α9 III まだ見ぬ究極の表現を追い求めて Vol.5
写真家 並木隆 氏
写真家 並木隆 氏
並木隆/写真家 高校在学中より写真家・丸林正則氏に師事。現在はフリーランスで年間を通して花や自然をモチーフに各種雑誌誌面で作品を発表する傍ら、数多くの写真教室で200名にもおよぶ生徒へ指導を行なっている。公益社団法人 日本写真家協会、公益社団法人 日本写真協会、日本自然科学写真協会会員。
フラッシュの閃光でなければ止めることのできなかった水滴がグローバルシャッターによってフラッシュなしでも可能となり、イメージ通りの作品を作りあげることができました。配置などをコントロールできない「水滴」が被写体ですが、約120コマ/秒の高速連写で数打つことで好みの水滴の配置を得られるだけでなく、非常に効率よく撮影することができました。水滴に映り込んでいる花は白いエキナセア。MFで等倍にし花の手前にピント面が来る位置でカメラを固定。その隙間に上からシャワーで水を落としながら撮影しました。α9 IIIのスペックを知ったときに「これならできる!」と浮かんだイメージがその通りに形になり、新しい表現方法の道が開けたとわくわくしています。
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