とっておきの瞬間を美しく描写する、有効約1610万画素大型APS-CサイズCMOSセンサーを搭載。コンパクトデジタルカメラよりもセンサーサイズが格段に大きく、細やかな階調表現と一眼ならではの美しいぼけ味を生かした写真表現ができます。またセンサー上でアナログ・デジタル変換する「オンチップカラムAD変換」や、アナログ・デジタル信号の両方でノイズを除去する「デュアルノイズリダクション」などのノイズ処理を強化。これにより1画素あたりの感度を高めつつノイズレベルを大幅に改善。高画素化しながらも感度向上を達成し、高精細でクリアな画質を実現しています。さらに画像読み出し速度を高速化することで、連写性能の向上にも貢献しています。
高解像度CMOSセンサー「Exmor(エクスモア)」に最適化し、飛躍的な進化を遂げた画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」。大容量化するCMOSセンサーからの情報を高速・高画質に処理できるので、約12コマ/秒(*)のテレコン高速連写や「マルチショットNR(ノイズリダクション)」などの負荷の高い画像処理にもスピーディーに対応します。また、RAWノイズリダクションに加え、現像段階でもノイズ低減処理を再度実施し、低ノイズ・高画質な画像を再現します。
有効約1610万画素の「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサーと進化した画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」により、ISO感度100-16000の幅広い感度領域に対応。室内のスポーツシーンなど光量が少ない撮影シーンでも高速なシャッタースピードを確保できたり、結婚式でのキャンドルサービスなど暗いシーンでもフラッシュを発光させることなく雰囲気のある写真が撮れます。さらに、高速連写した6枚の画像を合成してノイズを軽減する「マルチショットNR(ノイズリダクション)」機能を使えば、最高ISO感度25600相当の高感度撮影も可能です。
「マルチショットNR(ノイズリダクション)」は、高速連写した6枚の画像を合成し、設定したISO感度でさらにノイズを軽減する機能です。最大約2段分のノイズ低減効果が得られます。また、最高ISO感度25600相当の高感度撮影も実現しました。
αレンズ(Aマウントレンズ)の持つ周辺光量低下や倍率色収差、歪曲収差を撮影と同時に補正して、写真を自然な仕上がりにします。メニュー画面でそれぞれの項目ごとに設定できます。
明暗差が大きい場面で、目で見たままの印象を再現できる「オートHDR(ハイダイナミックレンジ)」機能。通常カメラでは白とびや黒つぶれを起こしてしまうシーンでも、露出の異なる3枚の画像を合成することで、暗い部分は黒つぶれせず、明るい部分も階調をしっかり残して表現できます。設定は「オート」のほか、露出差レベルを1.0-6.0EV間で1.0EVごとに設定できる「露出差レベル設定」から選択できます。
逆光時などは、背景が明るいため手前の人物が暗くなりがちです。「Dレンジオプティマイザー」機能を使えば、逆光で暗くなりがちな人物の顔なども自動補正して、自然な明るさで再現します。また連続撮影にも対応しているので、人物撮影やスナップはもちろん、スポーツシーンにまで幅広く活用できます。設定は「オート」のほか、補正効果を5段階で選べる「レベル設定」があります。
ボディ本体に手ブレ補正機能を内蔵し、広角から望遠、マクロレンズまで、すべてのαレンズ(*)で手ブレを抑えます。しかも補正効果はシャッタースピード換算で約2.5-4.5段分あるので、高感度ISOと組み合わせれば、手ブレや被写体ブレが起こりやすい暗いシーンでも、三脚やフラッシュなしで撮影できます。
シャッタースピードや焦点距離から判断して手ブレが起こりそうなときには、液晶モニターとファインダー内に手ブレ警告を表示して、失敗を未然に防ぎます。