Satoshi InoueGALLERY
Creative Look Impressionクリエイティブルックインプレッション
クリエイティブルック「NT」は特にネガフィルムのような質感と落ち着いた色味で驚いた。
自分で色を作る人でもクリエイティブルックはおすすめ。今回はその中のクリエイティブルック「NT」を多く使用した。自分はフィルムライクな色味や質感に調整することが多く、始めは苦戦していたが、クリエイティブルック「NT」は特にネガフィルムのような質感と落ち着いた色味で驚いた。もちろんクリエイティブルックだけでも使えるが、それをベースにさらなる調整を加えていくことで、自分の好きな写真を追い求めていくことのハードルが下げられたのではないかと感じる。
Gear Impression機材インプレッション
あらゆる場面において、まず持っておきたい一台になることは間違いないだろう。
欲しい要素がブラッシュアップされたベーシックながら最高のカメラ。しっかりとした機体にも関わらず手に持った時の軽さには驚かされた。スナップ写真では構図の切り取りが大事でトリミングも多用するため、有効約3300万画素という画素数の多さは欲しい性能のひとつだった。またISO感度の高さや素早いオートフォーカス性能に関しても、とにかく写真が撮れないという機会損失を減らしてくれるのはありがたい。α7 IIIから軍艦部のダイヤルの数が増え、ダイヤル・ボタンのカスタム性も伴って増し、より効率の良い撮影が可能になったことも大きい。順当に進化したα7 IVはあらゆる場面において、まず持っておきたい一台になることは間違いないだろう。