32型(3840×2160ピクセル)16:9高精細液晶パネル
BT.2020に準拠した広色域に対応しています。
ハイブリッドログガンマ(HLG)準拠の信号が入力された場合、HLGガンマを選択することでハイダイナミックレンジ(HDR)イメージを表示できます。
LMD-X3200MDはオペ室など高照度下での反射やぎらつきを低減する構造を採用しています。LCDパネルにて光の乱反射を抑え拡散を最小化し高コントラストでクリアーな表示をを実現しています。オペ室における様々な照明環境下においてモニター表面への映り込みをなくすための角度・位置調整作業が減少します。
ソニー独自のA.I.M.E.機能は表示イメージを色、コントラストで強調し、また暗部の視認性を向上させます。A.I.M.E.機能はフロントパネルボタンから操作できます。A.I.M.E.動作中はA.I.M.E.アイコンが表示されます。
クローン出力はA.I.M.E.やピクチャーインピクチャーなど画面に表示されている映像をそのまま外部出力することが可能です。画面に表示されたとおりの出力が得られるため、2ndモニターへの映像出力や教育・学会発表用映像記録などで効果を発揮します。クローン出力は4KまたはHDの解像度が選択可能なため、お使いの映像環境に適応させることが可能です(*)。レコーダーからの出力ループ回避のためのAUX IN機能を搭載しています。
メイン(ポートA)、サブ(ポートB)に異なるインターフェースの入力を接続し、もしメイン入力信号が途絶しても、サブ入力ポートに自動的に切り替わります。メイン入力が復帰すると自動的にメインポートに切り替わります。
ステレオミニジャック接続でのリモート制御により、以下の操作のうち一つを切り替えることができます。
・入力ポートA/B切り替え
・ピクチャーインピクチャー/ピクチャーアウトピクチャー
・A.I.M.E.機能のON/OFF
・上下フリップパターン
簡単なボタン操作で多彩な表示モードを選択できます。また、ピクチャーアウトピクチャー(POP)において、HD画面の切り出しにVフル表示モードを新たに追加しました。
全てのコネクターはケーブル接続性を考慮して下向きに設置されています。背面カバーには3か所のアクセスポートがあり、多様な設置方法に対応しています。ケーブルカバー(S)はモニター懸垂時の配線取り回しを容易にします。ケーブルカバー(M)は12G-SDI入出力ポートへのアクセスを容易にし、2ndモニターにスルーアウト出力を接続する際にケーブルカバー全体を外す必要が無く便利です。
LCDパネルや操作ボタンから、液剤やゲル剤を容易に拭き取ることができるデザインにより、高い消毒性と清浄性が保てます。清掃は50 - 70v/v%濃度のイソプロピルアルコールまたは76.9 - 81.4v/v%濃度のエタノールで保護板表面/本体表面を清拭法で清掃してください。なお、保護板表面を拭くときは、軽くなでる程度にしてください。(拭き取り力の目安は1N以下です。)
ダイレクトAC入力のほか、別売りオプションACアダプター(AC-300MD)によるDC給電にも対応します。