別所 哲也(べっしょ・てつや) 別所哲也公式ウェブサイト |
AMIY : どうも。お久しぶりです。今日も5時起きですか? 別所 : はい。毎日7〜9時までラジオの生放送なので。 AMIY : 今週、ちょっと早起きして2回くらい聞きましたよJ-WAVE。もう長いですよね。 別所 : もう3年目に入りました。それにしても・・・なんだか不思議な気分ですね(笑)。 AMIY : そうそう、すごくおかしな感じ(笑)。私もどこから話していいのか分からない(笑)。いま、別所さんがやっている事は、役者、「ショートショート フィルムフェスティバル」のプロデューサーとラジオのナビゲーター、シアターの運営・・・それとも経営ですか? 別所 : そうですね、今年の2月からショートフィルム専門のブティックシアターの経営もしています。 AMIY : 本当にご多忙ですよね。いまは数ヶ月に渡り「ミス・サイゴン」の舞台にも主演なさっているし、しかもあんな熱演舞台で・・・良く持ちますよね(笑)。 別所 : 本当は夜型なんですけど、いまは出来るだけ24時には寝るようにしています。 AMIY : それでも毎日4〜5時間の睡眠ですよね。そんな忙しいなか、αで撮影してきてもらったんですが、いままで一眼レフで撮ったことはあるんですか? 別所 : 一眼レフは持った事ありますよ、昔。高校生のときに誕生日にせがんで買ってもらったのが一番最初です。男は、みんな一時期はメカニカルなものに憧れるんですよね。 AMIY : そのときはフイルムですよね。デジタル一眼レフは初めて? 別所 : そう、初めて。昨日仕事で京都に行っていたので、こんな(1)のを撮影してきました。 AMIY : キレイじゃないですか。 別所 : これは「すみや」という京都の旅館です。ビックリしたんですが僕のような絵心というか写真心がない者が撮っても、それなりに撮れるんですよね(笑)。 AMIY : いやいや、ちゃんと撮れていますよ〜。上手です。やっぱり映像を日々見ているからですね。 別所 : いやー、でもちょっと(笑)。 AMIY : でも見ているものの視線がいいと思いますよ。 別所 : これ(2)は正伝寺というお寺の一角にあったんですけど、水とちょっとした花がキレイだなーと思って。一番好きだったのはドラム缶(6)の中に咲いているコスモスです(笑)。こういう接写もすごくキレイに撮れるんですよね。ビックリしました。 AMIY : そうですね。一眼レフの醍醐味ですよね。 別所 : 他の仕事で行った合間に撮ってきたので、あまり集中して撮れてないですけど(笑)。夜景もフラッシュなしで結構いけますね。シャッタースピードが遅くなるからブレるかなと思いましたが・・・。 AMIY : “α350”には、手ブレ補正機能があり、また、自動的にISO(感度)も調節してくれますからね。 別所 : スゴイね。 AMIY : でもαを使いこなす為にも、いろいろちょっとした使い方のポイントを憶えておくと便利ですよ。別所さんはデジタル一眼レフで何を一番撮りたいですか? 別所 : 僕はどちらかというと、本当はポートレイトが好きですね。でも人を撮るにはお願いしないといけないので(笑)。 AMIY : 写真もそうだけど、別所さん自身が「人」が好きなんですよね。 別所 : そうですね。そうじゃないと役者の仕事も難しいよね(笑)。人がどういうものを抱えて時間が重なっているのかということにも、俳優としても興味はありますし、被写体としても興味はあります。 AMIY : たぶん別所さんの好きな写真はマニュアル撮影に近い仕上がりの方向だと思うんですよね。普通にキレイに写っていればいいというんじゃなくて・・・個性的な感じ。人を撮るにしても、表情を狙うだけなら沢山撮ればいいものは撮れると思うけど、その人をちゃんと表現したいと思うと、一枚に込めたい思いは、上手くなればなるほどオートじゃどこか物足りなくなってしまうかも・・・。 別所 : まだ触り始めたばかりなので、いまのところは・・・。 AMIY : 勿論、かなりこだわった方以外はオートで十分。とにかく今は沢山とってαに慣れてください。αは一眼レフを使ったことない方でも大丈夫なんですよ。基本簡単便利なので。 別所 : そうそう。すごく扱いやすくて、あまり分からないから困るということは取りあえずなかったですね。 AMIY : とにかく慣れるまでは、楽しんでください。液晶画面を見て撮影されました? 別所 : ここまで動くんですよね。知りませんでした。 AMIY : なので、こうやってこの辺りの物も下においたままでも撮れちゃうんですよ。 別所 : あーなるほど。 AMIY : 例えば石ころを撮ろうと思うと、いままでだと自分が寝そべらないといけなかったんです。液晶画面をこんな形で上下にチルト可動できるというのが“α350”“α300”の特長なんです。 別所 : へ〜。 AMIY : 液晶画面が上下にチルト可動することで、角度を変えれば高いところのものも撮れます。 別所 : そうですね。液晶画面が上下に角度を変えられるとは知りませんでした。 AMIY : 子どもや動物等をローアングルで撮りたい時などは、すごく便利だと思います。 AMIY : ISO(感度)は、普通はオートになっていますけど、夜景など暗いところを撮影する場合は感度を3200まで上げることができます。感度の数字が大きければ大きいほど暗いところが撮れると憶えていくといいですよ。 別所 : フラッシュなしでですよね? AMIY : そうです。1600、3200(数値の多いほうに)位にしておけば、暗いところは大丈夫。 別所 : でもシャッタースピードが遅くなるんですよね? AMIY : いいえ。感度が上がるのでそんな事はないですよ。逆に感度が低いとシャッタースピードは遅くなります。 別所 : へ〜。でもボクが撮影した旅館の写真は、ほぼ真っ暗で石灯籠の灯りとちょっと漏れた明かりくらいしかなかったんですが、結構オートで撮れたのですごいなと思って。 AMIY : オートでも勝手に調整してやってくれますが、例えば映画館のような真っ暗な場所であれば、ISO(感度)の設定を変えておけば何も心配もいらないし、とにかく自然な感じでカッコ良く撮れます。 別所 : そうなんだ〜。確かにフラッシュを使った撮影だと、光った感じでペタっとした感じの写真になってしまいますよね。 AMIY : 私もそういうのは嫌いなの(笑)。だからフラッシュは基本的には使わない。このモードダイヤルを変えればフラッシュは光らなくなります。また、このダイヤルは撮影するシチュエーションを表す絵が描いてあるので分かりやすくなっていますよ。あと通常のファインダーとライブビュー撮影の切り替えができます。 別所 : なるほど。さすがプロの発言ですね(笑)。レンズってどうなんですか? AMIY : ズームの基本レンズがついています。 別所 : これは広角のレンズですか? AMIY : これはかなり広角までカバーしていますよ。 別所 : そうだよね。撮影したときにかなり広めに撮れていたので、スゴイなーと思って。やっぱり一眼レフはレンズが命ですよね。 AMIY : レンズは凝りだしたら単体で結構いいレンズがありますよ(笑)。ソニーだとカールツァイスもありますしね。それはファインダーを覗いた感じも全然違います。でも、いまついているズームレンズはオールマイティに撮れるレンズなんです。普段はこれで十分ですね。 別所 : たしかに。 |