HIROYA BRIAN NAKANO/Director アメリカ オハイオ州で日本人の両親から生まれ、横須賀で育つ。映像ディレクションから撮影、写真撮影も行う。
本記事では幅広いクリエイションを手がけるHIROYA BRIAN NAKANO氏が、進化を遂げた 『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』で撮影した、躍動感あふれるCreepy Nutsと梅田サイファーのライブの様子を紹介いたします。
――今回は『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』を使ってのライブの撮影でしたがいかがでしたか?
hiroyabrian:これまでは『FE 70-200mm F2.8 GM OSS』を使用していたので、『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』を初めて持った時に、軽さに驚きました。軽量化したことでライブ現場におけるスチル撮影のオペレーションでの機動力が格段と上がり、1時間〜2時間強における公演での負荷軽減へと繋がりました。また、インナーズーム方式で取り回し性が良い点も気に入っています。 操作性で言うと、『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』に絞りリングが搭載されたことで、ワンハンドでのオペレーションで絞り値を変更できるようになり、現場での撮影中に重宝しました。ライブ現場では明るさが目まぐるしく変わるのですが、レンズ側にも絞りリングがついているので状況に応じて対応ができました。シャッタースピード・ISOを触らずに撮影をしたい私にとって、運用面で非常に楽になったと感じています。
――『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』とライブ撮影の相性はいかがでしたか?
hiroyabrian:ライブ現場において、アーティストのパフォーマンスを最大限引き出す配慮が必要なので、本番中に近寄って撮影するのは難しいです。ライブハウスなどでは70-200mmという焦点距離ではアーティストが自然にふるまえる適切な距離で撮影することができるので非常に使いやすいです。 また、ズーム全域開放F値2.8なのも、暗いライブ撮影において少しでもシャッタースピードを稼ぎたい自分にとってはとても重要なスペックです。具体的にはシャッタースピードは1/250以上にはしたい。これは一瞬の出来事の連続であるライブにおいて、できるだけ被写体がブレないようにしたいからです。 ライブでは低照度・逆光などという非常に厳しい条件下で、動いている被写体を撮影する必要があるのですが、『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』はピントも迷わずにしっかりと被写体を捉えてくれたので、ライブの中の“おいしいポイント”をしっかりと収めることができました。
――『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』で今後どんな撮影を行いたいですか?
hiroyabrian:『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』はライブ撮影以外でも幅広い活用シーンがあると考えています。圧縮効果を生かした街中でのファッション撮影や、ジンバルに載せてMV(Music Video)撮影などをしてみたいですね。
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