高感度な1.0型 裏面照射型CMOSイメージセンサー(総画素数 約2090万画素、有効画素数 約1420万画素<16:9>)を搭載し、暗部でも高精細な4K映像を撮影できます。例えば、1/3型単板イメージセンサーと比べると約9倍の受光面積を持ち、より明るく低ノイズの見やすい映像の撮影が可能となります。また、ソニーがカメラ開発によって培ってきた高度な画像処理エンジンを搭載し、見たままの質感や細部までより忠実に再現します。
4Kの高解像度に対応した光学12倍ズームの大口径レンズを採用しました。レンズ構成として、映像の周辺まで解像感をおとさない非球面レンズを用いることで、映像のゆがみや色ずれを抑え、すみずみまで忠実な映像を再現します。さらに、映像を構成するすべての画素を解析して映像の解像度を向上させるソニー独自の画像処理「超解像技術」を使ったクリアイメージズーム機能を搭載し、約20倍の高倍率ズームでも術野の撮影に適した焦点距離を提供し、画質劣化の非常に少ない撮影を行えます。
自動露出補正機能を搭載し、露出調整が難しい無影灯下において適切な露出を実現します。さらに、ブレ補正や多彩な映像調整機能など、専用プロセッサーによる高度な信号処理をベースとした各種機能を搭載し、術野に適した撮影を可能とします。
1ピースカメラ(レンズ一体型)で、凹凸が少なく清掃のしやすい流線型のフォルムデザインを採用しています。また、手術室内の映像機器を集中操作するコントローラーなどからリモート操作ができ、天吊りアームに装着しての使用に適しています。なお、本機の操作には、別途コントローラーまたはPCが必要です。