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Beautiful TRAIN Journey
鉄道写真家
中井精也氏 × α6500

中井氏が美しい鉄道風景を探して旅をする
デジタルカメラマガジンとのタイアップ企画。
本誌では見れない撮影裏話を毎月コラム形式で
お届けします!

α Universe editorial team

「前回」

こんにちは。鉄道写真家の中井精也です。さて前回は、超豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」が試運転をしている情報を得て、その美しいフォルムをα7S IIで捉えましたがご覧になっていただけましたか?

「Beautiful TRAIN Journey 最終回」

昨年の夏からスタートした本企画。僕が全てセルフプロデュースで日本全国を旅しながら、αで撮影した美しい写真で広告を作成するというもの。因みに、この企画を考えついたのが僕自身でしたから、楽しくも、時には苦しい撮影旅行を毎月して参りました。そんな旅行も、いよいよ最終回を迎えることとなりました。毎月ご覧いただいた皆さま、本当に有難うございました。あらためて御礼申しあげます。

「最終回に選んだのは」

最終回ということで、悩みに悩んだ結果、今回僕が選んだのは上越新幹線です。狙うは雪が降っている中を疾走する姿です。天気予報と睨めっこしながら越後湯沢へと向かいました。そして撮影機材ですが、α6500とSEL70200GM、それに2倍のテレコンで臨むことにしました。このα6500というカメラですが、αのAPS-Cでは初の光学式5軸ボディ内手ブレ補正を搭載しており、基本的に手持ち撮影の僕には待望の機能といえます。さらには“4Dフォーカス”という凄い高性能なAFも搭載しているということで、425点の像面位相差センサーと169点のコントラストAFが画面いっぱいに配置されてるんです。凄いですよね。密度が高過ぎ・・・(笑) さて越後湯沢に着くと、狙い通り雪がしんしんと降っていました。徐々に降りは激しくなり“しんしん”という感じではなくなっていましたが。どんなシーンを捉えようか思案してたところ、除雪用のスプリンクーラーが僕の目にとまりました。そこで構内に設置されているスプリンクーラーを構図の中に上手く取り入れ、迫力のある上越新幹線の瞬間を狙うことにしました。その結果は本誌をご覧いただくこととして、他にも色々撮りましたので是非ご覧ください。

「CP+でお会いしましょう」

僕は世界中の鉄道シーンを撮影し、たとえ何度か訪ねたことがある場所だとしても、撮る度にまた新しい魅力を再発見しています。だから美しき鉄道風景を追い求める僕の旅に、終わりはありません。きっとこの先も“α”と出掛ける撮影旅行は続いていきます。こうして書いていると、なんだか「さよなら」しているみたいですね・・・いえいえ「さよなら」どころか、もうすぐ皆さんに直接お会いして、ここでは書き切れなかった、あんなことやこんなことを、たくさんお話させていただく予定です。 毎年、横浜で開催されているCP+というカメラの大きな展示会があるのですが、その会場のソニーブースで、僕の撮影旅行を皆さんに存分にお話させていただきますので、ぜひ遊びにお越しください。では、またすぐに今度はCP+ソニーブースでお会いしましょう(笑)

α6500 SEL70200GM F 5.6 SS 1/640 ISO 400
α6500 SEL70200GM F 5.6 SS 1/640 ISO 400
α6500 SEL70200GM F 6.3 SS 1/1000 ISO 400
α6500 SEL70200GM F 5.6 SS 1/500 ISO 400

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