魚住誠一のWho’s Next Vol.3
金谷みひろ Kanaya Mihiro
写真家 魚住誠一 氏
モデル:金谷みひろ(かなや・みひろ)2003年2月10日生まれの21歳。三重県松阪市出身。高校卒業後に上京、CRGに所属。
モデルとグラビアで活動。2024年10月24日から公開されたグローバルショートドラマアプリViglooの日本新作『ドッペルゲンガー もう一人の私』に主演。
またJJモデルオーディション2025のセミファイナルにエントリー中。趣味は散歩と料理。身長162cm。
撮影 魚住誠一
文:宮本和英
大きな瞳のじっと見つめる眼差しの強さが魅惑的な金谷みひろ。まだ21歳。三重県松阪市生まれ。高校卒業とともに女優を目指して上京し、芸能事務所に所属しながら、グラビア、舞台、モデルなどを経験する一方、小学2年生から続けてきたダンスのセンスや、スタイルの良さもあってか、TikTokやインスタを中心にSNS総フォロワー数50万人を超える密かな人気を持つ。
どんな子供だった?という問いに、「けっこう人見知り。人と仲良くなるのが遅くて、転校したり、中学から高校に上がったり、環境が変わると1年ぐらいかかっちゃいます」。「人と話すことは話すんですけど、それ以上あまりいけない……」。それは、自分の中に他人を入れないようにしていたのではないの?「ひょっとしたら、そうなのかな? 無意識に」。
一方で、高校を卒業して上京し、初めての独り暮らしになって、「寂しいし、独りは好きじゃないです」とも言う。「別にお話ししたいわけではないけれど、存在をそばに置いておきたい、人間の(笑)」。なかなか面白い言い方をする。どうやら独自の感覚があるらしい。
「ダンスをしていたので、人前で何かするのは好きだったんですけど、特に芸能界に憧れていたわけはなかった」そうだ。それが高校2年のときに、短編の自主映画の主演にスカウトされ、「初めて芝居をして、新感覚! 楽しくて、お芝居に興味を持つようになった」。
一見、無口でもの静かな印象。ダンスには自信があるの?と聞くと、静かにうなずく。他に好きなことは?「料理が好き。食べることが好きで、両親が共働きだったこともあって中学の頃から自分で作るようになった」そうだ。料理は上手?ちょっと照れながらも「上手です」ときっぱり。ダンスも料理も相当自信がありそうである。積極的にアピールするわけではないけれど、きっと器用で、自分の出来ることをちゃんと把握しているのだろう。芝居についても、初めて演じてみて、すぐに演技というものの本質をつかんだのだと思う。今回の撮影でも、街なかでのセッション撮影は初めてながら、勘の良さは抜群だった。きっと、じっと見つめるときの彼女の強い眼差しには、本物をつかもうとする姿勢が現れているのかもしれない。まだスタートラインに立ったばかりの固い蕾ながら、一気に花開く大器の予感を感じさせる金谷ひとみでした。
使用機材
使用カメラ α7R V使用レンズ FE 85mm F1.4 GM II, FE 50mm F1.4 GM, FE 28mm F2ついに待望のFE 85mm F1.4 GMが新しくなりました。ポートレートに最適な画角。G Masterならではのシャープなピントと高解像。美しいぼけが味わえます。定番のFE 50mm F1.4 GMで自然な雰囲気を狙い、FE 28mm F2で、今回は日中シンクロを。これからの時期は太陽の傾きに合わせて、背景を合成した感じや、画角に太陽を入れてドラマチックに仕上げるのもあアリだと思います。季節の変化を感じて撮るポートレート。ぜひ新しいFE 85mm F1.4 GM IIをラインアップに加えてみてくださいね。
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