α9 III まだ見ぬ究極の表現を追い求めて Vol.6
写真家 竹内陽子 氏
竹内陽子/写真家 東京都中央区出身。フラワーデザインを学び、様々な花装飾に携わる。その後、そのキャリアをいかし、花雑誌、女性誌のカメラマンに転向。また、フラワーアーティストとして、“花”を独特な視点で表現した作品を発表し、国内外のコンテストにて入賞、好評を得る。コマーシャルフォト、企業カレンダー、パッケージ、プロダクトデザインまで、花のスタイリング、写真、デザインディレクションを幅広く手掛ける。公益社団法人 日本広告写真家協会正会員
白い花と白い背景を使い、光を巧みに調整することで、水の透明感と滑らかな質感をα9 IIIで撮影しました。AFの速さと連続シャッターにより、一瞬ごとに変わる表情を逃さずに捉えることができ、特に動きのある水の撮影においてもブレの少ないディテールが表現できました。また、高感度でもノイズが少なく、微細なトーンをしっかり表現してくれました。PCリモート撮影も劇的に速くなっており、現場での作業効率が大幅に向上しました。」
花と水は切っても切れない関係、花と水が綺麗で透明感があるシーンを撮影したく、白い花、白い背景だけで水の透明感と綺麗さをみてみたいなと思い、水面と花がキラキラと見えるように強めのライトを直当てして撮ってみました。
様々な花の要素(色、形、季節)を一つのフレームに入れて、それぞれの要素を生かし全体が調和の取れた作品にすることを目指しました。
木のテーブル、木や自然が感じられるナチュラルな雰囲気を背景に自然にいけられた花と和む空気が感じられるような一枚に。ナチュラルの雰囲気を出すために背景をぼかし、自然光で撮影。午後の光が少しオレンジ色になる頃に撮影。ISO感度はそれほど上げず、三脚でレリーズを使いながら手ブレに注意しながらの撮影しました。
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