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FX9 . FS7 II . α7R IV . α6600 . RX0 II at TOKYO DOME
国内最大級のライブ空間にソニー映像機器が集結

α Universe editorial team

2019年12月19日と20日の2日間に東京ドームで開催されたロックバンド“UVERworld”のライブに、業務用から民生用を問わず、ソニーの多種多様な映像機器が投入され、熱いライブの瞬間を捉えた珠玉の映像を残しました。 今回、そのライブで撮影監督を務められた森俊樹氏と、レーベル元となるソニーミュージックの田野口氏に、これからのライブに求められる映像クオリティをテーマに、お話を伺いました。ソニーの映像機器のみで撮られたライブ映像と併せて、是非ご覧ください。 さてお話を伺う前に、先ずどのような機材が東京ドームに投入されたのか。投入された5機種についてご紹介いたします。

PXW-FX9 6Kフルサイズ Exmor R CMOS イメージセンサーとファスト ハイブリッドAFを搭載。圧倒的な表現力と機動力を実現した業務用カムコーダー
https://www.sony.jp/ls-camera/products/PXW-FX9/

PXW-FS7M2 被写界深度を自在にコントロールするソニー独自の電子式可変NDフィルターを搭載。4Kスーパー35mm CMOSセンサー搭載した業務用カムコーダー
https://www.sony.jp/ls-camera/products/PXW-FS7M2/

ILCE-7RM4 有効約6100万画素のフルサイズセンサー搭載。高速・高精度AFを小型ボディに凝縮。6K相当の豊富な情報量を凝縮した高解像4K動画記録可能なデジタル一眼カメラ
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM4/

ILCE-6600 有効約2420万画素、APS-Cセンサー搭載。画素加算のない全画素読み出しによる高解像4K動画を記録可能な機動力に優れたデジタル一眼カメラ
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6600/

DSC-RX0M2 メモリー一体1.0型積層型Exmor RS(R)CMOSセンサー搭載。画素加算のない全画素読み出しによる4K動画出力可能。小型堅牢ボディに高画質性能を凝縮し、さまざまなフィールドで活躍するカメラ。
https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX0M2/

以上、5モデルが各々複数台で投入され撮影されたわけですが、それではここからは早速、お話をお伺いしてまいります。最初に、森俊樹氏にお話を伺います。

森俊樹氏とFX9

早速ですが、森さんはこれまでどのような撮影現場でご活躍されてきたのでしょうか? 「そうですね。ありとあらゆる現場でカメラを回してきました。テレビ番組のロケやスポーツ中継番組などなど。でも気が付けば今ではすっかり、有名アーティストのアリーナ級ライブの収録が主戦場になりましたけど、自分としては今でも何でも撮りますよ!というスタンスです」 今回、東京ドームライブで多種多様のソニー機器を導入されて撮影に臨まれましたが、ソニーの機器に関して如何でしたか? 「ソニーの機器は昔から使っていますよ。もしかしたら静止画のユーザーの方にはピンとこないのかもしれませんが、プロの動画の世界では、ソニーの機器は高画質な映像を撮るために当たり前のように使われていますからね。」 今回のライブ撮影では、業務機器に限らず本当に多種多様な機材をお使いいただいていますが、それぞれの機器に対してコメントなどあればお聞かせください。 「本当にいろいろ使いましたね(笑) FX9は発表された時から、新開発のフルサイズセンサーを搭載しているということもあって、これは!と思っていたカメラでして、予約して購入しました。(笑) 画質と機動力の両面の進化、そして最新鋭機であること。やはり技術の進化は如実にアウトプットに響いてきます。つまり最新であることはこの世界ではある種の正義なんです。それからFS7 IIは、これは既に複数台所有してまして、本当に使い勝手が良いんですよ。一発勝負のライブで、安心して取りまわせるメリットは大きいです。α7R IVは解像感に純粋に興味があったからです。R IIIも使ってみたことがあって、え?良い!だったのですけど、29分縛りはライブ撮影では辛い制約だったのですがR IVは制約無しですしね。6600は先ずは機動力ですね。それとAPS-Cだからレンズの距離が稼げる。実際に試してみたら画質もめちゃくちゃ良くて驚きました。そしてRX0 IIは、個人的に大好きだから(笑)冗談では無くて、この小さなボディは無限の可能性を秘めていると思いますよ!置けなかった場所に置けるということは、つまり新しいアングルを提供してくれる。しかもそれが高画質で残せる。5モデル適材適所で活躍してくれましたよ」

本番前夜の東京ドーム(ステージ上より)

ありがとうございます!実際に本番で使われてみて如何でしたか? 「先ほど言ったことと被ってしまうかもしれませんが、特にR IVに関しては解像感でしょうか。きめ細かいというか精緻というか、今まであまり経験したことのない、キレのある映像が撮れました。それから一緒に使った純正レンズもとても良かったですね。色のりが良くて深みのある絵が撮れたと思います。 6600は思っていたとおり機動力抜群でしたね。ライブって正味2時間。さまざまな撮影ジャンルがありますが、2時間ノンストップでぶっ続けで回す現場なんて、そうそうありません。それも走り回りながら。だから機動力は重要です。この大きさでフルサイズが出たら言うことないんですけどね(笑) FX9は文句なく良いカメラでした。想像していた通りという感じ。これは現場で使う人増えるんじゃないかなぁ。そしてRX0 IIは、そこに置くか?というところにしっかり置かせてもらいました。ステージ上での据え置きはアーティストが嫌がることがあります。単純に目障りなことと、演奏やパフォーマンスの邪魔になりかねないので・・・。でもRX0 IIは、そんな心配ご無用でした(笑)」。

ドラムセットの直下に設置されたRX0 II(この他にもさまざまな場所に設置されました)

ライブ収録が終わられて改めて全体への感想などありましたらお聞かせください。 「収録が終われば待っているのは編集作業ということになるのですが、ソニーで揃えたおかげで同じガンマ、同じ設定で残せたのでトーン色調整が抜群にやりやすかったですね。それから改めて編集してみて、抜けが良いクリアな画質に驚きました。それとダイナミックレンジの広さ。ライブ会場は白飛びと黒潰れが交互に発生する究極の撮影環境なので、撮っていて不安になることも無きにしも非ずなんですが、編集した映像を見てもらえれば分かると思いますが素晴らしい粘り腰ですよ。だから臨場感も凄く出ていると思います。」 ありがとうございます!

当日の東京ドーム機材設置イメージ図
主にステージ上および最前線にRX0 IIとFX9。α7R IVはステージ近辺から客席後方まで全面展開。α6600は客席中。 FS7 IIはスタンドから。

それでは続いて、ソニー・ミュージックレーベルズの田野口さんに伺います。

ソニー・ミュージックレーベルズ 田野口氏

森さんから今回導入した5モデルのことや、ライブ撮影特有のコンディションなど貴重なお話を伺いましたが、田野口さんにはそうした映像を商品にして世に出すことを担われているお立場から、お話をお伺いしたいと思います。 ずばりライブ映像ですが、今、マーケットで求められていることは何でしょうか? 「さまざまなニーズがあるとは思うのですが、やはりその場の臨場感を伝えられている映像か否かは大きなポイントだと思っています。また映像を見られるユーザーの視聴環境も、どんどん進化というか良くなっていると思うので、月並みな言い方かもしれませんが高画質であることも必要だと思います。それから森さんのお話にあって思ったのですが、高画質に加えてカメラの機動力というのは大事だと思います。つまりそれが臨場感のある絵を撮れることに直結するんだと思うので。今回の東京ドームのような大きな会場だと、なおさら効いてくるんじゃないかと思います。」 なるほど。やはりライブ映像ですから当日の臨場感を伝えられるか否かは大きなポイントになりますよね。 「そうですね。音も含めて臨場感は重要だと思います。」 今回、ソニーの撮影機器を多種多様にお使いいただきましたがこれについては如何でしょう? 「その時、その時でベストアンサーを模索しています。森さんとも事前に何度も打ち合わせをして、良い映像が撮れるという確信が持てたので導入に賛同しました。さらにこれも森さんが言われていましたが、収録後の編集で、実際に私が作業をするわけではありませんが傍から見ていても、作業がスムーズに進行していることを感じていました。」 それでは実際に仕上がった映像をご覧になられて如何でしょう? 「自信作です!(笑) 私が現時点でライブ映像に求めているあの日の熱気が伝わるような“臨場感”がしっかり凝縮された映像になっていると思います。そして画質が本当に素晴らしいと感じました。

本番前夜。客席側からの東京ドーム

本日はお忙しいところ誠にありがとうございました。これからも是非ソニーの映像機器で素晴らしいライブ映像をお願いいたします! それではソニーの映像機器が東京ドームに集結して捉えた臨場感が伝わる珠玉のライブ映像をぜひご覧ください!

UVERworld LIVE at TOKYO DOME   (C) Sony Music Labels Inc.

ライブの詳細はコチラからご覧いただけます https://www.uverworld.com/s/n4/page/officialnews?ima=4301&info_type=single&info_id=519097&info_page=1&info_now=4

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