ソニー「α」の軌跡 第3回
写真家・福田健太郎氏が思う
自分の世界観を自由に開放してくれるカメラ
α7R IIIが備え持つ風格
写真家・福田健太郎氏が思う
自分の世界観を自由に開放してくれるカメラ
α7R IIIが備え持つ風格
その場にある空気感を大事にしなければならないのが風景写真。風景写真を撮るうえで大事な要素をしっかりと表現できるのはα7R IIIの魅力だと福田健太郎氏は語った。
福田健太郎/ふくだ・けんたろう 1973年、埼玉県川口市生まれ。幼少期から自然にひかれ、18歳から写真家を志す。日本写真芸術専門学校卒業後、写真家・竹内敏信氏のアシスタントを経てフリーランスの写真家として活動を開始。写真展、著書多数。また、カメラ誌、総合誌、企業カレンダーなどに作品を発表し続けている。
あらゆる角度から風景写真を撮り続けている写真家・福田健太郎氏。その福田氏が自分の世界観を表現する「道具」として絶賛するα7R IIIの魅力とはどんなところになるのか。 「α7R IIIの最大の魅力はフルサイズセンサーが描き出す立体感のある非常に高精細な写真が撮れることです。α7R IIと同じ裏面照射型CMOSセンサーを使用していますが、それをさらにブラッシュアップしたかのような非常に安定した色合いの写真が撮れるカメラですね。高画素化したことで細かいブレを拾ってしまいがちと思う人もいるかもしれませんが、強力な5軸ボディ内手ブレ補正機構でそれも気にならないほどブレの少ない写真を撮ることができます。センサーの素性の良さを十二分に生かすことのできるボディ内手ブレ補正があることで、やや暗い森林内や夜景も積極的に撮ろうという気にさせてくれますね。高感度耐性も非常によく、ISO6400でもノイズが少ない写真が撮れます」
そう話してくれた福田氏。そんな福田氏がミラーレス一眼を風景写真で使用するメリットをどう捉えているか。 「今のαシリーズであれば不安はありません。α7R IIIはEVFの性能もグレードアップされたことで、より見やすくなりました。三脚使用時のハイマウントおよびローマウントでもチルト式背面液晶のおかげで無理なく撮影できます。ミラーレスであることでミラーショックもありませんから、高精細な写真を撮ることに向いていると思うんです。さらにボディが小型で軽量であることもいいですね。荷物を最小限にしたいケースが多い私にとっては少しでも軽くて小さいことは重要です。フルサイズでありながらもあのボディの小ささは驚異的です。風景写真を撮る私にとってはまさにベストチョイスなカメラのひとつです」
福田氏が大事にしていることは「空気感」をいかに表現するかということだという。 「その場の空気感をしっかりと持ち帰りたいという思いでいつも撮影している私にとっては、α7R IIIはとても頼りになるカメラなのです。また装着できるレンズ群が豊富にあることも魅力で、ソニーにはZEISSブランドとGマスターブランドというとても光学性能に優れたレンズ群がそろっています。このレンズ群を駆使することで、最高の画質を得ることができ、より自分らしい写真を表現することが可能です。『自分自身を自由にしてくれる』そんな気分にさせてくれるシステムですね」
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