商品情報・ストアデジタル一眼カメラ α α Universe

FR7 Ver.2.00公開

free-d対応を含む待望の機能進化

α Universe editorial team

FR7は、Cinema Line初のリモート制御でパン・チルト可能なレンズ交換式リモートカメラです。 2022年の発売以来、コンサートやeSportsなどのライブ・イベント映像制作やスタジオ用カメラなど様々な現場での活用が広がっています。 FR7はVer.2.00ファームウェアアップデートによって、さらに使い勝手を向上し使用用途を広げます。 まず、free-dプロトコルに対応し、free-dに準拠したカメラのトラッキング情報(パン/チルト/ズーム/フォーカス/アイリス)を出力できるようになります。 また、マニュアルズームレンズを操作する3rdパーティーのレンズコントローラーに対応し、リモートズームコントロールが可能になります。 その他、FR7 Ver2.00ではプリセットポジション機能の使い勝手向上を含め、下記のような機能が加わります。

1. VR/ARシステムのためのfree-dプロトコルに対応 2. マニュアルズームレンズを操作する3rdパーティーのレンズコントローラーに対応 3. プリセットポジションの読み出し時に、パン/チルトとズームを連動させることが可能なZoom Syncに対応 4. プリセットポジションの読み出し時に、ズーム/フォーカスのスピードをそれぞれ調節可能に 5. プリセットポジションの読み出し時に、Webアプリケーションから停止可能に 6. フレーミング操作を記録/再生する機能(PTZトレース)に対応 7. ソニー業務用カメラの分光特性に沿った色を再現するための新ルック709toneに対応 8. 対応するソニー製リモートコントロールパネルからのシャッター制御に対応 9. Camera IDとReel Number形式のファイル名に対応 10. 撮影モードにFlexible ISOとCine EI Quickを追加 11. 撮影モードがFlexible ISO/Cine EI/Cine EI Quickのとき、記録時に使用した基本ルックの3D LUTファイルを撮影データと同じメモリーカードに同時記録可能に 12. スロー&クイックモーション時にAFが使えるフレームレートを追加 13. RTMP/RTMPS プロトコルに対応

1. VR/ARシステムのためのfree-dプロトコルに対応

3DCG空間にFR7の位置情報を送ることが可能になります。これにより、バーチャル空間上でカメラワークが再現でき、VR/ARシステムの構築が可能になります。

2. マニュアルズームレンズを操作する3rdパーティーのレンズコントローラーに対応

Chrosziel社製CDM-SFRからソニーのEマウントマニュアルズームレンズに対し、リモートズーム制御が可能になります。 CDM-SFRのRJ-45ケーブルをFR7の背面にあるオプションポートに接続します。 これにより、例えばFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIとテレコンバーターSEL20TCの組み合わせにおいてもリモートズーム制御が可能となり、より望遠用途でのリモートズーム制御に対応します。

< CDM-SFR主な取付ステップ>* @ズームモーターを15mmレンズサポートロッドに取り付ける AFR7の左側チルトハウジングの上部と下部にクリップを取り付ける BCDM-SFRのRJ-45ケーブルをFR7の背面にあるOPTIONポートに接続 C電源ケーブルを接続

* 取り付け方の詳細はChrosziel社からの製品情報をご確認ください

3. プリセットポジションの読み出し時に、パン・チルトとズームを連動させることが可能なZoom Syncに対応

従来、プリセットポジションの読み出し時、ズームスピードはパン・チルトに連動せず、最速で動作していましたが、Ver.2.00でZoom Sync機能が加わり、ON/OFFすることで同期(ON)もしくは調整可能(OFF)になります。

4. プリセットポジションの読み出し時に、ズーム/フォーカスのスピードをそれぞれ調節可能に

5. Webアプリケーションにプリセットポジション読み出しを途中停止できる停止ボタンが追加

従来、プリセットポジション読み出し時は移動の完了までマニュアルリモート制御ができませんでしたが、今回停止ボタンがWebアプリケーション上に追加され、読み出し時に途中停止が可能になりました。 専用リモートコントローラーRM-IP500からは、従来通り、停止したい場合ジョイスティックを動かすことでそこから任意の動きを開始できます。

6. フレーミング操作を記録/再生する機能(PTZトレース)に対応

WebアプリケーションもしくはRM-IP500からのパン・チルト・ズーム操作*をフレームごと記録/再生できます。最大16の動作パターンを最大180秒間保存可能です。

* フォーカスの記録/再生には対応しません。また他社製レンズコントローラーからのZoom操作は記録再生されません

7. ソニー業務用カメラの分光特性に沿った色を再現するための新ルック709toneに対応

ベースルックのプリセット設定として「709tone」を追加しました。ソニー製システムカメラとのカラーマッチングに最適です。

8. 対応するソニー製リモートコントロールパネルからのシャッター制御に対応

下記RCP/MSUからのシャッター制御が可能になります。

リモートコントロールパネル: RCP-1500/1501, RCP-1530, RCP-3100, RCP-3500/3501 マスターセットアップユニット: MSU-1000, MSU-1500 3000, 3500 カメラリモートコントロール: HZC-RCP5, HZC-CSM10

9. Camera IDとReel Number形式のファイル名に対応

FX9/FX6/FX3/FX30などとも同じファイル命名規則で、ワークフロー効果を高めます。

10. 撮影モードにFlexible ISOとCine EI Quickを追加

FR7はポストプロダクション処理を前提としたS-Log3ガンマカーブ用の撮影モードとして、Cinema Lineカメラで共通したワークフローが実現できる「Cine EI」に加え、選択したExposure Index(EI)に連動してカメラが自動的にBase ISOを切り換える「Cine EI Quick」、露出設定の自由度を提供する「Flexible ISO」の3つのモードから選択できます。 すべてのモードで、好みのLUTをモニター映像に表示することができるので、ポストプロダクション後の仕上がりイメージを確認しながら撮影することができます。 LUTは、s709や709(800%)に加えて、最大16個までユーザーLUT(.cube)をインポートすることが可能です。

Cine EI Quick: 選択したExposure Index(EI)に連動してカメラが自動的にBase ISO(800もしくは12800)を切り換えます。 Cine EI同様にイメージセンサーの持つ15+ストップ*のダイナミックレンジを確保しながら映像を収録することが可能です。

*ソニー内部測定

Flexible ISO: ISO感度を調整しながら撮影するモードで、ISO感度をAUTOもしくは低感度側640から102400(拡張ISO感度域160から409600)を選択できます。

11. 撮影モードがFlexible ISO/Cine EI/Cine EI Quickのとき、記録時に使用した基本ルックの3D LUTファイルを撮影データと同じメモリーカードに同時記録可能に

FX6 Ver.4.00などと同様のワークフロー構築が可能になります。

12. スロー&クイックモーション時にAFが使えるフレームレートを追加

7fps以上のフレームレートでAFが使用可能になります。

*SEL16F28使用時を除く。SEL16F28使用時はシステム周波数によりAF可能なフレームレートが異なります。詳細はFR7ヘルプガイドをご参照ください。

13. RTMP/RTMPS プロトコルに対応

現在対応のストリーミングプロトコル(RTSP / SRT-Caller / SRT-Listener / NDI|HX)に加え、RTMP/RTMPS に対応。 RTMP/RTMPS を使用し、WAN経由でFR7からYouTube LiveまたはFacebook Live に直接ビデオをストリーミングが可能になります。

記事で紹介された商品はこちら

ワンクリックアンケートにご協力ください

記事一覧
最新情報をお届け

αUniverseの公式Facebookページに「いいね!」をすると最新記事の情報を随時お知らせします。

閉じる