商品情報・ストア 月刊「旅する大人のソニー」 2016 APR.-MAY

月刊 旅する大人のソニー

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当記事は2016年4月~2017年3月にご紹介したものです。
商品がすでに生産完了している場合もございます。

2016 APR.-MAY

月刊 旅する大人のソニー

どんなに美しい画質でも、どんなに美しい音質でも、
新しいライフスタイルが生まれなければ、つまらない。
旅先・お出かけ先にソニー製品を持ち出したくなるような、
大人ゴコロをくすぐる遊びや体験を提案しています。
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生活の初「音」が毎日を変える。春・オトハジメで、新しいスタートを。
16' 3.28 UPDATE

生活の初「音」が毎日を変える。春・オトハジメで、新しいスタートを。

2016 APR.-MAY

毎朝のはじまりが爽やかになったり、通勤が楽しくなったり。休日の過ごし方が豊かになったり、自分だけの時間に深みが出たり……。この春、もっと生活のそばにある“音の楽しみ方”を提案します。

それはお気に入りの音を、もっと気軽に生活に取り入れるということ。昔を思い出すだけでなく、きっとはじめての音体験「オトハジメ」を得られることでしょう。音楽を聴くときは、かしこまって聴いてもよいのですが、もっといろんな場所で楽しむことで、きっと生活が変わります。そんな「オトハジメ」を、ぜひ体験してみてください。

まず、“かしこまって聴く”スタイルの代表とも言えるレコードの楽しみ方を広げてみましょう。その楽しみ方を体験してもらうのは、毎日レコードを聴いているという、メディアクリエーターのハイロックさんです。

ハイロック
ハイロック

アパレルブランド「A BATHING APE®」のグラフィックデザインを経て2011年独立。表現の場を選ばないメディアクリエーターとしてのキャリアをスタート。2014年、渋谷にLIL’RIRE CAFEをオープン。カフェでの新しいクリエーティブ表現を企画。ローリングストーン誌やファッション誌GRINDでの連載をはじめメディア各方面にてグッドデザインアイテム、最新のガジェットを紹介。著書に『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』。

――聞くところによると、ハイロックさんは毎朝レコードを聴いているそうですね。

「はい、ビル・ウィザースのレコードに針を落とすところから、僕の1日はスタートしています。フリーランスで仕事をしているのですが、会社員ではないので始業時間なんて自分で決めてしまえる。なので、朝起きたらまずレコードに針を落とすんです。朝の支度をして、コーヒーを淹(い)れたら、ちょうど4曲目の『Lovely Day』がはじまっている。そこでちょっとリラックスして、またタスクにとりかかる。そんな感じで、1日のリズムをつくっています」

まずは、あらためてレコードの音を楽しんでいただきましょう。使用するのはステレオレコードプレーヤーPS-HX500です。

使用するのはステレオレコードプレーヤーPS-HX500です

PS-HX500は、アナログレコードを高品位に再生するための技術を投入したレコードプレーヤー。新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームや、5mm厚の高音質ラバーマット、厚さ30mmの音響用の高密度MDFキャビネットの採用、独自の偏心インシュレーターなどが、ふだんのレコード鑑賞をよりアップグレードしてくれます。

レコードの音を屋外で聴く贅沢。くつろぎの時間も格別に。

それでは、レコードの音を外で聴いてみましょう。といっても、ステレオレコードプレーヤーを外に持って出るわけではありません。実はこのPS-HX500、レコードの音をハイレゾフォーマットで記録できるのです(※)。思い出のあの場所で、思い出のあのレコードを、なんてことが気軽に。レアグルーヴと言われるような楽曲も、ハイレゾフォーマットで残せます。お気に入りの音を、高音質で録音し持ち歩ける時代だからこそ、ちょっとしたアイデアで新しいライフスタイルをつくれるのです。

※専用の録音アプリケーションソフトをお手持ちのPCにインストール、また付属のUSBケーブルにてPS-HX500をPCに接続することが必要です
※アナログレコードの音を最大DSD5.6MHZ、リニアPCM 192kHz/24bitなどのハイレゾフォーマットでPCに録音・保存が可能です

レコードの音を屋外で聴く贅沢。くつろぎの時間も格別に。

「ああ、いいですね…。レコードで聴きたいのって、今のポップミュージックじゃなくて、どちらかというとオールディーズものが多いんです。昔の音源というか。そういった音を聴くときになにが重要かというと、あたたかさだったり、音の丸さみたいなものだったり。レコードならではのそんな音が、特有のノイズなどとですごく表現されていると思います」

「家のなかでしか聴けないと思っていた曲を外で聴くと、なんだか気分が変わりますね。あらためて外に持ち出せるっておもしろいと思いました。レコードを聴くときは、1日をはじめるトリガーを引いたり、リラックスしたいときが多いのですが、どこでも家でリラックスしているかのような気分になれる」

外出先でも、自宅にいるかのようにくつろげる。多忙な現代人にとっては、とても大切な「オトハジメ」ではないでしょうか。

※お客さまが録音した楽曲は、個人として楽しむ以外は、著作権法上、権利者に無断で使用できません

たとえば、リビングが高級ホテルのラウンジに。音は、空気感を変える魔法。

音源をデジタルで持っておくということは、さまざまなスピーカーで聴くのが簡単になるということ。生活のシーンでスピーカーを使い分けることによって、音との新しい体験「オトハジメ」をすることができます。

たとえば、リビングが高級ホテルのラウンジに。音は、空気感を変える魔法。

リビングで音楽を聴くなら、グラスサウンドスピーカー。円筒形の筒から広がる、透きとおるような音色で部屋中を満たします。包み込むような温かい光とともにあるのも、この「オトハジメ」の特徴のひとつ。温かい光と透明な音でリラックス空間を演出します。

いつもの空間を、まるで高級ホテルのラウンジにいるかのように変えてくれるのです。

ハイロックさんにも、この「オトハジメ」を体験していただきました。

「スピーカーって、どうしても箱のかたちですよね。6面の箱で、真ん中に音が出るコーンが付いている。その四角い箱がテーブルの上にあると『それ、スピーカー!』となってしまう。このスピーカーはそういうかしこまった感がなく、自然で違和感がないのが新しい。どこの部屋にも置いてもナチュラルに音が聞けそうです。それこそキッチンにも置けるし、モダンなリビングにも置けるのがいいです」

どんな場所でも臨場感を。場と音楽のコンビネーションを楽しむ。

どんな場所でも臨場感を。場と音楽のコンビネーションを楽しむ。

場所を選ばず、さらには外にまで気軽にというならば、アクティブスピーカー、h.ear goを持ちだしてみましょう。小さなボディですが、しっかりハイレゾ対応で、まるでレコーディングスタジオやコンサートホールで聴いているかのような臨場感を楽しめます。

ライブ音源を聴けば、その会場の空気感をしっかりと感じられます。しかし、今回「オトハジメ」として聴いてみたいのは、ハイレゾ録音した自然音。リニアPCMレコーダーPCM-D100を使えば、ハイレゾ録音が可能なので、例えば川の流れの音を録(と)って流してみると、臨場感や空気感まで忠実に再現。自室がまるで川床のようなリラックス空間に変貌します。

どんな場所にいても、録音した場所の空気感を感じられる。音を聴く場所や録る場所をいろいろと組み合わせてみたくなりませんか。

Restroomが、考えをまとめたり、リラックスもできる“サードプレイス”に。

Restroomが、考えをまとめたり、リラックスもできる“サードプレイス”に。

電球とスピーカーが一緒になった、LED電球スピーカー。これがあれば、電球をつけることができる場所なら、どこでも音を楽しめます。これまで音を楽しむなんて考えられなかった場所でも「オトハジメ」ができるのです。

キッチンで音楽を楽しみながらなら、もっとクリエイティブな料理にチャレンジしたくなる。極端な話、Restroomさえも、音楽のパワーで最高のリラックス空間になります。

ハイロックさんは、一番音楽に集中できているときというのは「音の出所が掴(つか)めなくなることが一番の状態」だと言います。

「『ここから聴こえてきている』と意識して聴いている以上は、音のなかに入りこむことができていないんです。一番いい臨場感って、どこから音が出ているかわからなくなるという状態。そういう観点では、一番優れていると思います。この電球から音が流れているのだなってわからない音の出方なのが自然ですね」

コーヒーと音楽は似ている!?

コーヒーと音楽は似ている!?

――アナログレコードの音をハイレゾフォーマットに変換したり、さまざまなスピーカーを生活のシーンで使い分けたり、「オトハジメ」はいかがでしたか?

「『音・音楽』を聴かなくなる理由って、忙しくて自分のいる場に聴ける環境がないとか、聴く手段とかの面倒くささですよね。メディアが大きかったりとか。カセットだったらA面からB面にひっくり返さなきゃとか。

だけど今、逆に、レコードを聴いたりカセットを聴いたりという動きがある。わざわざ針を落とすのを楽しんだり、あと持っている音質そのものの違いとか、音のあたたかさを楽しむようになったり。

ハイレゾフォーマットでレコードの音を聴くというのは、そのいいとこ取りのような体験。あたたかみのある音を、より手軽に聴ける。さらには、場所を選ばず屋外でも聴ける。しかも、しっかりした音質で。

例えると、この一年くらい、ハンドドリップで淹(い)れるコーヒーショップが流行っていますよね。ただコーヒーを飲めればいいと思ってインスタントを飲んでいたけど、今はコーヒーそのものを“楽しむ”ようになっている。音楽にも同じことが言えますよね」

あなたもオトハジメ、体験してみては。

生活のさまざまなシーンにフィットした音楽体験をぜひはじめてみませんか?

音を外に持ち出す楽しみ、音を生活のさまざまなシーンにフィットさせる楽しみ。それは、朝気持ちよく目覚めることだったり、通勤のストレスがなくなったり。ドライブ中には、密閉空間だからこそ臨場感が味わえたり、休日の午後のくつろぎがひときわ豊かになったり、書斎で飲む仕事終わりのウイスキーが、落ち着けるBARでの一杯になったり。最高の音を持ち運び、生活にうまく取り入れる。そして、毎日が楽しく豊かになる。そんな素敵なオトハジメをぜひ体験してください。

ハイレゾフォーマットにするのは、どんなレコードがおすすめ?みなさんのオトハジメのヒントに!

それでは、さまざまなレコードをハイレゾフォーマットに録音して聴いていただきましょう。ハイレゾミュージックバー「Spincoaster」のオーナー、林潤さんに、ハイレゾフォーマットで聴いてみたいレコードをいくつか教えていただきましたので、皆さんのオトハジメの参考にしてみてください

林潤
林潤

東京生まれ。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。アーティストのマーケティングやプロモーションを経験した後、企画部に配属。数々のプロジェクトに携わる。2014年、株式会社Spincoasterを設立。キュレーターが独自に厳選した楽曲を紹介するWEB音楽メディアSpincoasterを軸に、ハイレゾ音源とレコードで最上級の音楽体験を提供するミュージックバー、「Spincoaster Music Bar」を運営。

林さんいわく、レコード以外の音源が出ておらず、かつレコードで聴くためにつくられたかのような温かい、柔らかい音で構成された楽曲を聴いてみたいとのこと。

「例えば、朝聴くならTHE HOUSEMARTINESの アルバム『LONDON O HULL 4』のなかの1曲、『HAPPY HOUR』。目覚めにもぴったりの爽快感ある楽曲で、ほっとするようなシーンも想起させられる楽曲です。David Bowieで聴くなら、アルバム『David Live』。CDになってはいるものの、ハイレゾ化はされておらず、ライブならではの空気感や臨場感を感じることができます。Markin’timeの『Here is my Number』も、レコードならではの温かい太い音が楽しめる1曲です」

企画協力

PS-HX500
PS-HX500

ステレオレコードプレーヤー。アナログレコードを高品位に再生

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LSPX-S1
LSPX-S1

透きとおるような音色で部屋中を満たすグラスサウンドスピーカー

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PCM-D100
PCM-D100

リニアPCMレコーダー。高音質・低ノイズ録音を追求した回路設計

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