女性から圧倒的に支持される「エアリーカラー」。自分自身の独創的な世界観を表現してくれるカメラがα7R IIIだという。その場の「空気感」をも写し出せると思わせてくれるその魅力とは。
山本まりこ/写真家 理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持ってひとり旅に出発し、そのまま写真家に転身。風通しがいいという意味を持つ「airy(エアリー)」をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。雑誌・広告撮影、旅エッセイ執筆、講演、フォトセミナー講師、テレビ出演など活動は多岐。著書は『エアリーフォトの撮り方レシピ』など多数。2017年10月、初の写真集『熊野古道を歩いています。』を出版。
「エアリーカラー」という女性らしい透明感のある写真を撮り続ける写真家の山本まりこ氏。その独創的な作品づくりに欠かせないのが、ソニーのα7R IIIだという。 「私にとって、α7R IIIは自分のイメージを確実に表現するために欠かせません。自分の内に秘めた感性を具現化してくれ、私が実際に見えている世界を忠実に再現してくれる。カメラシステムとして高いレベルにあるからこそだと思います」
実際にα7R IIIのどのような部分に惚れ込んでいるのか。 「普段からDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA とPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAを愛用しています。どちらのレンズも自分の見たものにとても近いイメージで撮れることと、その解像感の高さが気に入っています。ふんわりした雰囲気を残したいので開放F値で使用することが多いのですが、ピント面はしっかりと芯のある描写をします。あまくなりすぎないからこそ『自分が主張したい部分』を見た人に理解してもらいやすい。写真家にとってそれはとても重要なことです。
また、逆光時に撮影しても嫌なフレアやゴーストが出にくく、イメージしたやさしい光に包まれた写真が撮れます。α7R IIIは約4240万画素という超高画素なセンサーを採用しています。だからこそ、そのレンズの良しあしも写り込んでしまう。Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAとPlanarT* FE 50mm F1.4 ZAなら『レンズが負けてしまう』ことはありませんね」
そう話してくれた山本氏。今回掲載の熊野古道での撮影時には、そのカメラシステムとしての完成度の高さを感じるという。 「熊野古道に行くときには手持ちが圧倒的に多いですね。そんなときにとても重宝するのが5.5段分の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構です。森の中は日中でも光を遮るものが多いので暗い場合が多いです。そういうときに強力な手ブレ補正があることでシャープな写真が手持ちでも撮れます。もっと暗いシーンで撮りたいときでも、ISOを1600まで上げて撮影すればだいたいのシーンで撮影が可能になります。センサーが裏面照射型になったことで、高感度時のノイズは劇的に減りました。こういう完成度の高さが、カメラとレンズが相互にいいところを伸ばしあっている感じがして信頼度が増しますね」 写真家としての表現の幅を確実に広げてくれるαシリーズ。システムとしての安定感の高さが写真家のさらなる「一歩」を支えてくれている。そういうカメラを「相棒」に選ぶ心強さを味わってほしい。
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