純正が引き出すカメラの真価
〜OKUDAIRA BASE氏 × FE 24mm F1.4 GM〜
純正レンズはカメラの真価をより引き出してくれる。
今回は、YouTubeにてご活躍されているOKUDAIRA BASE氏にα7 IIIとFE 24mm F1.4 GMで撮影された作品を基に、純正レンズの魅力について語っていただいた。
OKUDAIRA BASE/クリエイター
YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」主宰。
愛知県出身。福祉系大学卒業後、桑沢デザイン研究所夜間部にて空間デザインを学ぶ。
料理やDIY、物選び、整理整頓、家族や友人を招いてのもてなし、一人キャンプや旅行など、自分の時間をとことん楽しむ方法をYouTubeにて配信。
動画制作、キッチンツールのデザインなども行っている。
次世代YouTuberの育成プログラム「YouTube NextUp2019」に選出。
チャンネル登録者数約18万人、総視聴回数約1,800万回 (2020年8月現在)
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCMWuA3HeWpYUcEpxyjGN3-Q
Instagram:https://www.instagram.com/okudaira.m/
Twitter:https://mobile.twitter.com/okudaira_0421
OKUDAIRA BASEという名前でYouTube活動をしており、暮らしや日々の出来事の様子を作品にし、YouTube上で公開しています。料理やDIY、キャンプや旅行の様子まで幅広く撮影し動画作品を作成しています。「暮らし」に対し、少しネガティブな印象をもたれている方もいらっしゃると思いますが、より多くの方に「暮らしは楽しい」と感じていただけるような動画を目指して作っています。 写真撮影における被写体は家具や部屋、植物、キッチンツールなどが多いです。それらの写真はInstagramで公開して暮らしの様子を発信しています。元々はInstagramで写真をメインで投稿していましたが、動画の楽しさにも気づきYouTubeも始めました。
FE 24mm F1.4 GMは万能な1本
動画撮影時ですと、外出時にFE 24mm F1.4 GMを使用することが多いです。特にキャンプへ行く時はこれ1本だけを持っていきます。機動力があるので、持ち物が多くならず、軽いので撮影も気軽に出来ます。
キャンプでの撮影は、朝から夜まで過ごすので光の変化を捉えるのが重要だと思っています。このレンズは、絞りを手動で変更できる絞りリングが付いているため、直ぐに設定を変えることが出来、上手く光を捉えて撮影できます。また、レンズのF値が1.4と光をより多く取り入れられるので、α7 IIIの高解像性能を活かすことができます。
下の2作品は光を意識し、自宅のキッチンを撮影しました。
家のキッチンは朝と夕方は少し薄暗く、ほんのりと光が入ってきます。
普通に撮影したら暗くなってしまうような場所ですが、FE 24mm F1.4 GMは明るく撮れるだけでなく、自分の思い描くような綺麗な柔らかい光と陰影をハッキリと捉えることができるレンズだと思います。
多彩な表現が可能なレンズ
表現の幅は広く、ボケ感を活かした柔らかな表現や、絞ってカッチリとシャープな印象あたえる雰囲気も作ることが出来ます。食材のシーンを撮影する時は、レンズ綺麗なボケ感により、野菜がとても立体的に表現出来る気がします。
大口径広角レンズならではのぼけ表現を活かした近距離撮影も可能です。ハンガーラックに掛けてる服も、近距離撮影によって奥行き感が出て、洋服の縁にかけて細かな柔らかいボケを表現することが出来ます。
そして、α7 IIIとの組み合わせのサイズ感、重さ共に素晴らしいです。気軽に使えるので思わず手に取ってしまいます。また、細かい撮影のシーンでも使いやすいです。料理撮影時には少し狭い場所から撮影したり、常にカメラの構図を変えたりするのですが、どんな場面でも使い勝手がいいです。ボディと組み合わせても軽いので、重心を崩すことなく三脚にのせた時に安心感があります。
動画撮影では欠かせない一本
僕にとって、動画撮影時においての光を美しく撮影できることは大切なポイントです。外出時によくFE 24mm F1.4 GMを使用しますが、キャンプなどのアウトドアでは家の中と光が大きく異なります。綺麗な木漏れ日が降り注いだ森の中を撮影したい時は、絞ることによってこのレンズの解像力を発揮することが出来ます。降り注ぐ光までも鮮明に表現でき、全体の雰囲気を美しく撮影出来ます。 α7 IIIと組み合わせることで、暗所でも光を十分に取り込むことができます。ノイズも発生しにくく、夜に料理を作るシーンでは食材をしっかり見せることも出来ました。最短撮影距離も0.24mと短いので、引いたり寄ったりと見せ方の幅が広がると思います。a7 IIIで、全画素超解像ズーム設定をし撮影することで、マクロ撮影のような表現も出来るので便利で、葉を鮮明に見せたい時などに使っています。
また、アウトドアの道具や料理のシーンなどでは、開放にしてボケ味を出して撮影しています。美しいボケ味が道具や料理を引き立ててくれます。森のような彩度が高い場所での撮影ではふんわりとした緑の背景が美しくなる気がします。 AF性能も動画撮影では重要なポイントです。僕の作品は暮らしにフォーカスを置いているため、料理中の場面を撮影することが多いです。料理をしながら撮影するのでスピードが求められるため、高速で正確なAF性能は非常に重宝します。カスタムボタンに割り当てて使用していますが、ボタン一つで被写体にフォーカスしてスピーディーに撮影できます。また、暗所によるAF性能も素晴らしく、朝や夕方のキッチンでの撮影にも向いていると感じます。
G Masterは感動と驚きを与えてくれる
G Masterは最高の「美しい」を表現出来るレンズだと思います。
購入前は、価格も高いため何度も迷い、他のレンズとどう違うのかを調べる日々でした。最終的には購入し、実際に使ってみると素晴らしさをより実感し、少し撮影しただけでも他との違いが直ぐに分かりました。まず、この美しいボケ味に感動しました。さらに解像力が高く、表現力も幅広い。これがG Masterか...! と初めて使った時は驚きました。
FE 24mm F1.4 GMは寄ることも引くことも出来て比較的どんな作品でも撮影できると思います。暗所での撮影では間違いなく向いていると思います。以前は暗所の撮影にあまり気が乗りませんでしたが、このレンズを使用してからは暗所の撮影が好きになり、作品の幅が増えたと思います。特に夜の撮影で元々照明が少なく薄暗い部屋ですがこのありのままを撮影できるのは嬉しいです。
豊富なレンズラインアップによって作品作りの幅は大きく広がることは間違いありません。レンズによってもそれぞれの特徴があるので作る作品によってはそれに合わせ、よりイメージに近い作品を作り上げることができると思います。
記事で紹介された機能の詳細はこちら
記事で紹介された商品はこちら
ワンクリックアンケートにご協力ください
αUniverseの公式Facebookページに「いいね!」をすると最新記事の情報を随時お知らせします。