ヘッドホンといえば、ひとりで音楽を聴くためのもの。音楽とともに気持ちよく散歩したり、旅行に出かけたりと、楽しい時間をつくってくれます。ただ、ヘッドホンで音楽を聴いているときは、ひとりの世界に集中しています。誰かと一緒にいるときにはあまり使いませんよね。
今回紹介するのは、これまでのヘッドホンでの音楽体験を一変させるかもしれない、ユニークな機能。いったいどういうものなのか、読者代表として、胸キュンツイートでも有名なライターのさえりさんに使ってみていただきました。
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さえり ライター
1990年8月25日生まれ。雨と紅茶とやわらかい言葉が好きで、寝ている時以外はいつも眠い26歳。何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。今あるものをより好きになれるような暮らしをするのが理想。
さえりさんの得意技である胸キュンツイートとは、妄想の世界のなかで男女のコミュニケーションを軸にきゅんとくるストーリーを展開するというもの。カギになってくるのは男女のセリフです。
「ヘッドホンをしたままコミュニケーションがとれる…?」(さえりさん)
さっそく疑問を持ったさえりさん。それでは今回ご紹介するヘッドホン、MDR-1000Xの機能について、ご紹介しましょう。
外の音を取り込めるヘッドホン、MDR-1000X
- 1. ワイヤレスでもハイレゾ相当(*)の高音質
- 2. 業界最高クラス(**)のノイズキャンセリング性能
- 3. 音楽を楽しみながら周囲の音も聞ける外音取り込み機能(***)
* ハイレゾコンテンツをLDACコーデックで最大転送速度990kbpsで伝送する場合
** ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2016年9月1日時点、ソニー調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る
*** 外音取り込み機能は周囲の音を聞き取りやすくする機能です。しかしながら、すべての音を聞き取れるようにする機能ではありません。周囲の状況、再生中の音の種類や音量によって、周囲の音が聞き取れない場合もあります。周囲の音が聞こえないと危険な場所(車や自転車の通る道など)では、安全に十分に注意してご使用ください
ハイレゾはもちろんのこと、業界最高クラスのノイズキャンセリングが大きなポイントのワイヤレスヘッドホン。さらに、それだけではない、ユニークな新しい機能が搭載されています。3番目の「音楽を楽しみながら周囲の音も聞ける外音取り込み機能」です。
どういうことかというと、このヘッドホン、音楽を聴いているときにヘッドホンの外側に配置しているマイクで、周囲の音を取り込む「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」を搭載しているのです。音楽のみの世界に入り込むのではなく、周りの環境音も聞こえるので、日常にBGMが流れている感じ。
さらに、音楽を聴いているときに、右耳側のハウジングの全面を手で覆うようにして触れると、「クイックアテンション」が発動。手で触れている間のみ、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくしてくれます。たとえば、交通機関での緊急アナウンス時などに周りの状況をすぐ把握したい場合などにヘッドホンをいちいち外す必要がないので便利。
さっそく、さえりさんにこのヘッドホンで体験できる世界を感じていただきました。体験の感想をまとめた動画がこちら。
動画のなかでさえりさんが行っていた、人差し指で右耳側のハウジングに触れる動き。
ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネルを使って、ウォークマンやスマートフォンなどの音楽再生機の曲送り/戻し、再生/一時停止、音量調節、さらにはスマートフォンへの電話着信を受けたり終話させたりなどの操作も可能です。
クイックアテンションを体験しよう!
さて、実際にクイックアテンションはどのように活用できるでしょうか。また、どんな風に聞こえるのでしょうか?バスに乗った際のシミュレーション動画をご用意しましたので、ぜひお持ちのヘッドホンをつけて、動画を再生してみてください。
この動画のようなシーンの他に、ショッピング中の会話など、実はいろいろなシチュエーションで役立つのがクイックアテンションです。それではこの機能、ふたりでコミュニケーションを取るときにはどんなふうに使えそうでしょうか。
ふたりでクイックアテンション:音楽を聴きながら
それでは、ふたりでヘッドホンをしていながらも会話ができてしまう、そんな場面をシミュレーションしてみました。この動画もぜひ、お持ちのヘッドホンを装着して再生してみてください。
このような場所でも、音楽を聴きながらふたりだけの会話。思い出の曲をお互いに聴いて、思い出に浸りながら会話もできます。
さえりさんがふたりのシチュエーションをつくるなら…?
ふたりのコミュニケーションを深めてくれるこのヘッドホンがあると、どんな胸キュンのシチュエーションがつくれるのか、さえりさんならではのシナリオを妄想していただきました。そもそも、さえりさんの胸キュンツイートとは、こんなもの。
そして、新しく考えていただいたものがこちら!
うーん、このヘッドホンだからこそできるシチュエーション…。なんだか照れてしまいそう…!
さらに、さえりさんからは「手じゃなくてもできますよね?」というひと言が。
「ヘッドホンを覆うのが手じゃなくて、例えば頬。ヘッドホンをしている人を、後ろから抱きしめて、ヘッドホンの右側を頬で覆って、つぶやくとか!そんなこともできますね」
なるほど、手で覆うより、距離感も近くてつぶやく声もすぐ近くで聞こえてきて…これまでとは違う音楽体験になりそうです。
人とのコミュニケーションを彩るヘッドホン
クイックアテンションにアンビエントサウンドモード。音楽に没頭するだけではなく、人とのコミュニケーションにも焦点を当てたMDR-1000X。これからは、ヘッドホンはひとりの時間をつくりつつも、一緒にいる人との時間をさらに楽しく演出してくれるものになってゆくのかもしれません。
このヘッドホンで、音楽とのつきあい方を変えてみませんか?