α57は、ソニー独自の透過ミラーを採用した「トランスルーセントミラー・テクノロジー」を搭載。一般的な一眼レフカメラと異なり、撮影中もミラーのアップダウンがないため、常に同時にCMOSセンサーとAFセンサーに光を導きます。これにより、一眼ならではの高速・高精度な位相差検出AFが静止画・動画を問わず常に働く「フルタイムコンティニュアスAF」を実現。瞬時に被写体にフォーカスし、動く被写体にもピントを合わせ続けます。高速連写、動画撮影やライブビュー撮影など、撮影スタイルに関係なく、圧倒的なスピードとレスポンスを実現しています。
α57は、一瞬をとらえる高速連写性能が進化。4つの連写モードから選べるようになりました。スポーツシーンはもちろん日常の何気ない一瞬の表情まで、さまざまなシーンに合わせて高速連写ができます。
画面中央部を約1.4倍にクローズアップし、動く被写体にもAF追随する最高約12コマ/秒のテレコン高速連写を実現。モードダイヤルの「連続撮影優先AEモード」から「テレコン連連続撮影優先AE」を選択すると、被写体に迫ってピントを合わせ続け、最高の一瞬をより迫力のある写真でとらえることができます。運動会やスポーツシーンなどで、遠くの子どものイキイキした表情に迫り、決定的な瞬間を逃さずキャッチできます。
「連続撮影優先AE」を選択すると、最大約1610万画素で、液晶モニターとファインダーともに約10コマ/秒の高速連写が可能です。高速・高精度な位相差検出AFが常に被写体にピントを合わせ続けるので、躍動感あふれるシーンや思いがけない一瞬の表情を、高画質でとらえます。
最高約8コマ/秒の「連続撮影:Hi」モードと、最高約3コマ/秒の「連続撮影:Lo」モードでは、絞りやシャッタースピードなどを任意に設定しながら、シーンに応じた連写速度を選べます。
「連続撮影:Hi」と「連続撮影:Lo」の2つの連続撮影モードをはじめ、「セルフタイマー」や「リモコン」まで幅広く対応しているドライブモード。さらに、自動的に露出やホワイトバランスを変えて撮影する「露出ブラケット」や「ホワイトバランスブラケット」機能も搭載し、よりクリエイティブな表現に活用できます。
高精度なピント合わせを可能にする、位相差検出方式の「3点クロス15点AFセンサー」を採用。中央に配置した3点のクロスセンサーが、ピントを合わせにくい被写体にも高精度にフォーカス。さらに高感度AFセンサーにより、光の少ない場面でも正確なピント合わせが行えます。また、動体追随性能もアップ。動きの速い被写体もしっかり捕捉し、ピントを合わせ続けます。
狙った被写体を追尾し続ける「追尾フォーカス」機能がさらに進化。被写体が後ろを向いているために顔を検出できない場合にも、顔追尾から物体追尾へと自動で切り替わり、被写体にピントを合わせ続けます。スポーツシーンでの人物撮影など、動きのある被写体のピント合わせをサポートし、決定的な瞬間を逃さずとらえることができます。
被写体が中央にいない構図でもピントが合う「ワイド」。左側、中央、右側と3つに分けられたゾーンからフォーカスエリアを選べる「ゾーン」。画面中央のみでピントを合わせる「中央に固定」。15点からユーザーが任意にピントを合わせる位置を選べる「ローカル」。4種類のフォーカスエリアから、被写体や構図にあわせて選択できます。
動いている被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF(AF-C)」のほか、静止している被写体に適した「シングルAF(AF-S)」、被写体の動きを検知してカメラが自動で切り替える「AF制御自動切り替え(AF-A)」を選択できます。
CMOSセンサーにメカニカル後幕シャッターと同調してスリット露光を行う「電子先幕シャッター」機能を搭載。ミラーのアップダウンのない「トランスルーセントミラー・テクノロジー」との組み合わせにより、約0.05秒のレリーズタイムラグを達成。圧倒的な高速レスポンスで、動きの速い被写体の一瞬を逃すことなくとらえます。また、先幕走行がないため、シャッター音やシャッターショックによるブレも軽減します。