ビデオ会議システム
PCS-G60
ビデオ会議システム

PCS-G60

商品の特長

ネットワークの帯域を広く取ることができない環境でも、4CIF画質を実現します。

  • ※ 384Kbps以上(帯域にかかわらず映像サイズの設定が必要)で4CIF画質を実現します
    ※ H.264ハイプロファイルは、IP・対向接続時のみ対応です

従来、HD端末を親機とするIP多地点接続時、HD映像(720p)を実現するには、すべての子機をHD端末で構成する必要がありました。PCS-G60はSD端末でありながらHD映像(720p)の受信機能を持つため、HD端末で構成する子機の中にPCS-G60が混在しても、HD端末の画質を制限することなく会議を行うことが可能です。

カメラ映像とPC画面(XGA/30fps)を同時に送受信可能。カメラ映像とプレゼンテーション資料のアニメーションなどをなめらかに再現します。

  • ※ 送信には別売のデータソリューションソフトウェアが必要です

ペンタブレット(別売)(*)を使って、画面上にマーキングやポインティングが可能。PCのプレゼンテーション画面やカメラ映像に自由に書きこめます。

  • * 対応ペンタブレット(ワコム社製)
    ペンタブレット Bamboo CTH-460/K0
    液晶ペンタブレット DTU-1631C

・RFリモコンの採用で、向きを気にせず卓上に置いてリモコン操作が可能です。
・わかりやすい半透過型メニューと、ワンタッチダイヤルで、簡単操作を実現しました。

多地点接続用ソフトウェア(別売)をインストールすることで、親機になることができます。1台を親機とした場合、最大6地点の同時会議が行え、2台の親機をIPネットワークによりカスケード接続することで、最大10地点の同時会議が可能になります。

【多地点接続時の注意事項】
・カスケード接続時は、単画面で表示される音声検出モードのみの対応となります。
・PCS-G60を親機とするカスケード接続では、2台の親機をPCS-G60とする必要があります。
・PCS-G60での多地点接続時(カスケード接続時を除く)は、親機からの分割画面、親機放送の最大解像度は4CIFとなります。
・PCS-G60を親機とした多地点接続時、ISDN回線を利用した地点が1台でも混在した場合、1台の親機で、最大4地点の同時会議となり(図1)、2台の親機を用いたカスケード接続時、最大8拠点(図2)(両方の親機にISDN端末が接続される場合は最大6地点(図3))となります。

IPネットワークとISDN回線の異速度混在通信に対応しています。それぞれの回線のスピードは維持されるので、接続方式が混在してもシステム全体のパフォーマンスを損なうことなく通信が行えます。

  • ※ ISDN回線接続は、別売のISDN接続用インターフェースユニットが必要です
    ※ IP同士、ISDN同士での異速度通信には対応していません

・シンプルスクリーンモード
発言者の映像または放送拠点の映像が単画面に表示されます。

・コミュニケーションモード
すべての画面に、全拠点の映像が分割表示されます。赤枠部分は固定表示、または音声検知による自動切替表示(発言者の画面へ切替)を選択できます。

ネットワークのパケットロス率、遅延時間などの状況に応じて、Real-time ARQ / Adaptive FEC / ARCを最適に統合制御し、高品質な通信環境を提供するインテリジェントQos機能を搭載しています。

・パケット再送機能(Real-time ARQ(*))
受信側が損失パケットを検出し、送信側に通知。送信側がその損失パケットをリアルタイム性を考慮して再送することによりロス回復する機能です。

  • * ARQはAutomatic Repeat reQuestの略称です

・最適レート制御機能(ARC(*))
新制御アルゴリズムTFRC(TCP-Friendly Rate Control)を採用。ネットワークの混み具合に応じて通信レートを制御する機能です。WebやFTPなど他のTCPトラフィックの使用状況を考慮しながら自動調整することで、ビデオ会議をスムーズに進行できます。

  • * ARCはAdaptive Rate Controlの略称です

・前方誤り訂正機能(Adaptive FEC(*))
冗長パケットを用いた損失パケット回復技術です。パケットロスに対する備えとして、送信側がオリジナルデータパケットから冗長パケットを生成。受信側は、そのオリジナルデータパケットと冗長パケットを用いることで損失パケットを回復できます。冗長パケット数の増加による回復性能の向上と、ネットワークの混み具合に合わせて冗長パケットの生成量を調整する機能(Adaptive FEC)を搭載しています。

  • * FECはForward Error Correctionの略称です

・リオーダー機能
パケットロスの原因となるパケット順序誤りが発生した場合でも、リオーダー機能により正しい順序に修復。なめらかな映像や音声を実現しています。

PPPoEをサポートすることにより端末側で終端でき、NTT東日本・西日本のBフレッツやフレッツADSLと直接接続できます。

NAT配下のネットワーク環境から、グローバルアドレスをもつ端末に接続できます。

映像、音声、PC画面を暗号化します。セキュリティ−の保たれた会議が可能です。

・ITU-T国際標準方式の暗号化(128bit AES)通信方式に対応しています。

ステレオエコーキャンセラーと広帯域な音声圧縮方式(MPEG-4 AAC 22kHz)の採用により、クリアかつ自然な音質で再現できます。

  • ※ 対向接続時のみ
    ※ 別売専用マイクの追加が必要です

高域までフラットな周波数特性、音場学習や音質補正機能などを強化した「新エコーキャンセラー」を搭載することで、ビデオ会議システムに求められる音質を追求しました。

・複数拠点の人が同時に話しても音が途切れない
・自分の声がスピーカーからこだまのように聞こえない
・マイクから離れている人の声もクリアに聞こえる

利用シーンに応じて、多彩な画面表示モードから選ぶことができます。

遠隔相談やサービス窓口などの端末として利用する機能を搭載しています。ホーム画面のカスタマイズができるので、お客様向けサービスへの利用が可能です。

キオスク端末としての利用シーン例
・自治体 / 銀行 / 医療機関での相談端末
・無人受付サービス
・商業施設でのインフォメーションサービス
・手話 / 介護サービス

ネットワーク経由でPCから各種設定や遠隔操作が行え、遠隔地にいながら、管理者が端末の管理・サポートを簡単に行えます。

【リモコン操作】
音量調整、マイクミュート、カメラコントロールなどが可能です。

【設定変更】
設定の変更、通信履歴の閲覧が可能です。

【アドレス帳編集】
簡単にアドレス帳を編集することができます。この機能を使うと、漢字入力が可能です。

【バージョンアップ機能】
ファームウェアのバージョンアップが可能です。

メモリースティックを使って、さまざまな機能をご利用いただけます。

【自動発信機能】
メモリースティック内に個人用アドレス帳が作成でき、メモリースティックを差し込むだけで、相手に自動発信ができます。

【静止画像保存機能】
カメラ画像やビデオアノテーション機能の画像を保存可能です。

【アドレス帳/機器設定の保存】
アドレス帳や機器設定をメモリースティックに保存できるので、アドレス帳や設定の移行が簡単に行えます。

【ファームウェアのバージョンアップ】
最新のファームウェアをホームページからダウンロードでき、メモリースティックを使って簡単にバージョンアップできます。

【レコーディング機能】
ビデオ会議の内容をメモリースティックに録画でき、PCで再生できます。

  • ※ 記録時間はメモリースティック容量およびビデオ帯域により異なります

SDビデオ会議システム(PCS-G50/PCS-G70S/PCS-TL30/PCS-TL33/PCS-TL50/PCS-1/PCS-11)との接続が可能です。
SD端末のファームウェアが以下のバージョンでない場合、正しく接続できないことがあります。

・PCS-G50:Ver2.70以降
・PCS-G70S:Ver2.65以降
・PCS-TL30:Ver2.01以降
・PCS-TL33:Ver2.01以降
・PCS-TL50:Ver2.42
・PCS-1:Ver3.11以降
・PCS-11:Ver3.30

ストリーミング機能の中止をお願いします。

カタログPDFダウンロード