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進化して使いやすくなった85mmポートレートレンズ

フォトグラファー もろんのん 氏

α Universe editorial team

もろんのん/フォトグラファー 商品、旅、ポートレートを撮影。広告や雑誌などの領域で幅広く活躍。YouTube「もろんのんTV」を通じて写真撮影術やおすすめ旅Vlogを伝える。Instagramで11万超えフォロワー。YouTubeで11万チャンネル登録者数を突破。Instagram:https://www.instagram.com/moron_nonYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCAREgs9I7YDdDSOJG7RR-5A

1型からの圧倒的な軽量化

初めて見たときに、1、2回りコンパクトになったと感じました。私は撮影をする時には最低でも3本はレンズを現場に持っていきます。そして旅撮影の時には数日間カメラバッグに背負ったり、カメラと一緒に肩にかけているのでコンパクトになったのは非常に嬉しいです。

AFの高速化、静粛化

まずAFが早く、フォーカスを合わせるときの駆動音が静粛化しました!自分が主体の撮影現場だとあまり気にならないですが、映像の現場でスチールで入らせていただく時にAFの駆動音がかなりするのでそういった現場に1型を持っていけなかったことがあったので、静かになったのが嬉しいポイントです。

α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F1.4,1/4000秒,ISO100

夕焼けが沈む前に逆光で撮影をしました。花束を買って持って行ったのですが夕焼けと一緒のオレンジ色のお花を持ってもらいました。画角内に太陽を入れているので明暗差が強い一枚なのですが現像をしてみたら非常にダイナミックレンジも美しくて感動しました。

ポートレート撮影はもちろん、物撮りにも使える万能さ

α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F1.4,1/320秒,ISO100

旅や街中撮影の時に周辺の雰囲気を入れて撮影をするというよりも、主題が一つで被写体を際立たせたい時に85mmの画角を選びます。

α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F3.5,1/60秒,ISO1250

また85mmはポートレート撮影だけでなく、主題を際立たせるレンズに最適なのでこういったテーブルフォトなどの物撮りにもぴったりですね。夕方の室内で光量も少ない状況だったのですが、単焦点でF1.4もあるので暗い状況でも頼もしいレンズでした。開放で撮影をしてもピント面のグラスについている水滴の解像度も非常に美しく、前ぼけのきらめきも気に入っています。

α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F1.4,1/320秒,ISO160
α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F1.4,1/1250秒,ISO100

85mmでポートレートを撮る時には、モデルさんも動いたりするのを追いかけて撮影をするのでAFの速さと正確さのスペックを求めます。FE 85mm F1.4 GM IIはAFが1型と比べて数倍早くなったのが嬉しいです。この写真は前ぼけも後ぼけもありますが、純正レンズならではのボディの性能を最大限に引き出してくれるので、すぐに瞳を認識してフォーカスを合わせてくれました。

α7C II,FE 85mm F1.4 GM II 85mm,F1.4,1/60秒,ISO800

このレンズはポートレートをよく撮る方におすすめの一本です。今回の作例のようなバストアップで撮りたい場合には35oのような広角レンズだとかなり物理的に近づいて撮る必要があるため、近しい関係値の方ならおすすめなのですが、初めましての方と適度に距離を保ちながらおしゃべりをしながら撮影ができるので、モデルさんも緊張せずに撮影をすることができます。ぜひ気になる方は店頭で一枚シャッターを切っていただきたいです。

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