つぎに、カメラを撮影ポイントに三脚で固定し、αをバルブ撮影用に設定します。明るいうちに出かけて、ベストポジションを確保しましょう。三脚を設置する場合は、くれぐれも観客の通行の邪魔にならない場所を選んでください。できれば、火薬の煙が立ち込めない風上がベストです。そうそう、飲み物や虫除け対策も忘れずに!
■カメラを三脚に固定
ほかの観客が三脚につまずいたりしないよう、人ごみを避けた設置を。ただし、立ち入り禁止区域に入るのはNG!事前に絶景ポイントをリサーチしておくとよい。 |
■“α350”の設定
(ここでは、“α350“を使った説明を行っています。又、“α200” “α300”は基本的に同じです。)
“α350”で必要な設定は4つ。当然ながら花火は夜空の下での撮影となるので、カメラの設定はあらかじめ明るいうちにすませておくか、各ボタンの位置を確認できる、小さな懐中電灯があると便利。 |
設定1:“α350”のモードを「BLUB(バルブ)」バルブにする |
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設定2:絞りをF11から16の間にする |
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設定3:ISO感度を「100」にする |
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バルブ(長時間露光)撮影では、画像にノイズ(画像の色ムラなど)が目立ちやすくなります。ノイズリダクションは、これを軽減する大切な機能ですが、シャッターが開いている時間が長くなるほど、撮影後のノイズリダクションの実行時間が長くなります。ノイズリダクション中は、液晶モニターに「ノイズリダクション実行中」のメッセージが表示され、その間は次の撮影ができなくなってしまいますので、シャッターチャンスを優先したい場合は、この機能をオフにするのも手段です。 |
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