マラソンランナーとして輝かしい成績を残し、現在はスポーツ・コメンテーター、そしてランニングの魅力を伝える存在として活躍する千葉真子さん。新たな人生を走り続ける彼女にワイヤレスヘッドホンMDR-AS800BTを試していただいた。
AV機器は少し苦手と話す千葉さんだが、スマホとヘッドホンをワイヤレスで繋ぐワンタッチ接続(NFC)機能に、「えっ、凄いです!」という驚きの声が出た。「こんなに簡単に聴けるようになるんですね。便利ですね〜」。
ワイヤレスヘッドホンを試すのは初めてと語る千葉さん。「ケーブルがないのに音が聴こえるんですね。時代がここまで進んでいるの、知らなかった(笑)。電池とか色々、この小さなヘッドホンの中に入ってるんですか?こんなにコンパクトなら身体を動かしても邪魔にならないし、ケーブルがないので、髪に絡んだりせず楽ですね。音質もこれほどクリアだとは思いませんでした。ケーブルのあるヘッドホンと全く変わらないんですね」。
スマートな千葉さん、実は耳のサイズが普通の人よりも小さいという。「今まで使っていたヘッドホンは、すぐに耳から取れちゃったり逆にキツかったり。このワイヤレスヘッドホンは軽いし、装着性もすごくいいですね。耳にかける装着方法も、特に走っている時は落ちにくくてすごくいい。ヘッドホンを着けていることを忘れちゃうくらいですね。しかも、音もほとんど途切れないので、走ることと音楽への集中が途切れてしまうこともないですね」。
現役選手時代は、練習のときに音楽をヘッドホンで聴くことが多かったとか。「練習は自分ひとりの時間なので。音楽を聴きながら、その時間を楽しむようにしていましたね。実は、練習がものすごく好き!というタイプではありませんでしたし(笑)、こんなワイヤレスヘッドホンがあれば、練習するのがもっと楽しくなっていたかもしれませんね」。
現在は二人目のお子さんも生まれ、新しい生活と新しい時間が始まっている。「選手のころは、全部が自分ひとりの時間でした。走る・食べる・寝るという三拍子ですよね(笑)。今はお仕事と家庭、それぞれの時間があります。その中で、ふとしたときに自分自身の時間を感じることが多いかな。そんなときに音楽を聴きますね」。
今の千葉さんの音楽の楽しみ方をうかがってみた。「普段は家族が家にいるので、音楽をガンガン鳴らして聴くということはちょっと難しく、ヘッドホンで聴くことが多いです。でも、家の中ではやることがいろいろあるので、じっとして音楽を聴いていられないのですが、ワイヤレスだとスマートフォンを持つこともなく、ケーブルからも解放されて、気兼ねなく音楽を聴きながら、自由に動き回れてとっても便利ですよね。それと、外出した時にも便利だと思います。カバンの中でケーブルが絡まないので、煩わしさもなく、さっと出して、すぐ聴けますよね。」
お仕事では、走ることの楽しさを伝える活動も数多い。ランニングクラブでは参加者とともに自ら走ることもあるという。
「走ることは、ひとりひとりのペースで自分だけの時間を楽しむことだとも思うんです。週に一度だけでもそんな時間があると、日常が豊かになるんじゃないかな。音楽も走ることと同じように日常を豊かにするもの。その2つを上手に融合してくれるのが、とっても小さくて軽いこのワイヤレスヘッドホンだと思うんです。走るって楽しいだけじゃないですから、そんな時に、音楽を楽しむことができれば、カラダが軽快になって走ることがもっともっと好きになるんじゃないかなと思います。もちろん、こんなに便利なワイヤレスヘッドホンですから、日常の生活の中でも絶対に手放せない存在になりますよね。リスニングのスタイルも2通り選べるし。ケーブルを耳にかけない通常のスタイルは、さっとつけられて便利ですからね。こんなに聴くことにストレスがなかったら、もっともっと音楽を聴く機会は増えると思います」。
マラソンランナー。立命館宇治高校から旭化成に入社し、アトランタ五輪1万メートルで5位入賞、アテネ世界選手権1万メートルでトラック初となる銅メダルを獲得するなど、日本女子長距離界のトップ選手として国際舞台で活躍。旭化成退社後は豊田自動織機に所属。佐倉アスリート倶楽部小出義雄氏の指導を受け、パリ世界選手権マラソンで銅メダルに輝き、トラック、マラソン両種目のメダルを手にした。 現在は“スポーツで世の中を元気にしたい”という目標を掲げ、ゲストランナーとしてマラソン大会に出演する他、講演会、メディアなどで活動。また、2010年に「千葉真子のBESTSMILEランニングクラブ」を立ち上げ、市民ランナーの指導や普及活動も積極的に行っている。現在2児の母。