僕は「stageAce」というスマートフォン向け音楽動画配信サイトの制作に携わっていて、ライブハウスでのビデオ撮影やミュージックビデオを制作しているのですが、高い頻度でこのミュージックビデオレコーダーを活用しています。
ライブハウスでの収録では主に、カメラを複数台使うのですが、その中で固定カメラとして使ったり、音声収録によく活用しています。正面の画だけではなく、上手・下手からプレイヤーにフォーカスしたり、バンドの場合はドラマーだけを狙うなどして、映像のバリエーションを広げています。こうした撮影の時にはクリップマウント（VCT-CM1）が便利ですね。
また、最近行ったミュージックビデオの撮影では、実際のライブに近い様な収録を行ったのですが、100人規模のオーディエンスの内、10数名にHDR-MV1を持たせ、そのオーディエンスが撮影した映像をミュージックビデオ内で使用するという、とても面白い収録をしました。このサイズ感だからできる、画期的な映像表現ができたと思います。

音声も映像も、細かい設定をせずにオートレベルで十分なクオリティを発揮するので、咄嗟の撮影のときに非常に役立っています。撮影現場では撮り逃しや失敗は許されないので、機動力の速さがけっこう重要なんです。リハーサルスタジオでの演奏やインタビューなどもこのカメラで撮ってみたいですね。これからも面白い映像の撮り方を追求して、stageAceサイトで発信していきたいと思っています。 ぜひ多くの方にサイトを見て頂き、またこのカメラで撮影した映像を投稿してもらえると嬉しいです。