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Gear Impression機材インプレッション
強欲なわたしを満たしてくれる、世界で最も軽く小さい*フルサイズ。
自分にとって写真はライフワークだ。心が動いた時にいつでも撮れるようカメラは肌身離さず持ち歩く。ゆえに機材は小型・軽量であればある程ありがたい。とは言え画質や機能の妥協はしたくない。α7Cはそんな強欲なわたしを満たしてくれる、世界最小最軽量*のフルサイズデジタル一眼カメラだ。今回はα7Cを片手に東京の夜を眺める。光学式ボディ内手ブレ補正のおかげで手持ちでもブレを恐れずに夜景撮影が可能、フルサイズならではの高感度で、暗い環境でも階調を生かした仕上がりになった。これなら撮影だけでなく現像でも存分に楽しむことができる。夜景現像で落胆したなんて苦い経験をせずに済めば、雑念を捨て撮影だけに集中ができるのだ。失敗は必ず経験になるが、優秀な機材で回避できるならフル活用して作品にかける時間を増やすに限る。今この瞬間にしか出逢えない光景が溢れる世界で、瞬きをするようにシャッターを切るだけでいい。そんな未来が目前であれと願ってる。
※光学式ボディ内手ブレ補正機構搭載のフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。2021年9月時点。ソニー調べ
小ぶりでF2.8と比較的明るい単焦点なので気軽に連れて歩きたくなる。
普段使っているスマホカメラの画角に近いおかげで大変使いやすい印象。狭い通路や水溜りのリフレクションなどを使って1枚に沢山の情報を詰め込んだ撮影をすることで広角の良さを発揮できる。広角レンズは本体が重く大きくなりがちだが、小ぶりでF2.8と比較的明るい単焦点なので物々しい姿にならず気軽に連れて歩きたくなる。
万能感のある40mmは、日常使いに非常におすすめしたい「心地よさを感じる」単焦点。
35mmでは広すぎて50mmは寄りすぎる…このふたつの間を取った万能感のある40mmは、日常使いに非常におすすめしたい「心地よさを感じる」単焦点。この付かず離れずの距離感は一度触ってみると癖になる。屋内屋外どちらでも使いやすい画角であり、F2.5と明るいので、いつの間にかカメラに付けっぱなしになるであろうスナップのレギュラーレンズ間違いなしの推しレンズだ。