Yoshihiro AbikoGALLERY
Gear Impression機材インプレッション
αに試されながら、
まだ見ぬ心躍る瞬間を収めるべく邁進し続けていく。
α9を2年間以上愛用している。その間、ファームウェアのアップデートにより数多の機能が付け足されてきた。特にリアルタイム瞳AFの動物対応には心弾んだ。フォーカスエリアと動物の顔が重なると瞬時に瞳へピントが行く。話題のリアルタイムトラッキングAFの併用も可能で、最初にピントが合った被写体を捉え続けてくれるので今まで以上に撮影が楽になった。元来のAF性能と相まって、野生動物を撮影する上で欠かせない機能になっている。ピントを気にすることなく、光、背景、構図といった写真のアート性を高める要素に集中することが可能になるからだ。最高秒間20コマの高速連写、ブラックアウトフリー、階調豊かな表現が可能なイメージセンサーなどの基本性能は動体を撮影するのに申し分ない。機材を言い訳にすることは出来ない、撮れるか撮れないかは「自分次第」だ。αに試されながら、まだ見ぬ心躍る瞬間を収めるべく邁進し続けていく。