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『月刊 九州王国』連載企画
「Behind the picture」写真展 2019冬
ギャラリートークショー レポート

〜6人の写真家がソニーのカメラで描く九州の景色〜

α Universe editorial team

九州の総合情報誌『月刊 九州王国』の企画「Behind the picture」では、2017年から九州を代表する写真家と協力して、αで撮り下ろした九州各地の風景写真を連載してきました。
2019年11月、ソニーストア福岡天神で本企画の写真展を開催。11月30日(土)には6人の写真家が登壇し、作品を見ながら撮影背景やテクニックを語るギャラリートークショーを実施。立ち見が出るほど盛り上がった当日の様子をダイジェスト版でお届けします。

α7R IVになってEVFの視認性がアップ
美しく見える角度が見つけやすくなった

今回のトークショーは、自身も登壇する風景写真家の清家道子さんが司会を担当。登壇の順番をじゃんけんで決めるなど、会場の笑いを誘いながら和やかにトークショーは始まりました。

トップバッターは、清家さんと同じ写真家に師事していたという“元クラスメイト”の大西展子さん。清家さんは「同じ先生に習っていたから写真のテイストが似ている」と感じているそうですが、作風だけでなく「雰囲気も似てると言われて、姉妹によく間違われるんです(笑)」というエピソードを交えて大西さんを紹介。そして、一番見せたい作品として大西さんが選んだ「りんご岩の夕景」から作品解説に入りました。

大西 展子(おおにし のぶこ) 長崎県生まれ、福岡県在住。
県展、二科、隔月刊『風景写真』誌、JAPAN PHOTOフォトコンテスト、秋山庄太郎「花」写真コンテスト、富士フイルムフォトコンテストなど入選、受賞歴多数。隔月刊『風景写真』誌、2018 年1-2月号の表紙を飾る。

α7 III,FE 24-105mm F4 G OSS 28mm,F16,1.6秒,ISO100

大西:通称「りんご岩」と呼ばれている長崎市内にある海岸の撮影スポットです。おもしろい形の岩ですよね。SNSで有名な場所ですが、私は最近知って、ここ数カ月で何度も通いました。これは、引き潮のときに夕陽が美しく見える瞬間を狙って撮った一枚です。逆光の中にいると、被写体が見えづらいこともあるのですが、αのEVFは見やすくてきれいです。
最新のα7R IVではさらに解像度が上がっているので、もっと見やすいです。 清家:「りんご岩」は不安定で、崩れてしまいそうな形ですね。 大西:角度によって印象が違うのですが、真ん中が一番細く見える角度を探して撮りました。インターネットにも「台風が来たら崩れてしまうのでは」と書かれていたので、慌てて撮りに行ったほどです。他にも、「FE 16-35mm F2.8 GM」を使って光条を入れたパターンも押さえました。 清家:光条を上手に入れるコツはありますか? 大西:太陽がちょっと隠れるぐらいの場所を見つけることです。自分で動きながら探すのですが、ここでもEVFの視認性が良いとよりきれいな角度を見つけやすくなります。 清家:ありがとうございます。続いての作品は、一緒に撮影に行ったときのものです。

α7R III,FE 24-105mm F4 G OSS 65mm,F18,1/100秒,ISO100

大西:はい、宮崎県の高千穂です。国見ヶ丘からの雲海を狙って行ったのですが、あまり出ませんでしたね。 清家:でしたね。でも、私は全然撮れていないのに、大西さんは撮れていてさすがだなと思いました。このときは太陽が昇り始めてちょうど終わりかけでしたよね。左下の辺りにも靄(もや)が立ち始めて。私がもう諦めて帰る準備をしているときに、大西さんは一生懸命撮っていました。最後まで粘って撮ることの大切さを実感した一枚です。 大西さんは「色がとてもきれいで、特に繊細な色のトーンが出てくれるのがいい」と、αが気に入っている理由を明かし、他にも屋久島の帰りに飛行機の中から撮影した鹿児島の海や、大胆な構図で切り取った屋久島のガジュマルなどを紹介しました。

前景から遠景まで、きっちり解像
ミラーレス専用設計レンズとの相性を実感

続いては「6人の中でαユーザー歴が一番長い」という白水さんが登壇。清家さんは「αのことでわからないことがあったら、プロ・サポートに聞いてもいいのですが、まずは白水さんに電話をして教えてもらっています」と、αを知り尽くした白水さんを頼りにしているそう。そして、紹介する作品の選定を清家さんにお願いしており、お互いの信頼の高さを物語るワンシーンがありました。

白水 清光(しろうず きよみつ) 1953年福岡県春日市生まれ。写真家。デジタルフォトレタッチャー。ソニーαアカデミー講師。富士フイルムフォトサロン福岡や、ソニーストア福岡天神で個展などを開く。「JAZZピアニスト 山下洋輔」展を開催した。

α7R IV,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 190mm,F9,1/3200秒,ISO100

白水:これは長崎県の西海橋です。10月の終わりに「九州二科展」があったので、せっかく行くのなら、と朝5時半に行って撮影してきました。最初は別の場所で撮っていたのですが、やって来た釣り人と会話をしていたら「12月になるとカメラマンが10人ぐらい来て撮っている場所がある」と、教えてもらった撮影スポットです。漁村の車が一台やっと通れるぐらいの本当に狭いところでしたね。
清家:この作品の好きなところは、バスが朝日をのせて走っているような物語を感じるところです。このときは連写されたのですか?
白水:何枚かしました。本当は、太陽の中にバスが入っているタイミングを狙っていたのですが、ちょうどバスが来なくて(笑)。でも、結果的にはこちらでよかったなって思っています。
清家:今回は「水」が絡んだ作品が多いですね。なかでもお気に入りはありますか?

α9 II,FE 70-200mm F2.8 GM OSS 200mm,F11,15秒,ISO100

白水:福岡県の志賀島の作品です。いつも鵜が止まる岩があるので撮りに行きました。撮っているときに、ふと右に視線を移したら、街が少し明るくなってきている中に光がたくさん残っていて、珍しいシーンだなと思って撮り進めました。レンズは「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」です。シャッタースピードを15秒に設定して、手前に寄せる波を流して撮りました。
清家:自然の風景と街の夜景が一体になっていて、少し不思議な感じがする作品ですよね。
白水:そうですね。街まで距離がかなり離れているですが、きっちり解像しています。
清家:絞りがF11で、手前の岩にも、遠景の街並みにもピントが合っていますね。街の明かりもすべてきれいな光条になって写り込んでいます。

白水さんは秋からα7R IVを導入し、「ファインダーが見やすくなった」ことを実感。「最初は、6100万画素は自分にとって大きすぎるかなと思っていました。ところが家に帰ってパソコンに取り込んで拡大していくと、描写力を保ったままここまで細かいところが写るのかと衝撃を受けました。これは液晶モニターを見ているだけでは気づきません」と、高い解像感の印象を語りました。

ふと現れた入道雲も手持ちで撮影
マイナスに露出補正して立体感を表現

「風景だけではなく、スナップも物撮りもされる大ベテラン。『月刊 九州王国』の表紙と特集ページの撮影を12年間担当されています」と紹介され、登壇したのは三笘正勝さん。連載企画「Behind the picture」の発案人のひとりです。「最初は1年間の予定でしたが、好評だったため、3年目を迎えました」と、目を細めて嬉しそうに挨拶しました。

三笘 正勝(みとま まさかつ) 二科会写真部会員。2014年「全国祭りポスター展」グランプリ(博多祇園山笠)。雑誌『月刊 九州王国』『家庭画報』など取材撮影多数。写真審査 佐賀県展、日向市美展、柳川市美展など多数。写真教室、撮影指導、福岡市、春日市などで多数。

三笘:佐賀県の北山ダムは9月から2月までは水が退いて、底から石や切り株が出てくるので、それを撮りに行きました。夜間に行って、石と空を主に撮っています。ヘッドランプで被写体を照らさないと、ただの真っ黒なシルエットになってしまうぐらいの暗さです。 清家:この場所、去年一緒に行きましたね! 宇宙の卵みたいな石がありましたよね。

α7 III,14mm,F5,30秒,ISO5000

三笘:そうですね。こちらは、その石の反対側にある古い切り株です。中央にある切り株が画になるので、恐竜に見立てて、かなりの枚数を撮影しています。雪の日、霜の日、朝から晩まで何度も通っているのですよ。 清家:たしかに恐竜に見えますね。次の作品ですが、私が気に入っている1枚を選んでもいいですか。

α7 III,121mm,F16,1/500秒,ISO200

三笘:久留米方面に車を走らせていたら、左側の朝倉方面に入道雲が立っていたので、田んぼのあぜ道に車を停めて10分ぐらい撮影したときの一枚です。鳥が飛んでくるのが見えたので、画面に入るようにフレーミングしました。よく見ないとわからないかもしれませんが、下の方に10匹以上トンボが飛んでいます。 清家:すごい入道雲ですね。 三笘:白い雲はアンダー気味になるのではないかと、絞り優先のオートでプラス補正にして撮る人がいると思うのですが、白いけれどもマイナス気味に補正したほうが、入道雲のモクモク感を表現できます。 清家:シャッタースピードは鳥に合わせて速くしていると思うのですが、雲だけを撮るときもシャッタースピードは速めたほうがいいですか? 三笘:三脚を使用しないときは、そうしますね。車を停めて、サッと手持ちで撮ったので。 清家:手持ちだったのですね! いつも車を運転するときは、助手席にカメラを置いているのですか? 三笘:そうですね。何かいい被写体があれば撮ろうと思っています。 “見ただけで三笘さんの作品”だとわかる、という清家さん。「男らしくて、気骨な感じ。堂々とした写真に見える」と言います。三笘さんは「人と同じようなところは撮らない。今まで見たことがない写真を撮ろうというのは、いつも考えています」と、写真との向き合いかたを語っていました。

被写体に近寄れて手ブレ補正も効く
イメージしたままを撮影できるRX100 IIIを愛用

続いては、病院関係の仕事をしながら写真活動をしている峰 慎太郎さん。清家さんは「TCC(チームチャンピオンズカップ)で監督を務めてもらったのですが、監督は写真が上手なだけでなくて引っ張っていく力と気配りが必要。それを見事に発揮して、第1回は優勝、第2回は銅賞に輝きました。チームのなかでは一番繊細な写真を撮ります。感性豊かで細やかなところまで表現されます」と、紹介しました。

峰 慎太郎(みね しんたろう) 2016年10月 隔月刊『風景写真』と月刊『フォトコン』共同企画TCC(チームチャンピオンズカップ2016長野)に九州・沖縄代表のチームアモーレの一人として参加する。同年、隔月刊『風景写真』7・8月号「輝けアマチュアイズムON and ON」に取材掲載される。2017年TCC(チームチャンピオンズカップ2017長野)においてチームアモーレの監督として参加し優勝する。現在、医療職である臨床工学技士に携わりながら九州を中心に撮影を行っている。

RX100 III,24mm※,F11,1/100秒,ISO2000

清家:私が一番好きな作品を選んでみました。 峰:ありがとうございます。僕は一時期、足元っておもしろいなと思って「足元写真家」を目指したことがあります(笑)。この作品は熊本県の菊池渓谷です。陽が落ちた夕方に撮りました。菊池渓谷は少し登ると岩場に水が張ったところがあります。本来そこは明るい場所なのですが、アンダー気味に撮りました。ちょうどいい形の紅葉が落ちていて、そこを狙ったのです。このとき、αを持って行ったのですが、そのとき持っていたレンズでは寄りづらく、三脚も立てにくい場所だったので、一緒に持って行ったRX100 IIIで撮りました。RX100 IIIは5センチまで寄れて、手ブレ補正も効く。薄暗くて1/100秒で撮ったのですが、きっちり手ブレが補正されていました。頭上の木々が水面に写り、その中に落葉がある、という自分がイメージしたものをそのまま撮ることができました。 清家:5センチってすごいですよね。真ん前まで寄れるということですよね。 峰:そうです。僕の持っている交換レンズよりも寄れるので撮りやすいと思うことがあります。撮影の自由度も高いです。 清家:この作品は、多重露光なのかなと一瞬思いましたが、一枚の画として撮っているのですよね。 峰:そうです。何もしていません。 清家:このカメラならではの表現ということですよね。 峰:RX100 IIIはすごくいいカメラですね。持っておくといいですね。

RX100 III,70mm※,F6.3,1/1250秒,ISO400

峰:これは福岡県福津の花畑で撮った一枚です。空と一緒に撮れる被写体を探して、こちらもRX100 IIIで撮影しました。押し花をイメージしたのですが、RX100 IIIは「ピクチャーエフェクト」のモードが多いので、いろいろ試しながら決めました。ファインダーに設定が反映されるので、自分のイメージに合うモードはどれか探りながら撮りました。枯れている花もありますが、エフェクトがかかるのであまり気にならなかったです。 清家:枯れている花があるから、押し花っぽさがさらに出ているなと思いました。これは、なんというモードですか? 峰:「トイカメラ」の色があせたモードです。「トイカメラ」の中にもグレードがあって、プラスで撮ると、より細分化したモードがあるので、そのなかのひとつを使いました。 清家:すごく好きな一枚です。 峰さんは最後に「自分の写真をいろんな人に見ていただける機会があって感慨深いです。いつも撮影しながら、このトークショーの場面を思い出しています。この場を与えていただき、ありがとうございます」と、感謝の気持ちを述べました。 ※画角は35mm判相当(最大画素数読み出し時)、カメラに表示またはExifに記録される値です

α7R IIIと「G Master」レンズの組み合わせで
水面や光のきらめきを、印象的に描写できる

続いて登壇したのは、沖縄県出身の佐久間玲子さん。清家さんとは沖縄にいるころから交流があった旧知の仲。今は写真家になるため、長野県の石の湯ロッジで修業中です。「写真家は写真が上手なこと、体力、そしてコミュニケーション能力が欠かせません。それを今、しっかり習得されたと思います。プロとして活動するためあと半年ほど、がんばってください」と、清家さんからエールが送られました。

佐久間玲子(さくまれいこ) 沖縄県出身。カメラ片手に海外を放浪した後、日本の自然風景に魅せられる。現在は志賀高原にある石の湯ロッジで働きながら写真修業中。チームチャンピオンズカップに「チームアモーレ!九州沖縄」の一員として出場し、2017年優勝、2018年辰野清賞受賞。

清家:今日紹介していただく写真は沖縄で撮られたのですよね。 佐久間:はい、八重山諸島です。9月に1週間くらいかけて、石垣島と波照間島、西表島、竹富島に行ってきました。その写真を今回お持ちしました。

α7R III,FE 16-35mm F2.8 GM 35mm,F16,1/13秒,ISO100

佐久間:こちらは西表島のマングローブの林です。マングローブは海水と淡水が混ざるところに生える木です。その足元には魚や鳥やカニなど、いろいろな生き物が住んでいて、自然の豊かさを感じました。八重山諸島は生き物が多くて、普段なかなか動物を撮ることはないのですが、今回は動物を撮らないと八重山諸島の風景を語れないのではと思い、豊かな自然風景をたくさん撮りました。

α7R III,FE 70-200mm F2.8 GM OSS 123mm,F2.8,1/320秒,ISO400

佐久間:これはマングローブの林の中に入って撮ったものです。マングローブの根は、「呼吸根」と呼ばれる機能があって、水だけではなく空気も吸い込んでいます。この作品は水面の波紋と、木漏れ日のキラキラと輝いた光と色がきれいに出すことができました。描写力の豊かのおかげで、とても気に入った表現ができました。 清家:α7R IIIと「G Master」レンズの「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」の組み合わせですね。このレンズ、とてもいいですよね。私も好きです。 他にも、沖縄の海や沖縄の珍しい動物の写真を紹介。なかでも、沖縄の海には思い入れがあるそうで、「青い海はもちろん美しいのですが、夕暮れの海はピンク、オレンジ、グリーンなどいろんな色になります。なんともいえない淡いトーンは、子どものころから写真で残したいと思っていたのですが、なかなか難しいことでした。でも、α7シリーズに出あってから、空の色がこれほどきれいに表現できる、写真で残せることに、とても感動して沖縄に行くたびに撮るようにしています」と、作品を嬉しそうに見つめながら語っていました。

αだから表現できる「ピュア」な色で
まだ見たことのない九州の風景を表現したい

ラストを飾るのは、司会を兼任してきた清家道子さん。先に登壇した三笘さんに司会をバトンタッチ。福岡県から、現在メインで撮影をしている大分県に移住したエピソードに触れました。「撮影地の近くに住むことで、まだ見たことのない風景を発見することがたくさんありました」と、移住は清家さんの撮影のモチベーションにつながっているそうです。

清家 道子(せいけ みちこ) 日本写真家協会会員。福岡県生まれ。1987年よりカラーコーディネーターとして福岡で起業。20年以上、カラーデザインやカラーマーケティングなどの仕事を手がける。2009年より趣味だった写真を本格的にはじめ、地元九州を中心に日本全国で日本の美しい風景を撮影。2012年より企業カレンダーを手がけるほか、写真雑誌への寄稿、講演、撮影会などを行なっている。2016年にリコーイメージングスクエア新宿にて「またまの宇宙」写真展を開催。同写真集を出版(日本写真企画)。

α7R IV,FE 24-105mm F4 G OSS 95mm,F8,1/8000秒,ISO640

清家:田染荘(たしぶのしょう)という、中津市から車で40分ぐらいのところで、11月だけ川になる場所です。前日が暖かくて、翌日が冷え込むと霧が出てきます。でも、どこに霧が出るかはわかりません。朝に車を走らせて、「ここだ」というところで、手ブレ補正をオンにして手持ちで撮影しています。手ブレ補正をオンにしておけば、このような光芒も撮れます。スローシャッターで撮るよりも、高速シャッターでピントを合わせて撮るほうが、迫力が出ると私は思っています。α7R IVと「FE 24-105mm F4 G OSS」の組み合わせで撮影しました。αを使い始めて最初に使ったレンズは「FE 24-105mm F4 G OSS」ですが、広角から中望遠まで補ってくれるので、とても便利なレンズです。

α7R IV,FE 16-35mm F2.8 GM 32mm,F16,6秒,ISO50

清家:これは逆光の中ですすきが揺れていたので、NDフィルターを付けてスローシャッターで撮影して、“すすきの雲海”を表現しました。逆光なのでなかなかスローにならないのですが、ISO50まで下げて、F16です。このときも、あっという間に太陽が沈んでしまいました。風が強いときは、そのおもしろさを撮るようにしています。シャッタースピードもNDフィルターも可変式を使って、さまざまなシャッター速度を楽しむようにしています。 清家さんは、昨年末からαプラザのギャラリースペースで「清家道子写真展 純色風景」を開催し、全国各地を巡回中。2020年2月14日(金)からはαプラザ福岡天神にて開催されます。翌日の2月15日(土)にはトークショーも実施。「私はソニーのαならではのピュアな色表現を“純色”と呼んでいます。その純な色で九州の風景を撮りました。トークショーのときは10点ぐらいお見せしようかと思っていますので、ぜひいらしてください」と、にこやかにアピールし、トークショーを締めくくりました。

『月刊 九州王国』は毎月15日発売。ぜひ書店で手にとって「Behind the picture」で掲載されている九州の美しい風景をご堪能ください。
http://www.a-r-t.co.jp/kyushu-kingdom/

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