中井 精也 Seiya Nakai
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Seiya Nakai α9,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 294mm,F5.6,1/250秒,ISO200| -
Seiya Nakai α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 274mm,F5.6,1/50秒,ISO1600| -
Seiya Nakai α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS + 2X Teleconverter 800mm,F11,1/2500秒,ISO50| -
Seiya Nakai α9,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS + 2X Teleconverter 1200mm,F14,1/16000秒,ISO100| -
Seiya Nakai α9,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 194mm,F5.6,1/2000秒,ISO800| -
Seiya Nakai α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS + 2X Teleconverter 1200mm,F11,1/640秒,ISO400| -
Seiya Nakai α9,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS + 2X Teleconverter 800mm,F11,1秒,ISO400| -
Seiya Nakai α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 196mm,F5.6,1/40秒,ISO6400| -
Seiya Nakai α9,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 294mm,F5.6,1/250秒,ISO200| -
Seiya Nakai α7R III,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 274mm,F5.6,1/50秒,ISO1600|
思い描くままに表現してくれるレンズ
スイス・チューリッヒ中央駅。夕日が沈み眩い輝きが去ると、残照を受けた線路が静かに輝きはじめた。多くの線路が分岐する風景を、FE 100-400mm F4.5-5.6 GMで切りとる。このレンズの鋭い解像力と美しいぼけ味が、僕が見せたいと思い描いたままに表現してくれた。次々と分岐するレイルは、どこか人生と重なって見える。どのレイルが正解なのかは誰にも分からないけれど、自分の信じるレイルを進んでいこうと、この風景を撮りながら思った。

鉄道写真家 中井 精也 Seiya Nakai
1967年、東京生まれ。鉄道の車両だけにこだわらず、鉄道にかかわるすべてのものを被写体として独自の視点で鉄道を撮影し、「1日1鉄!」や「ゆる鉄」など新しい鉄道写真のジャンルを生み出した。2004年春から毎日1枚必ず鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」を継続中。広告、雑誌写真の撮影ほか、講演やテレビ出演など幅広く活動している。株式会社フォート ナカイ代表。著書・写真集に「デジタル一眼レフカメラと写真の教科書」「DREAM TRAIN」(インプレス・ジャパン)、「ゆる鉄」(クレオ)、「都電荒川線フォトさんぽ」(玄光社)などがある。甘党。