総画素 約1160万画素、有効画素 約890万画素のSuper 35mm相当CMOSイメージセンサーを搭載。ISO2000(F5)、ISO1250(F55)(ともにS-Log2時)の高感度(*)とトータル14stopの広いラチチュード、F65と同等の広い色域を持ちS-Gamutに対応しています。
* F55はカラーフィルターの特性をF65と合せることにより、より高い色再現性を実現しており、そのため感度特性がF5と異なります
XAVC、MPEG-4 SStP、MPEG HD422と3種類のフォーマットに対応し、バジェットやワークフローなど用途に合わせたフォーマットの選択が可能です。XAVCは制作用途に適した4:2:2、10bit、イントラフレーム圧縮を採用し、HD 29.97p時:約100Mbpsのビットレートを持つ、新しいフォーマットです。ソニー独自の圧縮技術により高画質を実現しています。映像は高い信頼性を誇るSxSメモリーカードで収録。ハイフレームレート撮影に必要な大容量データの高速書き込みに対応するため、最低書き込み速度1.3Gbpsを実現したSxS PRO+(エス・バイ・エス・プロプラス)(*1)を新たにラインアップしました。また、別売のポータブルメモリーレコーダー AXS-R7とダイレクト接続することで、RAW/X-OCN記録に、RAWレコーダー AXS-R5とダイレクト接続することでRAW記録に対応しています(*2)。
*1 XAVCおよびMPEG-4 SStPはSxS PRO+にて収録します
*2 別売のAXSメモリーカードにて収録します
F55/F5とダイレクトドッキングが可能な別売のポータブルメモリーレコーダー AXS-R7または、RAWレコーダー AXS-R5と組み合わせることにより16bitリニアRAWでの4K/2K収録にも対応。16ビットの広い諧調を活かして本格的なグレーディング作業に対応することができます。RAWファイルは2.4Gbpsの高速書き込み速度とファイルシステムに一般的なexFATを採用することによりPC環境との高い親和性を実現したAXSメモリーカードに収録します。
CineAltaカメラにRAWレコーダーをドッキングし、8K/4K センサーが受け取る豊富な情報をRAWデータとして記録します。LogやGammaをかけずに16bitリニアデータとして忠実に記録するため、高輝度部も忠実に、階調豊かな情報を記録することができ、ポストプロダクションにおける作業に自由度をもたらします。現像プロセスを経てさまざまな解像度、圧縮フォーマットの素材として活用することも可能です。
PMW-F55 / F5にポータブルメモリーレコーダーAXS-R7をドッキングすることで記録可能なフォーマットです。16ビットシーンリニア記録、豊富なD-Rangeと広色域に対応し、RAW相当の情報量をもちながら、データサイズを軽量化していますので、データ転送やポストプロダクションにて作業効率をアップします。また、ノーマルフレームレートはもちろん、4K 120p記録にも対応(*)します。
* PMW-F55のみ
4K(4096×2160)に加えてQFHD(3840×2160)、さらにHDの解像度にも対応したビデオフォーマットです。MPEG-4 AVC/H.264方式を採用し、10bitの高画質、4:2:2サンプリング、Intra方式で4K 300Mbps(Class300 29.97p時)、480Mbps(Class480 29.97p時)と効率的なデータサイズを実現しています。ハイフレームレート撮影の収録にも対応しており、さまざまなコンテンツ制作に活用いただけます。
CM・ドラマ制作など、高画質を求めるコンテンツ制作、マスターフォーマットとして幅広く活用されているHDCAM-SRと同じコーデックを採用しています。Intra方式、4:2:2サンプリングに加え4:4:4サンプリングにも対応しており、カラーグレーディングやCG 合成などにも強みを発揮します。SR-SQモードに加え、データレートを抑えたSR-Liteも選択いただけます。
すでに放送用途などHD制作で幅広く活用されているフォーマットです。4:2:2サンプリング、50MbpsのMPEG-2 Long GOP方式を採用し、低ビットレートを生かして長時間記録が可能です。ドキュメンタリー収録や、報道領域など取材を伴う撮影・編集においても強みを発揮します。
従来の収録フォーマットに加え、HD制作現場でニーズのあるコーデック2種を、オプションのコーデック拡張ボードCBK-55PDをインストールすることで選択できるようになります。
※ 4K / QFHD収録およびRAWやXAVCとの同時収録は非対応となります
撮像フレームレートを変えることのできるS&Q機能を搭載。2K RAW収録で最大240fps、HD XAVC収録で最大180fps、4K RAW & XAVC収録時で最大60fpsでの撮像が可能。2K RAW時に23.98p収録であれば最大10倍のスローモーション撮影が可能です。
※ 4K記録でのスローモーション撮影時に4K出力映像(SDI/HDMI)が乱れる場合があります。(記録映像には影響ありません)
4K XAVCとMPEG HD422の同時記録や、RAWレコーダーで4K RAW記録をしながら、本体のSxSメモリーカードにXAVCやMPEG HD422でHD記録を行うなど、オフライン編集を意識した同時記録を行うことができ、効率的なワークフローの構築が可能です。
F55は装備されたBNC端子×4から4K映像をリアルタイムに出力することが可能。4Kモニターとの接続で4K映像をリアルタイムに確認することができます。
※ AXS-R7またはAXS-R5との運用時4K出力できません
PMW-F55はローリングシャッター歪みやフラッシュバンドのないクリーンな映像表現が可能です。
数多くのアクセサリーを用意し、トータルシステムでPW-F55/F5を強力にサポートします。
数多くのベンダーがRAW/X-OCN/XAVCのサポートを表明。ノンリニア編集ソフトウェア、カラーグレーディングシステム等において、制作環境が充実しています。また、ソニー製ソフトウェアRAW ViewerやContent BrowserもRAW、X-OCNおよびXAVCファイルのビューイングに対応しています。