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世界を巡る旅で活躍したポケットサイズの「VLOGCAM™ ZV-1 II」。
写真も映像も直感的に、表現豊かに撮影できる

俳優 山田姫奈 氏

α Universe editorial team

俳優業だけでなく、コーヒーショップの経営にも携わっている山田姫奈さん。世界のコーヒーを自分の目と舌で確かめたいと「世界一周コーヒーの旅」に出ることを決め、各国のコーヒー事情をSNSで発信するために旅の相棒に選んだのがVLOGCAM ZV-1 IIだ。カメラ初心者の山田さんが実感した旅カメラとしての魅力や役に立った機能のほか、コーヒーを巡る旅の裏話なども語ってもらった。

山田姫奈/俳優 1996年、愛知県生まれ。2015年にデビュー。俳優として日本テレビ系ドラマ『3年A組−今から皆さんは人質です−』(2019年)、テレビ東京系列『ウルトラマンブレーザー』(2023年)アオベエミ役、TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」(2024年)など数々の話題作に出演。2023年8月には自身がCEOを務める「White Monkey」を起業し、アパレルやコーヒーブランドのプロデュース、コーヒーショップの運営などに携わる。2024年7月に搗宮姫奈(つきみや・ひめな)から本名である山田姫奈に改名し、さらなる飛躍を目指している。 山田姫奈プロフィール https://www.youtube.com/@whitemonkeycoffee

明日を生きる活力を多くの人に届けるために
もう一つの仕事の軸としてコーヒー会社を設立

――現在、山田さんは俳優業とコーヒー会社「White Monkey」の代表、2つの顔を持っていますが、コーヒー会社を始めたきっかけを教えてください。

もともとコーヒーは好きでよく飲んでいましたが、コーヒーショップで働くようになってより興味を持ちました。実は俳優業と並行してコーヒーショップで働いていた時期があって、その時にコーヒーについてすごく勉強したんです。味の違い、文化や歴史などを知っていくうちに「めちゃくちゃ面白いな」とどっぷりハマッてしまいました(笑)。俳優のお仕事が一段落したタイミングでそのコーヒーショップを辞めて、自分でコーヒーショップを始めようと動き出しました。

――俳優業とコーヒーショップのオーナーの両立は大変だと思いますが、あえてその道を選んだのはなぜですか? そもそも俳優業を始めたのは「1人でも多くの人の明日を生きる活力になりたい」という強い思いがあったからです。たくさんの人にその思いを届けることができると確信したからこそ、この世界に飛び込み、芸能活動を続けてきました。ただ、俳優業の性質上、誰かに活力を与えることができる機会は限られている時もあります。作品に入らなければ発信する機会も少ないので、自分の足で一歩を踏み出せない状況にフラストレーションが溜まってしまうこともありました。なにか自分自身の力で多くの人の活力になる方法はないか、と探していた時に見つけたのが、当時、一番身近にあったコーヒーでした。俳優の仕事は大好きなので続けつつ、もう一つ、自分から常に発信ができる軸となる仕事を持つためにコーヒー会社を立ち上げました。 私はお客さんと直接コミュニケーションをとることがとても好きなんです。私自身のパワーが一番発揮されるのはお客さんが目の前にいる時だと思っていたのですが、俳優の仕事ではお客さんの前に出るタイミングがなかなかないのが現状です。でもコーヒーショップなら常にお客さんが目の前にいる。その点もコーヒー屋さんを選んだ理由のひとつです。

世界を巡るコーヒー旅の相棒に選んだのは
動画も静止画も身軽に撮れる「ZV-1 II」

――「世界一周コーヒーの旅」では「ZV-1 II」で動画と静止画の撮影を行ったそうですが、このカメラを選んだ理由を聞かせてください。

それまでは動画も静止画もスマホで撮影していたのですが、美しい景色を撮っても表現力に満足できていませんでしたし、音質や手ブレも気になっていました。せっかく世界中を旅するなら、もっと美しい映像をみなさんに届けたいと思い、カメラを使おうと決めました。カメラはまったくの初心者だったのでいろいろ調べた結果、身軽に持ち運びができて、動画も写真もきれいに撮れる「ZV-1 II」を選びました。

――実際に旅で使ってみて、いかがでしたか? 今回の旅では、とにかく時間がない中で撮影しなければならなかったので、カメラ初心者の私でも簡単に、直感的に撮影できたのがとても良かったです。液晶モニターを開けば電源が入りますし、何も設定しないままで撮影してもかなりきれいに撮れるので、カメラ任せにすることが多かったです。その場に応じて多少は調整しましたが、明るさや色合いはスライダーで簡単に変えられるし、背景をぼかしたい時もボタンを押してスライダーでぼけ具合をコントロールできる。難しい設定をすることなく、簡単に思い通りの映像を撮ることができました。

色合いはスライダーで簡単に変えることができる。山田さんはブルー味のある色が好きなので「冷たい」の方向にスライダーを調整していたそう

上面右にある「背景ぼけ切り換え」ボタンを押すだけで、簡単に背景をぼかすことができる

自撮りをするシーンも多かったので、常に顔にピントが合うように基本的にはAFを活用して、状況に応じて美肌効果を使ったり、手ブレ補正の「アクティブモード」を使ったりしていました。実は最初、手ブレ補正を使っていなかったんです。「アクティブモード」にすると少し画角が狭くなってしまうので、なるべく広く撮りたいと思って使わなかったのですが、いざ使ってみると「全然違うじゃん!」と思うほど効果的で。とくに歩きながら自撮りをするシーンでは驚くほどブレを抑えることができました。最初から使えばよかったと後悔したことを覚えています(笑)。

カメラの知識がなくても使いこなせるカメラ。
撮影しながら楽しく慣れていけるのが魅力

――「初めて使うカメラ」として見た場合、山田さんにとって「ZV-1 II」はどのように映りましたか?

正直、始めのうちは使い方がわからずに手探りで撮影していましたが、だんだんと使いこなせるようになるのが「ZV-1 II」の魅力です。気軽に楽しく機能を覚えられて、自然とカメラの知識が増えていくので初心者には本当に最適です。難しい設定をすることなく、直感的な操作だけできれいに撮れてしまうところがお気に入りのポイントです。

――旅に出ている間にカメラの知識が増えていったわけですね。 2カ月も旅をしていましたから、少しは成長したのではないかと。今回の旅ではベトナム、ラオス、タイ、モルディブ、UAE、ギリシャ、トルコ、ウィーン、イタリア、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、フランス、イギリス、ニューヨークに飛んで、さらにハワイに飛んで、オーストラリアにも行きました。今、YouTubeのチャンネルで、「世界一周コーヒーの旅」のコンテンツを少しずつ上げているのですが、撮影した順にアップしているので、まだカメラに慣れていない感じが見てとれると思います。今後の動画はどんどんカメラに慣れてきて映像のクオリティも上がってくるはずなので、ぜひチェックしてみてください。

――なかでも印象に残っている国はありますか? オーストラリアはコーヒーをつくる国の中でもトップクラスの美味しさだと評判で、コーヒーが町の人たちの身近な存在になっていることがよくわかる国でした。コーヒーに対してのリテラシーが高く、コーヒーが生活の一部になっていると感じたことがとても印象に残っています。下の写真はメルボルンにあるコーヒー店で撮影したものです。倉庫のような場所に大きな焙煎機が置かれているのですが、コーヒーを販売しているのは小さな一区画。そこでコーヒーを買って外で飲んでいるところを撮影しました。 日本も世界的に美味しいコーヒーをつくる国の一つですが、その日本でもオーストラリアのコーヒーは話題になっていて、とにかく美味しいコーヒー屋さんがたくさんあってとても楽しかったです。

オーストラリアのメルボルンにあるカフェ。建物の中には大きな焙煎機が置かれている

コーヒーを購入し、店の前で自撮り

グリップとマイクをつけたまま
小さなバッグに入れる超軽装の撮影スタイル

――旅先ではどのようなスタイルで撮影をしていたのですか? この旅のために買った、コンパクトな“世界一周バッグ”の中にカメラを入れて撮影に出かけていました。常にグリップとマイクを装着していたので、そのままの状態でバッグに収納して、グリップをつかんでスッと取り出せるようにしていました。撮影が終わると付属品を取り外してきれいにしまっていましたが、基本的に手に持ったままの移動が多かったです。

旅行に持って行ったバッグ。とてもコンパクトで身軽に移動ができる、と山田さん

――オプションのグリップとマイクについて、印象を聞かせてください。 シューティンググリップ「GP-VPT2BT」は、手元のリモコンでいろいろな操作ができるのが便利でした。歩きながら撮る時は手でグリップできる状態にしていましたが、店内でコーヒーを飲むなど落ち着いたシーンではミニ三脚に。角度を微妙に調整できるのも良かったです。

コンパクトサイズで機動力の高いショットガンマイクロホン「ECM-G1」

マイクは「ECM-G1」を使いました。私の声を的確に拾って、厚みや重みたいなものを持たせてくれますし、周囲の雑音もほとんど気になりません。街中でも店内でも周囲の音は気になっていましたが、しっかりノイズを抑えてクリアに収音してくれて予想以上の音質でした。

テンションが上がった瞬間は必ず写真に残し、
SNSで多くの人にその思いを届ける

――旅先での撮影で意識していることや注意していることはありますか? 旅のコンセプトが「みんなで一緒に世界一周する」だったので、私が見る目線、見ているものを大事に撮影しました。私と一緒に歩いているような感覚になって欲しくて自撮りをしたり、目線の先を撮りながら歩いたり、美しい風景を見た時はその感動を分かち合ったり。ともに旅をしている気分が味わえるように、というのはとても意識していたところです。

――今回の旅では動画撮影がメインだったと思いますが、静止画はどんな時に撮影するのでしょうか? 写真はSNSで使いたいと思ったので、動画を撮った後にそのまま写真を撮ることも多かったです。今もSNSに載せる写真はこのカメラで撮っています。写真は後から少しだけレタッチして色合いを変えることもありますが、「ZV-1 II」で撮影した画像はそのまま思い通りの色が出ているなと思いました。特に海など色鮮やかな風景は、スマホで撮った画像と比べると格段に美しいので、カメラの素晴らしさを実感した瞬間でもありました。ですから、美しい風景に出会った時は必ず静止画として記録しておくようにしています。 あとは感動を多くの人に伝えたいという思いがあるので、気分が上がった場面では必ず写真を撮っています。例えば下の写真。これはハワイのコナコーヒー農園で撮ったものです。

コーヒー農園で赤く色づいたコーヒーチェリーとともに撮影した1枚

今回はコーヒーの旅ということで、「コーヒーの歴史」「各国の美味しいコーヒー屋さん」「農園」と3つのテーマで巡りました。農園に行ったのはラオスとハワイの2カ所でしたが、先に訪れたラオスの農園ではコーヒーチェリーがまったく赤くなっていなくて収穫できないタイミングでした。だから、その後行ったハワイもそんな感じだろうと思っていたのですが、行ってみたら赤い実がたくさんなっていて。日本ではめったに見られませんし、私自身こんなにきれいなコーヒーチェリーを見たのは初めてだったので大興奮してそのまま写真を撮りました。

ハワイでは美しい海でも撮影

上の写真もハワイでのワンシーンです。動画でも同じような画角で撮っていますが、写真でも撮影しました。きれいな海を見てはしゃぎまくり、サンダルを脱ぎ捨てて走っていった先で自撮りした1枚です。

憧れの人と出会った感動に浸りながらコーヒーを片手に撮影したワンカット

上の写真はノルウェーのカフェで撮ったものです。コーヒーの神様と呼ばれているティム・ウェンデルボー氏が経営するコーヒー屋さんで、ノルウェーに滞在していた3日間、毎日通うくらいここのコーヒーにハマってしまいました。ティム・ウェンデルボー氏本人にも会うことができて、緊張しながらつたない英語で少しお話することもできました。その後、コーヒーを飲みながら「もう最高だね〜」と満足しているワンシーンです。ちなみにグラスの中身はワインではなくてコーヒーなんですよ。

ベネチアに来たなら撮らずにはいられない象徴的な運河の風景

運河近くの細い路地に沿って続く赤レンガづくりの建物

上の2点はイタリアのベネチアで撮影しました。水の都、ベネチアらしい水辺の風景を橋の上から撮影したものと、壁も床も全部石に囲まれてテンションが上がって撮った1コマです。どちらもその土地ならではの風景に大興奮したので、写真も忘れずに撮影しました。

「ZV-1 II」に撮る楽しさを教えてもらった今、
よりカメラを知るために上位機種で撮影中

――実際に使ってみて、「ZV-1 II」はどんな人におすすめのカメラだと思いますか? 写真を撮ることが好きで、スマホでもたくさん写真を撮る人が「見せたいものをより鮮明に写したい」と一段上を目指した時に期待に応えてくれるカメラです。さらに、ポケットに収まるサイズで気軽に映像や静止画を撮って楽しみたい、という人にもおすすめ。 実は、もう少しカメラに詳しくなりたいと思って、今はレンズ交換ができる「ZV-E1」も並行して使っているんですよ。初めてレンズ交換できるカメラを使ったのですが、ぼけ味が美しくてめちゃくちゃいいです! 今はキットレンズの「FE 28-60mm F4-5.6」と、広角ズームの「FE PZ 16-35mm F4 G」の2本を使い分けています。このカメラを使うようになってからは、カメラマンさんがレンズ交換をする意味や、60mmで撮っている時に自分はどう映るのか画角も何となくわかるようになり、「撮られる側」としてもかなり勉強になりました。

山田さんが実際に使っている「ZV-E1」と交換レンズ

でも、カメラに興味を持ち、撮る楽しさを教えてもらったのは「ZV-1 II」です。これだけ簡単にきれいな画を撮ることができなかったら、カメラに興味を持てなかったかもしれません。ですから、最初のカメラとしては本当におすすめです。いろいろ調べてみると、映画のような雰囲気の映像が撮れる「シネマティックVlog設定」という機能もあるなど、まだまだ使ってみたい機能がたくさんあります。もっといい映像や写真を撮るにはどうしたらいいだろうと考えて勉強していくのが私には合っていると思うので、今後も「撮りたい」を見つけながら少しずつステップアップしていければと思っています。

山田さんが実際に使っている「ZV-E1」と交換レンズ

――今後はどのようなシーンでソニーのカメラが活躍しそうですか? 私は旅が好きなので、今度は日本国内のコーヒー旅にも連れて行けたらいいなと思っています。いろいろな土地に行っていろいろな人に出会い、その土地の暮らしを見るのが好きなんですよね。ずっと都会に暮らしていると人や物、情報などに飲まれがちですが、一度外に出ると一気にリセットできるので、のんびりと旅時間を過ごしながら、ただただ映像と写真を撮って楽しめれば最高です。

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