FILMMAKER 鈴木 佑介 氏 PROFILE
※画像はILME-FX3とFE 24mm F1.4 GM、
ECM-XM1の組み合わせです
(ECM-XM1は製品としての販売は行っておりません)
広がる、αの映像世界。
プロフェッショナル×FX3が創造する、
さまざまなコンテンツを公開
Cinema Line FX3で、始めよう。
Kai Yoshihara, AUXOUT, 中川典彌 with FX3
私がCinema Line FX3を選ぶ理由
AKIYA MOVIE with FX3
- *1S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定
- *2拡張時。動画撮影時:常用ISO80-102400(拡張ISO80-409600)
- *3QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます。S&Qモード時は、音声は記録できません
- *4アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものをご使用ください
- *5アクセサリー用ネジ穴はカメラ本体に5カ所、XLRハンドルユニットに3カ所に装備
- *6アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。焦点距離が200mm以上の場合はスタンダードに設定することをおすすめします。撮像フレームレートが120fps以上になる記録方式およびS&Qモードではアクティブモードは無効になります(S&Qモードで記録フレームレートが24p、30p、60pの場合はアクティブモードが使用できます)
- *7マイクは別売です。ボディ上面の内蔵ステレオマイクや、マイク入力端子からの音声入力も可能です。内蔵マイクを使用する場合は、XLRハンドル側のオーディオスイッチをOFFにする必要があります。またマイク入力端子にマイクが装着されている場合その入力が最優先されます
- *8対応する外部レコーダーが必要です
- *9CFexpress Type B メモリーカードは対応していません
- *10ソニー内部測定条件。USB PD対応のUSB給電時。XAVC S-I(All-Intra) 4K 60p 4:2:2 10bit記録、25℃(室温および録画開始時のカメラ温度)、自動電源オフ温度[高]設定、クーリングファン動作モード[自動]。条件によって撮影可能時間は変わります。1回の動画撮影の最大連続録画時間は約13時間です
コンパクトな筐体ながらFX3は放熱のための冷却ファンが搭載され、過酷な環境下、長時間での運用にも耐えられる設計になっています。また映像撮影のカメラに必需品のトップハンドルが標準で装備されていて手持ち撮影時やローアングル時のオペレーションがしやすくなっており、トップハンドルにはXLR入力端子が2系統、ステレオミニ端子が1系統搭載されており、プロフェッショナル用の録音機材を直接入力できるのが魅力です。
私的には「Cinema Line」という「αの映像軸」が交通整理されたことで、これからの映像制作機材ラインアップのさらなる進化にも期待しています。
ロケ先は、冬の北海道。札幌市内のクラフトビールの醸造所と夜の町並み、雪山を分け入った秘湯でのロケ撮影を3日間にわたって行った。素材の約7割は、アウトドアでのワンオペ撮影となった。私は普段から、機動力や軽量性を重視するため、ケージの使用やリグ組み、外付けモニターや外部バッテリーなどアクセサリー類の使用を極力避けている。限られた時間にできるだけ多くのカット数を撮影することを目指し、カメラ本体とレンズの最小限の機材構成のみで撮影に臨むことが多い。
またハンドルユニットには、XLRのマイク入力端子とコントロールボックスが付いており、Miシューを介してカメラ本体とケーブルレスで接続出来るため、音声周りのシンプルなケーブルマネジメントも魅力を感じた。グリップ側とカメラ上面に使用頻度の高い操作部材が集約され、撮影時も使い勝手が良かった。フルサイズセンサーを搭載した映像制作機器として圧倒的な小型・機動性を有しつつ、強力なAFとボディ内手ブレ補正、4K120fpsのS&Qモーション撮影や4:2:2 10bitの本体内収録、スタミナのあるバッテリーなど、理想的な機能が小さなボディに詰まっている。さらに、プロフェッショナル機ならではの長時間撮影可能な筐体や、冷却ファンが加わったことで、過酷なロケや長時間のインタビューもこれ1台でこなせると実感し、ドキュメンタリー撮影には申し分ない動画カメラになったと感じている。醸造所内での撮影は、FX9やFX6にも搭載されている「S-Cinetone」を使用した。僅かな露出調整のみで、ほぼ撮って出しで編集を行ったが、特に肌色の再現性には驚かされた。FX3は、α7シリーズの機動力を受け継ぎながら、Cinema Lineの信頼性とタフさを得た、プロフェッショナル機であると確信する。FX6のサブ機という立ち位置だけでなく、過酷な条件のロケや少人数のドキュメンタリー撮影では、FX3をメインに使いたいと感じるほど。これから映像制作に取り組む方にとっても、最初の1台にふさわしい存在となるだろう。
CREATORS VOICEクリエイターズボイス
シネマの映像世界をもっと自由に。
FX3で創造された映像の数々と、その想いを多くのクリエイターが紡ぎ、
新しい映像世界を切り開く。
※順不同