Beautiful TRAIN Journey
鉄道写真家 中井精也氏
× α7S II
中井氏が美しい鉄道風景を探して旅をする
デジタルカメラマガジンとのタイアップ企画。
本誌では見れない撮影裏話を毎月コラム形式で
お届けします!
中井氏が美しい鉄道風景を探して旅をする
デジタルカメラマガジンとのタイアップ企画。
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こんにちは。鉄道写真家の中井精也です。 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。 年末年始、皆さんは如何お過ごしでしたか?僕は久しぶりに ノンビリと家族だんらんで過ごしました。さて前回は、赤い疾風(秋田新幹線)を、最新モデルα99 IIで 狙いましたがご覧になっていただけましたか?疾風に相応しい 格好良い写真を撮ることが出来て、さすがα99 IIだと感心しきりの撮影旅行となりました.
さて今回の旅ですが、僕が被写体に選んだのは皆さんもニュースなどで知っている方多いのではないでしょうか?2017年5月1日に運行を開始する「TRAIN SUITE 四季島」です。超豪華寝台列車ですね。クルーズトレインとも呼ばれています。運転開始は5月なんですが、試運転をしているとの情報をキャッチした僕は、早速この話題の寝台列車を捉えるべく出かけてきました。
試運転情報を頼りに向かったのは、通称「ヒガハス」と呼ばれる鉄道ファンの間では有名な場所です。東北本線の東大宮駅と蓮田駅の中間に位置していることから「東」「蓮」(ヒガハス)と呼ぶ鉄道ファンも多いです。僕も様々な列車をこの場所で撮影してきました。さて狙う列車「四季島」ですが、本当に独特のフォルムをしています。ご存知の方も数多いかと思いますが、この車両のデザインをされたのは、あのフェラーリの元デザイナーとしても有名な奥山清行氏という御方です。鉄道車両のデザインも、これが初めてということではなくて前回、僕がそのデザインに惚れ込んで撮った赤い疾風『秋田新幹線「E6系」』も、なんと奥山氏の手によるものです。どうりで僕が「四季島」のフォルムに惹かれたわけです(笑)
前回、“α99 II”の進化した高精度AFで秋田新幹線に臨んだ僕は、 今回の「四季島」を、どのカメラで撮ろうか直前まで悩みました。 悩んだ結果チョイスしたのは“α7S II”でした。 理由は、このカメラが有する凄まじく広いハイダイナミックレンジの描写力です。車両の美しいフォルムを立体的に写すためにはきっとこのハイダイナミックレンジが効くだろうとの判断です。
さて、本誌でも7S IIのお陰で立体的に描写された美しい「四季島」のフォルムを是非ご覧いただきたいと思いますが、他にも興奮しながらいっぱい撮りましたので宜しければご覧ください。
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