2019.11.20 記事更新
野生動物写真家 野口純一氏
リアルタイム瞳AFが動物に対応したことで
広がる野生動物写真のセカイ
α9 | FE 600mm F4 GM OSS | SEL14TC
野生と人の境界を越えてゆくレンズ
自然の中に生きる野生動物たちと我々人間の間に存在する厳然たる境界線。そのどうしても越えられない一線の先にある、野生の生命に迫るためには、この焦点距離が必要だった。生命の躍動を極めてシャープに映し出す高解像と柔らかく美しいぼけの両立。一瞬の動きを確実に捉えるAFスピードと精度。被写体への困難なアプローチを可能にする機動力。このレンズでなければ撮り得ない、野生の世界がある。
1968年、埼玉県生まれ。北海道在住。2輪、4輪のエンジニア時代にバイクツーリングで訪れた北海道に惹かれ、2000年に移住。キタキツネの撮影をきっかけに、2002年より写真家として活動を開始。北海道を中心に国内外の野生動物を撮影し、雑誌やカレンダー等の各種媒体に作品を提供。野生動物に関する深い知識と豊富な経験に基づく的確で粘り強い撮影スタイルから生み出される、力強く美しい作品には定評がある。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。