ペット撮影に最適な小型軽量F2.8ズームレンズ
ぺトグラファー 小川晃代 氏
小川晃代/ペトグラファー トリマー、ドッグトレーナー資格などの動物資格を保持するペット専門フォトグラファーで今までに3万匹以上のペット撮影を手がける。制作会社勤務を経て動物に特化した制作会社&写真スタジオ「アニマルラグーン」を設立。写真教室の講師をはじめ、イベント企画・ペットモデルのコーディネーター等活動は幅広い。著書は「ねこの撮り方まとめました!」「ちいさいののちゃん」「手乗りねこ」「ねこきゅう」他多数。
今回は室内と公園で撮影してみました。最短撮影距離が短いレンズだったので、ペットのすぐ近くで遊びながら自然な様子を撮影出来ました。屋外では桜や新緑を背景に花の鮮やかさや木々の迫力が加わった作品が撮れました。「背景をふんわりぼかしたい」&「室内でも生き生きしたシーンを撮りたい」私にとって開放値F2.8は魅力的です。普段はFE 24-70mm F2.8 GM IIを使用していて、大きさ質量ともにこれが普通と思っていました。が何と今回の新レンズはF2.8でありながらも、ものすごく軽量でコンパクト!片手持ちでも簡単、楽々に撮影出来ちゃう手軽さに驚きました。
ダイナミックな写真が撮影可能な
「FE 16-25mm F2.8 G」
こちらの写真は公園の一角で撮影しました。木々に覆われたうす暗い空間も超広角レンズで撮影すれば木々が覆いかぶさるような迫力のある印象になります。カメラを地面すれすれに構えることで地面から生える草が前ぼけに。少しでも緑が加わることで全体の印象が暗くなりすぎるのを防いでくれます。おやつ片手にカメラを構え、わんこがぐっと近づく瞬間を捉えることで躍動感のある一枚に仕上がりました。
広角レンズでペットにぐっと近づいて撮ると迫力があり息づかいを感じる写真を撮る事ができますし、レンズの歪みによっておもしろ可愛い顔の写真が撮れます。また下から見上げるようにして撮れば見た目よりも足長に写ったり、背景も広い範囲を収める事が出来るので、目で見るのとは違った景色を写真に収めることができます。 こちらはFE 16-25mm F2.8 Gを使って撮った2枚の作品。16mmの超ワイドで撮るとその場の景色がまるごと写真の中に入り込んだような一枚に。25mmで撮れば背景が美しくぼけた作品に仕上がり、同じ場所でも全く違う印象の作品を撮る事が出来ました。
小型軽量で寄りの撮影も可能な
「FE 24-50mm F2.8 G」
右手にカメラ、左手に猫じゃらしを持ちながら撮影しています。猫じゃらしはカメラ目線をもらったり、敢えての視線外しのシーンを撮ったりと目線誘導をするのにとても便利なグッズです。今回は遊び好きのにゃんこだったので大きく手を出した肉球見せの瞬間が撮れました。こういった撮影では最短撮影距離の短さとレンズの質量が重要になってくるのですが、最短撮影距離がワイド端で19cm(AF時)の軽量コンパクトなレンズのおかげで楽々撮影が出来ました。
こちらは窓際の光が差し込む空間で撮った写真ですが、その場の爽やかな空気感をそのまま写し撮ってくれる描写力の高さに感動しました。猫の澄んだ瞳や毛の質感も繊細に表現してくれています。また背景のぼけ味がナチュラルで美しいのでにゃんこを際立たせてくれました。猫が自由に歩くシーンを撮影していますが、軽量なのでこちらもフットワーク軽く猫の動きに合わせながら撮影が出来ました。
どちらのレンズも室内・屋外ともに使いやすいです。明るさが不足しがちな室内でもF2.8の明るいレンズだからしっかり撮影出来ます。またお出かけ先は荷物が沢山で大変と思っている方もこの軽量コンパクトなレンズであればいつものバックにポンと入れて持ち運べるので苦になりません。またママから離れたくない甘えん坊のワンちゃん撮影にもピッタリ!最短撮影距離が短いので手が届く範囲でなでながらの撮影や片手持ちで遊びながらの撮影も楽々。普段使いからおでかけ先での素敵な1枚を撮るのにもピッタリのレンズです。
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