く聴こえなくなりました。音への没入感が想像以上です。しかも、音漏れもしないんですね。
周囲の騒音のせいで必要以上に音量を上げてしまっていて、結果的にそれが音漏れにつながっていることが多いのですが、ノイズキャンセリングヘッドホンは周囲の騒音を低減するので小さな音でもクリアに聞こえ、音量を上げなくても十分に音楽を楽しめます。
向井:ヘッドホンって、ボリュームを上げるとイヤホンより音漏れしやすいので、電車で使うのを躊躇することもあったんですけど、これなら安心ですし、耳にも優しくてありがたいなあ。ミュージシャンで欲しい人、たくさんいると思います。
ちょっと、右手をヘッドホンの右のハウジングに添えてみてもらえますか? 瞬時に周囲の音を聴ける「クイックアテンションモード」が作動します。
向井:おお、外の音が聞こえてきた! 外の音を拾ってヘッドホンで鳴らしてくれているんですね。
これは超便利。たとえば誰かに話しかけられたときとか、右手を添えるだけで瞬時に外音が聞けるんですね。こういう機能があったら日常生活でも便利に使えますね。
この「WH-1000XM3」、どんなシチュエーションで使いたいですか?
向井:移動中ですね。「WH-1000XM3」があれば集中して音楽を楽しめそうです。
なにより、僕が今までヘッドホンを使うことに躊躇していた要素が、すべて改良されているのが嬉しい。移動のときに最適なヘッドホンと言ってもいい気がします。
10分充電すると5時間再生*が楽しめる「クイック充電」機能も付いています。
*1.5AのACアダプター使用時
向井:至れり尽くせりですね(笑)。ワイヤレスヘッドホンって、充電し忘れてそのままバッグのなかに入れっぱなしで使えなかったということがよくあるんだけど、これだったらどこかに立ち寄ってすぐ充電もできるし、ますます移動に最適という感じがします。
向井さんが移動中に聴きたい一曲を教えてもらえますか?
向井:Friday Night Plansの“Meet us in the park we used be play.”ですね。彼女の声がめちゃくちゃ好きなんですよ。
この曲を聴いていると、ヒップホップやR&Bを聴き始めたばかりの頃の、音楽を聴いている自分が強くなったような感じや、イケてる気がするような感じを思い出すんですよね(笑)。サンプリング元がどうとか、低音のニュアンスがどうとか、そういう理屈をすっ飛ばして、シンプルに「いい!」って思える。
この曲は、ぜひハイレゾ音源で聴いてみて下さい。「WH-1000XM3」は、LDAC対応のため、ワイヤレスでもハイレゾ相当*の高音質を楽しむことができます。
* ハイレゾコンテンツをLDACコーデックで最大転送速度990kbpsで伝送する場合。また、DSEE HX ON時にCDやMP3などの圧縮音源をSBC/AACのコーデックでBluetooth再生する際、最大96kHz/24bitまで拡張(LDAC/Qualcomm(R)aptX(TM)audio/Qualcomm(R)aptX(TM)HD audioによるBluetooth接続時や有線接続時は無効)
向井:うわあ、めちゃかっこいい! やっぱり奥行き感や広がり感がありますよね。この曲を聴いていると、彼女のミュージックビデオみたいに歩きたくなるというか、めちゃスキップしたくなるんですけど、そんなウキウキ感も強調される気がしました(笑)。
今回のようにハードウェアが進化していくことで、作り手としての意識も変わってくると思いますか?
向井:音のバランスにより気を遣うようになりますね。最近、自分が好きな音楽の傾向が少しずつ変わってきていて。
以前は音を重ねまくったようなトラックが好きだったんですけど、最近は音を詰め込みすぎず、抜くことも意識しながら、しっかりと余裕を持たせるような音のバランスを考えるようになりました。一つひとつの音作りも意識するようになりますよね。
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オフィシャルサイト
http://taichimukai.com/SNS
向井太一
シンガーソングライター。幼少期より母親の影響でブラックミュージックを聴き育つ。2010年に上京。ジャズとファンクをベースとしたバンドにボーカルとして加入し、東京都内を中心にライブ活動を経て、2013年より柔軟に音楽の幅を広げる為、ソロ活動をスタート。ファッション誌のウェブサイトでのコラム執筆やモデルなど音楽以外でも活動の場を広げる。2016年3月、1st EP『POOL』をリリースし、発売日に即完。
自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、エレクトロニカ、アンビエント、オルタナティブなどジャンルを超えた楽曲、そして「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で常に進化を続ける新境地を見事に提示し、各媒体・リスナーから高い支持を得る。2018年11月14日、新作『PURE』をリリースする。『PURE』より“Crazy”“リセット”が先行配信中。アルバムを引っさげたツアーが年末から2019年年明けにかけ、規模を拡大し開催決定。
ライブ活動をメインにジャンル問わず様々な仲間と繋がり継続的にシーンを構築。ハイブリッドなアーティストとして、更なるステータスを目指す為、アグレッシブに活動している。