商品情報・ストアデジタル一眼カメラ α α Universe

高画素モデルが実現してくれた
生命の息吹と微粒子な世界観

α Universe editorial team

写真家・福田健太郎氏の感性を十分に受け止め、その表現の幅を広げてくれるソニーのα7R IVの魅力はその圧倒的な「描写力」にあった。

福田健太郎/写真家 埼玉県川口市出身。幼少期から自然にひかれ、18歳から写真家を志す。写真専門学校卒業後、写真家・竹内敏信氏のアシスタントを経てフリーランスの写真家として活動を開始。日本を主なフィールドに、生命にあふれる自然の姿を見つめ続けている。写真集に『泉の森』『春恋し~桜巡る旅~』など著書多数。公益社団法人 日本写真家協会会員

写真に立体感を感じる
描写力の「真相」とは

有効画素数約6100万画素のソニーのα7R IVは風景写真での表現をワンランク上にしてくれるカメラだ。その圧倒的な解像力で自然界にある「ありのままの空気感」を切り出してくれる。自然とは微細な存在が重なり合って構成されている緻密な世界。その根本を表現するには、細かな描写を再現できるカメラが必要なのだ。ローパスフィルターがなく、さらにダイナミックレンジも広い「優等生な」センサーは生き物の鼓動を封じ込めてくれる。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS 116mm,F4,1秒,ISO3200

また、繊細に表現できるセンサーを受け止めることができる基本性能が素晴らしい。ボディ内5軸手ブレ補正機構により手持ちでもブレの少ない写真を撮ることができる。さらにサイレント撮影に設定することで、メカニカルな揺れすら最小限に抑えることができ、素性のいいセンサーを生かせるのだ。α7R IVを使うとA0やA1での大きな印刷で写真を表現したくなる。そう思わせてくれることはプロカメラマンには重要で、それは自分の写真への自信につながり、より良い写真を撮るための糧になる。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS + 2X Teleconverter 600mm相当,F8,1/4000秒,ISO200

※クロップ機能および2×テレコンバーター(SEL20TC)を使用

風景写真というと広角レンズのイメージがあるが、望遠レンズを使った撮影も積極的に行っている。そんな時におすすめなのが「クロップ機能」だ。クロップしたとしても約2700万画素のデータになるため、十分に実用的だ。 愛用しているFE 70-200mm F2.8 GM OSSでこのクロップ機能を使用すると、最大300mmでの撮影が実質的にできる計算になる。さらにテレコンを併用することで600mm相当になる。この「ひきよせ効果」をうまく使い撮影することで、作品にバリエーションを増やしてくれる。また、荷物に制限がある撮影時でも、クロップ撮影を行うことで持参していないレンズの焦点距離で撮れることになるのがいい。

α7R IV,FE 16-35mm F2.8 GM 19mm,F11,1/80秒,ISO200

ボディデザインに関してもボタンの配置、大きさ、押し心地・・・など細かい部分が変更されている。プロの道具として数値では表れにくい部分も妥協なく改良されていることが重要で、より使いやすいカメラへと確実に進化している。
レンズに関しても、G Masterのレンズはどのレンズも解像力があり高画素な描写を十分に引き出してくれる。カメラはシステムとして判断するのが当然で、どれだけボディの性能が強化されても、それにレンズの描写力がついてこなければ、宝の持ち腐れになってしまう。高画素化の将来を見据えたレンズづくりがαシリーズのブランド力を支えているのだ。

α7R IV,FE 24-70mm F2.8 GM 25mm,F11,0.5秒,ISO100

α7R IVで撮影すると、写真という平面な世界になぜか「立体感」を感じる。それはきっとさまざまな要因が重なり合い、積み重なって撮れた写真だからこそ「自然」という厳しくも美しい世界をフルに伝えることができているからだろう。

記事で紹介された機能の詳細はこちら

記事で紹介された商品はこちら

ワンクリックアンケートにご協力ください

記事一覧
商品TOP
デジタル一眼カメラαの商品一覧を見る
最新情報をお届け

αUniverseの公式Facebookページに「いいね!」をすると最新記事の情報を随時お知らせします。

閉じる