日本カメラ2019年2月号掲載誌面を再構成
画像処理エンジン、イメージセンサー、ソフトウェアアルゴリズム、レンズ設計の自社開発を徹底してきたソニーが打ち出す表現に革新をもたらす5つの基準「高画質、スピード、機動性、スタミナ、専用設計レンズ」が作品にもたらすものは大きい。「エアリー」をコンセプトに活躍する写真家 山本まりこさんが鳥取への旅のお供にαを選んだ。αが作り出す「エアリーフォト」の世界について話を聞いた。
「作品を撮るときはいつも、ファインダーやモニターを確認しながらカメラを操作し、色やコントラスト、シャープネス、DROなどを細かく追い込んでいます。α7R IIIならどのカメラよりも私の世界観に合う画作りができますし、ファインダー、モニターで作り込んだ雰囲気をそのまま写真として見せることができます」
最新のα7シリーズはコンパクトなボディはそのままに、撮像センサーと画像処理エンジンの連携が、これまで以上に最高のパフォーマンスが発揮されるように進化している。より精細となった解像感や、驚くほど豊かになった階調性といった、αが備える独自の撮影能力が、山本さんの心に描かれたシーンをダイレクトに写真にしているわけである。また山本さんは、ファインダーやモニターで、画像を再生、微調整を繰り返しながら、撮影現場で作品を仕上げるのが基本スタイルだが、1日中撮影していても途中でバッテリー交換をしたことがほとんどないという。ハイスペックながら省電力に優れることもαの特長といえる。
「レンズも気に入っていて、特に最近よく使っているのがFE 16-35mm F2.8 GMとFE 24-105mm F4 G OSSの2本です。写りも大好きですし、α7R IIIと一緒に使って女性の私でも疲れず撮れる軽さが本当にいい! 旅に、仕事に、今ではもうなくてはならない相方となってくれました」
インタビュー=曽根原 昇
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