このボディさえあれば動画初心者でも簡単におしゃれな色合いのVlogが撮れてしまう

普段スチールフォトグラファーとして活動している私は何年か前から動画もやってみたい、動画も上手く撮れるようになりたいと思っていた。しかし脳みその構造からしてスチール脳になっているためどうしても動画にフォーカスできないでいた。今回、VLOGCAMとして登場したZV-E1を使うことになり、もしかしたらまた使いこなせないのではないか、と不安を胸にオセアニアの旅に持って出かけた。海外へは毎回重量オーバーを心配しなければならない機材をしょいこんで行くがZV-E1はとにかくコンパクトで軽い。セットで選んだのは同じく発売したばかりのFE 20-70mm F4 G。こちらも小型軽量であったためいつもより本当に機材が軽く移動がとにかく楽に感じた。実際13日間で都市を移動する日以外は毎日持ち歩いた。機能として嬉しかったのはボタンひとつで動画素人の私でも「なんかいい感じ」にしてくれるシネマティックVlog設定。本当に私が撮ったの？と疑いたくなるほどおしゃれな色合いに簡単にできたことは驚きであった。ちなみに今回作った動画は撮ったものをWi-Fiでタブレットに読み込み、アプリで繋げ音楽をつけただけの簡単なもの。ジンバルも持っていないため手持ち撮影のみだがダイナミックアクティブモードが大いに活躍してくれ歩いているシーンでもほぼ手ブレを感じない画作りになっていると思う。つまり、このボディさえあれば動画初心者でも簡単におしゃれな色合いのVlogが撮れてしまう、スチール専門で活動している私にとっては魔法の道具のようであり、まさに私が求めていたものがこのZV-E1だと言える。