人気インスタグラマーが行く
アイスランド撮影旅行記 Part.1
〜RX100 VI 1台で旅の記録を美しく残す〜
インスタグラムのフォロワーは全員が12万人以上。それぞれ独自の撮影スタイルで、魅力あふれる写真を撮り続けている4人の人気インスタグラマー/フォトグラファーがアイスランドへ旅立った。旅の発起人はフォトグラファーのwacameraさん。そして彼女と交流があるhalnoさん、6151さん、t.1972さんが旅に同行することに。さらに撮影旅行ではカメラ選びも重要だ。大自然があふれるアイスランドをより美しく撮るなら――。そんな思いで彼らが選んだのはソニーのカメラだった。ここではアンスランドへ向かった経緯をはじめ、「RX100 VI」で撮影した作品を見せてもらいながらカメラの魅力、活躍したシーンについて語ってもらった。
wacamera
2009年に大手広告会社を退社しフォトグラファーに。ブライダル、マタニティ、キッズ、ファミリー撮影のほか、商品撮りも行う。2010年、趣味で始めたインスタグラムを通じて加工写真や撮ったままの無加工写真をphotographに掲載。2011年にhalno氏と出会い、浮遊写真なども撮り始める。現在はインスタグラマーとしても活躍し、さまざまな企業とコラボレーションするなど活動の幅を広げている。
Instagram:@wacamera
halno
“日本のハリーポッター”としてインスタグラムにホウキにまたがった空中浮遊写真をアップし続けているユニークなフォトグラファー。日本はもちろん世界各地でも空中浮遊写真を撮影し、人気インスタグラマーとしても活躍中。
Instagram:@halno
6151(ゴイチ)
インスタグラムでの活動をきっかけにフリーランスの写真家に転身。ファッション、コスメ、食、空間など国内外の様々な企業とタイアップ撮影を行う傍ら、写真講座への登壇など東京を拠点にトラベルフォトグラファーとして海外や国内で旅に纏わる執筆なども手がける。
情報誌『Hanako(マガジンハウス)』やJTBパブリッシングのおでかけメディア『るるぶ&more.』にて連載をもつ。
Instagram:@6151
全行程2800km。最果ての地への旅は絶景と
驚きの連続だった
wacameraさんの夢のひとつだったアイスランドへの撮影旅行。40歳を迎える前にその夢を叶えようとアイスランド行きを決意し、旅の仲間を集めることに。最初に声をかけたのは、以前から交流のあるhalnoさん。その後、ゴイチさんや、まだ一度しか会ったことがなかった高橋伸哉さんにも勇気を出して声をかけ、全員が快諾した。一緒に撮影旅行に行ったら楽しいだろうと思うメンバーを選抜したわけだ。 しかし、アイスランドといえば最北の果て。旅行するにはそれなりの費用と時間がかかる。それでも4人のメンバーを揃えることができたのは、全員が未踏の地であったアイスランドへの撮影旅に憧れを抱いていたからだろう。
wacameraさん(以下わかめ、敬称略):みんなアイスランドに行くのは初めてということで、8泊10日の日程を組み、アイスランドを一周することにしました。通常のリングロードの旅ではなく西のフィヨルドまで行ったので、走行距離がすごく長くなってしまって。結局、レンタカーで2800kmも走りましたからね。
ゴイチさん(以下敬称略):本当にすごかったです! 独特な空気感と絶景にびっくりしました。旅に出る前にいろいろな情報を収集しましたが、そんなものは全部覆るぐらいの衝撃でした。瞬きするのがもったいないくらい、すべてが美しくて。こんなところが地球にあったのか、という感じでしたね。
RX100ならではの高い解像感と機動力が冴え渡る
湖に崩れ落ちる氷河、巨大な滝、地球の鼓動を感じる間欠泉や硫黄の大地、40年以上前の姿をそのまま残す飛行機の残骸。目にしたものすべてに圧倒されたという4人。観光名所となっている大自然からガイドブックに掲載されていない名もなき場所まで、数え切れないほど多くのスポットを巡った。
とにかくみんなカメラを手放すことなく撮り続けていたというが、「RX100 VI」の出番はどのタイミングだったのだろうか。
メインで使用していたゴイチさん中心に、その魅力を語ってもらった。
ゴイチ:「RX100 VI」は旅の最初から最後まで出ずっぱりでしたよ。スナップというかドキュメンタリーをイメージしていろいろなシーンで撮っていましたから。やっぱりサッと出してすぐに撮れるのが魅力ですね。レストランや機内など、静かに素早く撮りたい時もとても便利でした。 わかめ:αも持って行ったけど、ブルーラグーンでは完全に「RX100 VI」だけで撮っていましたね。温泉なのでお湯に浸かりながら、カメラを持ち上げて、みたいな形で撮ることもできたし。機動性の高さは最大の魅力ですよ。
高橋伸哉さん(以下伸哉、敬称略):別のシーンだけど、足場の悪い湿地帯での撮影。天候になかなか恵まれず、「夕陽だ!」って思わず車から飛び出して。できあがった写真を見ると、画質がめっちゃきれいだよね。山肌の部分とかも黒つぶれせずに質感までちゃんと表現できているし。コンパクトでこれだけ撮れるなら、一眼カメラが使えないような制限された場所でも「いい写真が撮れない」と諦めることがなくなる。
halnoさん(以下敬称略):水面もキラキラしてきれいだよね。こんなに小さいカメラなのに、すごい表現力。このカメラ1台で作品が撮れてしまう、そんな印象。
カメラ任せでも安心。素早い動きにも対応する優秀なAF
いつ、どこで、何をしたのかがひと目でわかる大量のスナップ。時間軸に沿って並べられた画像を見ているだけで、旅の思い出が蘇りそうだ。もちろんスナップでも撮る時は最高の瞬間を狙っている。αでは時間をかけて撮ることが多いというゴイチさんも、「RX100 VI」ではスピード重視だ。 ゴイチ:私は通常、フォーカスも設定もマニュアル派ですが、「RX100 VI」ではAFを活用しました。下の写真は公園のトランポリンで遊んでいた子どもたちを撮影したもの。すごい速さでクルクルまわっていましたがしっかりフォーカスが合って、髪の動きまできれいに撮れていてびっくりしました。さらに絞りやシャッタースピードを変えられて、スマホではできない写真表現ができる。こんな写真がササッと撮れてしまうのだから、撮影が楽しくなりますよね。
伸哉:広角からズームまでレンズ交換なしで撮れるのもいいよね。ズームしても感動するくらいきれいに撮れるし。 halno:ゴイちゃんが撮ったスコゥガフォスの写真もすごかったよね。広角で周囲の風景まで入れ込んだ滝を撮って、さらにズームアップして展望台を撮って。あのちっちゃい展望台にいる人まで写っているのには驚いた。
わかめ: 「RX100 V」のレンズは24-70mmだけど、「RX100 VI」では24-200mmだからね。この小ささでこれだけ遠くのものをきれいに写せるようになったことは大きな進化だと思うな。
2〜5秒の短い動画をつなぎ合わせて旅の記録に
「RX100 VI」で撮影したのは写真だけではない。そのスピード感と映像の美しさから動画も量産。時には手持ちで、時にはシューティンググリップに取り付けて。フットワークの軽さを生かし、アイスランドの大自然と旅時間を切り取っていく。 ゴイチ:2秒から5秒くらいの短い動画をたくさん撮りました。車を降りてからは写真を撮ることに集中してしまうので、動画は車窓から撮ったものが多いかな。ゆくゆくは撮影した短い動画を編集して1本のムービーに仕上げたいと思って。ストーリー性をもたせた映像ではなく旅の記録動画みたいな感じで。 わかめ:車に乗って移動している時も、本当に瞬きができないくらい絶景が続いていたからね。 その動画作品、出来上がるのが楽しみ! halno:アイスランドなんてもう二度と行けないかもしれないから、出来上がったら僕にもちょうだい! 伸哉:みんなが撮影しているシーンを動画で撮ったりもしていたよね。僕を含めてみんな撮影に夢中で、動画で撮られていたことすら気付かなかった!
わかめ:色々な瞬間を撮っていたなんて、さすがゴイちゃん! ゴイチ:改めて「RX100 VI」で撮影した作品を見返してみると本当に高画質ですよね。風景のようなクオリティが求められる被写体でも、広角から望遠まで求められるシーンでも、この「RX100 VI」1台でその瞬間を残すことができるし。手軽にスナップも撮れて、風景も撮れるカメラはありそうでないので、そう考えるとすごいな、と思う。
アイスランドでは写欲がマックスで、あらゆる風景に魅せられたという4人。1.0型イメージセンサー搭載のレンズ一体型デジタルスチルカメラの「RX100 VI」に対してフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 II」、「α7 III」では、いったいどのような作品が生み出されたのか――。 迫力ある大自然をそれぞれの感性で描いた人気インスタグラマーの作品は、次回「α編」へ続きます。 最後に、今回のアイスランド撮影旅行でゴイチさんが「RX100 VI」で撮影した作品をまとめてご覧ください。
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