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FR7 Ver.1.10公開

映像制作の現場に、さらに寄り添う機能進化

α Universe editorial team

FR7は、Cinema Line初のリモート制御でパン・チルト可能なレンズ交換式リモートカメラです。 2022年11月の発売以来、コンサートやeSportsなどのライブ・イベント映像制作やスタジオ用カメラなど様々な現場での活用が広がっています。 FR7は、Ver.1.10ファームウェアアップデートによって、さらに使い勝手を向上し使用用途を広げます。 まず、ソニー製カメラをイーサネット経由でリモートコントロールする「S700PTPプロトコル」対応により、ソニー製リモートコントロールパネル(RCP)やマスターセットアップユニット(MSU)からFR7のコントロールが可能になります。 また、PoE++給電時の内部記録・再生に対応。LANケーブル1本でFR7に給電しながら内部記録・リモート制御・IPストリーミングが可能となり、様々な場所に設置しやすくなります。 さらに、GENLOCKの入力基準信号として新たに24.00P / 23.98P に対応。これにより、バーチャルプロダクションや映画制作、ライブ映像制作において、より広い設定環境下で映像信号の位相を合わせた撮影が可能になり、これまで以上に映像制作現場の表現力を引き出します。

1. S700PTPプロトコル対応によるリモートコントロールパネルやマスターセットアップユニットからの調整に対応

ソニー製カメラを、イーサネット経由でリモートコントロールする「S700PTPプロトコル」へ対応。下記のソニー製リモートコントロールパネル(RCP)やマスターセットアップユニット(MSU)からFR7のコントロールが可能になります。 これにより、FR7をソニー製旋回型カメラ「BRCシリーズ」やシステムカメラと組み合わせたマルチカメラシステムを構築可能にし、優れた操作性を実現します。 リモートコントロールパネル RCP-1500/1501, RCP-1530, RCP-3100, RCP-3500/3501 マスターセットアップユニット MSU-1000, MSU-1500, MSU-3000, MSU-3500 カメラリモートコントロールソフトウェア HZC-RCP5, HZC-CSM10

* マルチカメラシステムにはMSUが必要です。

2. PoE++給電時の内部記録/再生に対応

FR7は、本体側面にCFexpress Type A メモリーカードとSDXCメモリーカードに対応したデュアルスロットを搭載し、内部記録に対応しています。 今回、PoE++ (Power over Ethernet Plus Plus)時の内部記録/再生に対応し、ネットワークケーブル(カテゴリー5e以上) 1本で映像伝送、電源給電、リモートコントロールをしながら内部記録/再生が可能になり、より幅広いシーンで活用できます。 設置場所に電源がない環境でも、電源工事不要で本機に電源を供給できるだけでなく、接続ケーブルを減らすことで運用における信頼性向上にもつながります。

* IEEE802.3bt (Type4 Class8)に準拠しています。

3. 新たにシネマティックな映像表現に最適な24.00P/23.98PのGENLOCKに対応

GENLOCKの基準信号として従来の1920x1080 24.00PsF/23.98PsFに加え、1920x1080 24.00P/23.98Pの入力が可能となります。 これにより、シネマカメラやシステムカメラと一緒に運用する、バーチャルプロダクションや映画制作、スポーツ・コンサートなどのライブ映像制作において、より広い設定環境下での映像信号の位相に合わせた撮影ができるようになります。

Progressive segmented Frame: プログレッシブ信号を1ラインごとに抜き出し、飛び越し走査に変換して出力する方式。

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