FE 35mm F1.4 GM
Debut

開放F値1.4から圧倒的な高解像性能と美しいぼけ描写を小型・軽量設計で実現。
静止画・動画を問わず幅広いシーンで活躍する大口径広角単焦点レンズ

35mmという使用頻度の高い焦点距離で、G Masterならではの圧倒的な高解像を開放F値1.4から実現し、柔らかく自然なぼけ表現が楽しめる、小型・軽量設計の大口径広角単焦点レンズです。
画面全域での高い解像性能や逆光耐性に加え、最大撮影倍率0.23倍（MF時は0.26倍）の近接撮影能力も魅力です。
XDリニアモーターによる高速・高精度・高追随かつ静粛なAF駆動に加えて、高い信頼性・操作性を備えており、静止画・動画を問わず様々なシーンで撮影を楽しめます。

圧倒的な解像性能を約524gの小型・軽量設計で実現

【画面全域での高い解像性能と点像再現性】 0.01ミクロン単位という高い精度で表面を製造管理している超高度非球面XA（extreme aspherical）レンズを2枚採用することで、サジタルフレア（点光源の像のにじみ）を効果的に抑制しつつ、画面全域で高い解像性能を実現しています。

【色収差を良好に補正】 ED（特殊低分散）ガラス1枚の採用など、光学設計を工夫することで諸収差（色収差など）を良好に補正し、美しく自然な画像が得られます。また、撮影後の質の高いワークフローを実現します。

【「ナノARコーティングII」による高い逆光耐性とヌケの良いクリアな画質】 レンズ全面に均一に施された「ナノARコーティングII」で、内面反射によるフレアやゴーストの発生を大幅に抑制し、ヌケの良いクリアな画質を実現しています。

【妥協のない光学性能を小型・軽量設計のレンズに凝縮】 フルサイズに対応した大口径広角単焦点レンズでありながら、約524gという小型・軽量化を実現。コンパクトなEマウントボディと合わせたときの携帯性にも優れ、機動力が必要とされるシーンで活躍します。また、小型・軽量なのでジンバルやグリップを用いた動画の撮影にも最適です。

美しいぼけ味を生かした豊かな表現

【G Masterならではの柔らかく自然で美しいぼけ表現】 超高度非球面XA（extreme aspherical）レンズが輪線ぼけを大幅に低減。加えて、開放時でも円形形状を保てる11枚羽根円形絞りの採用や、レンズ1本1本に対して行う製造工程での球面収差調整で、G Masterならではの美しいぼけ味を実現。人物をはじめとする様々な被写体を印象的に引き立てる、自然でやわらかなぼけ表現が可能です。

【高い近接撮影能力】 最大撮影倍率0.23倍（MF時は0.26倍）の高い近接撮影能力を備えており、背景を大きくぼかして被写体を引き立てる印象的な撮影が可能です。 最短撮影距離：AF時0.27m/MF時0.25m 最大撮影倍率：AF時0.23倍/MF時0.26倍

静止画・動画を問わず、高レベルな描写をサポートするAF性能

【高速・高精度・高追随かつ静粛なAF駆動】 XDリニアモーターを2基搭載することで、大口径レンズながらも高速・高精度・高追随かつ静粛なAF駆動を実現。静止画・動画を問わず、被写体を正確に捉えて撮影することが可能です。

プロの要望に応える操作性と信頼性

【絞りリングの採用およびクリックのON/OFF切り換え対応】 絞りリングの搭載で即時性の高い操作を実現。クリックのON/OFFはスイッチで切り換え可能です。

【カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン】 フォーカスホールドボタンは、好みの機能を割り当ててカスタマイズできます。たとえば、風景撮影時に「グリッドライン」を割り当てれば、素早く構図の確認をすることができるなど、快適な撮影をサポートします。

【AF/MFを瞬時に切り換えられるフォーカスモードスイッチ】 レンズ側のスイッチでAF/MFの切り換えが可能。ファインダーから目を離すことなく瞬時に切り換えられ、撮影中も快適に操作できます。

【リニア・レスポンスMF】 マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応する、リニア・レスポンスMFを採用。リング回転角度にリニアなフォーカス移動が可能なため、撮影者の意図をダイレクトに反映した、精緻なピント合わせが可能です。

【表現の幅を広げる各種フィルター（Φ67mm）の装着に対応】 大口径広角単焦点レンズながらΦ67mmのフィルター装着が可能。インターナルフォーカシングの採用で前玉が回転しないため、風景撮影でよく使用される円偏光フィルターや動画撮影に使われるNDフィルターが使用でき、撮影者の表現の幅を広げます。

【フッ素コーティングを採用】 レンズ最前面にフッ素コーティングを施しており、レンズ表面に指紋、ほこり、水滴、油、泥などが付きにくく、付着しても簡単に取り除くことが可能です。

【防塵・防滴に配慮した設計*】 防塵・防滴^＊に配慮した設計で、屋外での過酷な撮影環境にも耐えられる信頼性を確保しています。

＊ 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません