ソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョン(Version 1.10および1.11)の無償提供開始について
ソニーは、リモートによるソニー製デジタルカメラの操作・設定変更が可能になるソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョン(Version 1.10および1.11)を無償提供します。 Version 1.10は、9月13日(水) より、Version 1.11は11月中に提供開始予定です。
主な特長
対応機種を拡大し、新たにレンズ交換式フルサイズカメラ『α7CR』、『α7C II』(Version 1.10)、『ILX-LR1』(Version 1.11)に対応します。ソニー製デジタルカメラを活用したドローン撮影や点検・調査、Eコマースやリモート映像撮影などを行う際に、より効率的なワークフローを提供します。 Version 1.10以降では、以下の機能に対応します。 1.現在のフォーカス位置の取得と任意の位置へのフォーカス送りがリモートから操作できる「フォーカス絶対位置指定(Focus Position Setting)*1」に新たに対応。 2.点検・調査などのシーンで、焦点距離情報をリモートから取得できる「焦点距離情報取得*2」に対応。 3.インターバル撮影機能やAF追従感度、撮影前後の設定など、静止画・動画のメニュー設定を拡充し、より多彩な設定変更が可能。 4.リモートからの高速なコマンド処理を実現するため、動画記録開始・停止やフォーカス位置指定完了などのイベントを通知。また、メディア書き込み中など、システムによるカメラ状態の取得を拡充し、効率的なワークフローの構成を実現。 また、メディア書き込み中など、システムによるカメラ状態の取得を拡充し、効率的なワークフローの構成を実現。
「Camera Remote SDK」について
「Camera Remote SDK」を利用すると、リモートからカメラ設定の変更やシャッターレリーズ、フレーミング、フォーカスなどのライブビューモニタリングといった操作ができるソフトウェアの開発が可能です。これにより、ユーザーが構築した各種システムにソニー製デジタルカメラを組み込むことができ、Eコマースや公共機関、メディカル、教育など幅広い領域で、最先端のコンテンツ制作や点検・調査等の用途に合わせて活用できます。 Camera Remote SDKについて https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/sdk/ja/index.html
Camera Remote SDKを商用利用する場合
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