FE 400mm F2.8 GM OSS Debut
革新的な技術による高速・高精度AFと妥協の無い高解像を世界最軽量*1ボディに凝縮した大口径超望遠レンズ
高速・高精度AFと優れた解像性能が世界最軽量*1ボディで実現
ソニーの最先端技術を余すことなく投入し、圧倒的スピード性能に加え、 G Masterならではの優れた解像性能と自然で美しいぼけ描写、高い操作性と信頼性のすべてを世界最軽量*1ボディに凝縮した大口径超望遠レンズです。 飛躍的進化を続けるカメラのスピード性能を最大限に発揮させるため、プロフェッショナルが求める高いレベルで被写体を捉えて離さないAF追随性を実現しました。さらに、新規光学設計により極めて高い描写性能を有しつつも、約2,895gという世界最軽量*1を達成。操作性も配慮し、小型軽量なEマウントカメラボディとの組み合わせた際の、最適な重心バランスを追求。一脚撮影時と手持ち撮影時のどちらでも俊敏かつ正確にパンニングできます。 特にフルサイズミラーレス一眼カメラ「α9」と組み合わせにより、スポーツや報道、野生動物の撮影など、躍動的かつ決定的な瞬間を高画質に収めることを求めるプロフェッショナルのニーズに応えます。 *1 35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の焦点距離400mm F2.8交換レンズとして。2018年6月広報発表時点。ソニー調べ
ボディのスピード性能を最大限に引き出す高速・高精度AF
【新開発 XD (extreme dynamic)リニアモーターによる高速・高精度かつ静粛・低振動なAF駆動】 飛躍的進化を遂げ続けるカメラボディのスピード性能の将来を見据え、従来よりも推力効率を高めたXD (extreme dynamic)リニアモーターを新開発。リニアモーターの構成部品やレイアウトなどの構造を刷新し、大幅な高推力を実現しています。FE 400 mm F2.8 GM OSSは、このXD(extreme dynamic)リニアモーターを2つ搭載することで、従来比最大約5倍*2の動体追随性能を実現。カメラボディのスピード性能を最大限に発揮し、動きの激しいスポーツや俊敏な野生動物などの動きの一瞬の変化でさえも逃さずに捉え続けます。さらに新開発のXDリニアモーターのために、新制御アルゴリズムも同時に開発。この組み合わせにより、制御信号に対する応答性を高め、大口径フォーカスレンズ群を駆動させる際に発生しやすい駆動遅延や微振動を最小限に抑え、静粛かつ低振動なAF駆動も同時に実現しています。 *2 α9装着時。SAL300F28G2(LA-EA3経由)比。ソニー測定条件。
「G Master」ならではの高解像と美しいぼけ味の両立
【「G Master」ならではの極めて高い解像性能】 G Masterとして妥協のない光学設計。周辺部まで極めて高いコントラストを保つように設計しています。蛍石レンズ3枚をはじめとするエレメントを効果的に配置することで、大口径望遠レンズで発生しがちな軸上色収差や画面周辺の解像低下につながる倍率色収差を徹底的に補正。色にじみを抑え被写体のディテールまで精緻に描写します。
【「G Master」ならではの自然で美しいぼけ味】 球面収差を良好に補正する新光学設計と製造工程で球面収差調整を1本1本行うことで、ぼけの質を高めています。さらに新設計の11枚羽根円形絞りを採用し、美しい円形ぼけも実現。400mm F2.8の浅い被写界深度を生かし、G Masterならではのとろけるようなぼけ味を実現しています。
【1.4x/2.0xテレコンバーターに対応し、装着時も高い描写性能とAF性能を実現】 高性能テレコンバーター(別売り、1.4x/2.0x)に対応*3し、最大800mm(APS-Cカメラでは最大1200mm相当)の望遠域を開放F5.6で撮影可能。テレコンバーター装着時も高速・高精度なAF性能を発揮し、G Masterならではの高い描写性能を最大限に引き出します。 *3 開放絞り値はそれぞれF4/F5.6となります。
【抜けの良いクリアな描写を実現する高い耐逆光性能】 ソニー独自のナノARコーティングの採用に加え、鏡筒内面に効果的に植毛を施すなど鏡筒内面の反射率を大幅に低減し、フレア・ゴーストを抑えた抜けの良いクリアな描写を実現します。
世界最軽量設計による高い機動力と操作性
【世界最軽量2,895gによる高い機動性と一脚でも手持ちでもパンニングし易い重量バランス】 大幅な軽量化と優れた描写性能を同時に高い次元で実現すべく、蛍石レンズ3枚をはじめとするエレメントを効果的に配置し重量化につながる鏡筒前方のレンズ配置を少なく抑えた新規の光学設計を採用しました。鏡筒にも軽量かつ堅牢性の高いマグネシウム合金製の部品を採用することで、世界最軽量2,895gの高い機動性を実現しています。撮影フィールドでの持ち運び時や手持ち撮影時の重量負荷を大きく軽減します。 さらにフロントヘビーとならない最適な重量バランスを追求することで、回転運動に対する抵抗の大きさを表す慣性モーメントを500mm F4 G SSMに対して最大約50%低減*4しました。一脚撮影時、手持ち撮影時のいずれにおいても俊敏かつ正確にパン二ングできます。 *4 α9+縦位置グリップVG-C3EM装着時。SAL500F40G+α99 II比。ソニー測定条件。
過酷な環境での使用にも耐える耐久性・堅牢性
【過酷な環境にも耐える防塵防滴に配慮*5した設計】 鏡筒外装や三脚座だけでなく鏡筒内部にも惜しむことなく剛性の高いマグネシウム合金を採用し、過酷な環境下での使用にも耐えられる高い堅牢性と軽量化を同時に実現しています。プロフェッショナルユースに応える信頼性を実現するために、マウント固定用のねじ本数を従来より増やすなど、マウント部の剛性と耐久性を高めています。
防塵・防滴に配慮した構造を採用し、屋外での過酷な撮影環境での使用にも十分耐えられる信頼性を確保し、レンズ最前面のフッ素コーティングがレンズ表面に汚れが付着するのを防止します。また汚れが付着した場合でも撥水・撥油効果が高いため簡単に拭き取ることができます。レンズフードは軽量で堅牢性に優れたカーボンファイバー製、内側に植毛を施すことで高い遮光効果も実現しています。 *5 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ホコリや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
プロフェッショナルの撮影を強力にサポートする機能
【フルタイムDMF】 フルタイムDMFスイッチをONに設定すると、AF-Cモードで撮影中であってもフォーカスリングを回転させるだけで瞬時にマニュアルフォーカス操作が可能です。AFで撮影中に別の被写体にピントが引かれてしまったときなどでも、フォーカスリングを回転させることでピント位置を被写体近辺に素早く戻すことができ便利です。また、予めボディ側の設定で“シャッター半押しAF(静止画)”を切にし、レリーズボタン以外でオートフォーカスを行うように設定しておくと、オートフォーカス後にさらにマニュアルフォーカスでピントを追い込んでからレリーズを切ることができます。さらに、フォーカスレンジリミットを設定中に、制限範囲を超えてピント位置を移動できます。また、オートフォーカスでの撮影中のフォーカスリング誤操作によるトラブルを避けたい場合などは、フルタイムDMFスイッチをオフに設定することでフォーカスリングを無効化することも可能です。
【光学式手ブレ補正機構内蔵 -MODE3を初搭載-】 光学式手ブレ補正機構を内蔵。手持ちでも被写体をシャープにとらえます。また、流し撮りに対応したMODE2に加え、動体撮影時のフレーミングの安定を重視し手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3*6を新搭載。スポーツなど動きが不規則で激しい被写体撮影時も従来の手ブレ補正モードよりも被写体を追いやすくなります。さらにボディ内蔵手ブレ補正機構搭載のαボディに装着した場合は、αボディの5軸方向のブレ補正がさらに加わり撮影を強力にサポートします。 *6α9装着時にMODE3をお使いたただくにはα9の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります。その他のカメラボディとの機能互換性の詳細はサポートページをご覧ください。
【リニア・レスポンスMF】 フォーカスリングにはマニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応するリニア・レスポンスMFを採用。リング回転角度にリニアなフォーカス移動ができ、撮影者の意図をダイレクトに反映した、精緻なピント合わせが可能です。
【カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを4箇所に搭載】 フォーカスホールドボタンをレンズ鏡胴部に4箇所配置。あらゆるホールディングスタイルでも瞬時にフォーカスホールドが可能です。さらにボディ側メニューでのカスタマイズにより、瞳AFなどお好みの機能を割り当てることができます。
【ファンクションリングを初搭載】 プリセットフォーカス・ファンクションの2つの機能を切り替えて操作可能なファンクションリングを初搭載。モード切り替えスイッチによって使用する機能をプリセットフォーカス・ファンクションから選択できます。
■プリセットフォーカス:予めSETボタンで任意のピント位置をレンズに記憶させておき、モード切替スイッチをPRESETに設定しておくと、ファンクションリングをどちらかに回すことでピント位置を記憶させた位置に瞬時に移動できます。
■ファンクション:カメラボディ側メニューからアサインする機能を選択できます。 【パワーフォーカス】・・・モード切替スイッチをFUNCTIONに設定している状態でファンクションリングを回すことで、一定の速度でスムーズにピント送りできます。動画撮影時のピント送りに便利です。 【APS-C/フルサイズ切り替え*7】・・・モード切替スイッチをFUNCTIONに設定している状態でファンクションリングを回すことで、瞬時にAPS-C画角とフルサイズ画角を切り替え可能です。 *7 α9装着時にAPS-C/フルサイズ切り替えを本レンズのファンクションにアサインするには、α9の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります。その他の機能互換性や、その他のカメラボディとの機能互換性の詳細はサポートページをご覧ください。
【差し込みタイプのフィルターを装着可能なスロットを装備*8】 NDフィルターなど市販のφ40.5mmのフィルターや、別売りの差し込みタイプの円偏光フィルター(VF-DCPL1)を装着可能なスロットを装備。円偏光フィルター(VF-DCPL1)はレンズに装着した状態でもフィルターを回転できます。 *8 あらかじめノーマルフィルターが標準装備されています。フィルターはレンズ光学系の構成要素の一部ですので、撮影時にはノーマルフィルターまたは円偏光フィルターのいずれか1枚を必ず取り付けてください。またプリセットフォーカスを使用する場合は、ピント位置を記憶させる前にフィルターを装着してください。
【高耐久かつ高い操作性の三脚座を採用】 三脚座にベアリングを用いることで高い耐久性とスムーズな回転を実現。さらに使用状況やお好みに合わせて、三脚座リングの90度ごとのクリックストップをON/OFFできる三脚座リングクリック切り替えスイッチも搭載しています。クリックストップをONにセットすることで、よりダイレクトな縦位置横位置を切り替えできます。また、OFFにセットすると、回転時の抵抗の少ない、よりスムーズな切り替えが可能です。
【フォーカスレンジリミッター搭載】 あらかじめ合焦する範囲を限定し、迅速なフォーカシングを可能にするフォーカスレンジ切り替えスイッチを搭載。FULL/7m-2.7m/∞-7mの3つから範囲を選択できます。
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