ビデオ会議システム
PCS-XG100
HDビデオ会議システム

PCS-XG100

商品の特長

1080p HD映像に対応

1080/60pのHD映像での通信を実現。高精細でなめらかな動きを再現できます。

《1080p HD通信でのご注意》
PCS-XG100(S)およびPCSA-RXG77をインストールしたPCS-XG77(S)との接続時となります。

■CIFとハイビジョンの解像度比較

従来比1/2の帯域でHD通信を実現するH.264ハイプロファイル規格に対応

ネットワークの帯域を広く取ることができない環境でも、HD通信を実現します。

  • ※ 256kbps以上でHD映像通信が可能です

デュアルストリームによりHD映像とPC画面を最大30フレームで共有できる「データソリューション」機能を搭載

HD映像(1920×1080)とH.239によるPC画面など(1920×1080)を同時に最大30フレームで送受信可能。カメラ映像とプレゼンテーション資料などをなめらかに再現します。

  • ※ PCS-XG77(S)では、PCSA-RXG77のインストールが必要です。インストールしていない場合は、HD映像(1280×720)とPC画面(SXGA)までとなります

通信中の映像にマーキング可能な「ビデオアノテーション」機能を搭載

ペンタブレット(別売)を使って、画面上にマーキングやポインティングが可能。PCのプレゼンテーション画面やカメラ映像に自由に書きこめます。

■対応ペンタブレット(ワコム社製)
ペンタブレット CTL-480/S0
液晶ペンタブレット DTU-1631C

多地点会議機能(MCU機能)

多地点接続用ソフトウェア(別売:PCSA-MCG106(6地点接続用)、PCSA-MCG109(9地点接続用))をインストールすることで、親機になることができます。1台を親機とした場合、最大9地点の同時会議が行え、2台の親機をIPネットワークによりカスケード接続することで、最大16地点の同時会議が可能になります。IPネットワークとISDN回線の混在通信に対応しています(*)。

  • ※ カスケード接続では、2台の親機をPCS-XG100(S)またはPCS-XG77(S)とする必要があります
    ※ カスケード接続時は、接続端末数などの条件によりHD解像度にはならない場合があります
    ※ カスケード接続時は、単画面で表示される音声検出モードのみの対応となります
    ※ 多地点接続時(カスケード接続時を除く)は、子機にPCS-XG100(S)を用いた場合に限り、分割画面、親機放送および音声検出時の最大解像度は1080pとなります
    ※ ISDN回線接続は、別売のISDN接続用インターフェースユニットが必要です
  • *【ISDN接続に関する制限事項】
    ・最大9地点の接続が可能なオプションの多地点接続用ソフトウェア「PCSA-MCG109」がインストールされていても、IPとISDNの混在接続時の同時接続は自拠点を含め最大6地点までとなります。
    ※ IPによる7地点以上の同時接続中、その接続状態のまま5地点まで減らしてISDNの地点を追加接続することはできません。ISDNの地点が参加する接続の場合は、必ず最大6地点以内の同時接続で接続を開始してください
    ・オプションの多地点接続用ソフトウェア(PCSA-MCG109/MCG106)がインストールされていても、ISDN回線を用いて同時に接続できるISDNの地点は1地点のみとなります。(ISDN音声電話も1地点と数えます)
    ・ISDN回線を利用した1対1接続または、IPとISDNを混在した多地点接続時、最大解像度は720pとなります。
    ・IPとISDNを混在した多地点接続時、IPとISDNの異速度通信および異コーデックは利用できません。
    ・メイン映像コーデックはH.263またはH.264となります。
    ※ プレゼンテーション時の2ndストリームはH.263のみとなります

インテリジェントQoS機能

ネットワークのパケットロス率、遅延時間などの状況に応じて、Real-time ARQ / Adaptive FEC / ARCを最適に統合制御し、高品質な通信環境を提供するインテリジェントQoS機能を搭載しています。

受信側が損失パケットを検出し、送信側に通知。送信側がその損失パケットをリアルタイム性を考慮して再送することによりロス回復する機能です。

  • * ARQはAutomatic Repeat reQuestの略称です

新制御アルゴリズムTFRC(TCP-Friendly Rate Control)を採用。ネットワークの混み具合に応じて通信レートを制御する機能です。WebやFTPなど他のTCPトラフィックの使用状況を考慮しながら自動調整することで、ビデオ会議をスムーズに進行できます。

  • * ARCはAdaptive Rate Controlの略称です

冗長パケットを用いた損失パケット回復技術です。パケットロスに対する備えとして、送信側がオリジナルデータパケットから冗長パケットを生成。受信側は、そのオリジナルデータパケットと冗長パケットを用いることで損失パケットを回復できます。冗長パケット数の増加による回復機能の向上と、ネットワークの混み具合に合わせて冗長パケットの生成量を調整する機能(Adaptive FEC)を搭載しています。

  • * FECはForward Error Correctionの略称です

パケットロスの原因となるパケット順序誤りが発生した場合でも、リオーダー機能により正しい順序に修復。なめらかな映像や音声を実現しています。

デュアルネットワークインターフェースを搭載

2つのネットワークインターフェースに個別の設定ができます。

・ケーブルの抜き差し、設定変更することなくLANやWANなどと接続が可能です。
・LANとWANの混在した多地点会議が可能です(*)。

  • * 別売の多地点接続用ソフトウェアが必要です

PPPoEをサポート

PPPoEをサポートすることにより端末側で終端でき、NTT東日本・西日本の回線(フレッツ光)などと接続できます。

NAT対応

NAT配下のネットワーク環境から、グローバルアドレスをもつ端末に接続できます。

暗号化機能

映像、音声、PC画面を暗号化します。セキュリティーの保たれた会議が可能です。

・ITU-T国際標準方式の暗号化(128bit AES)通信方式に対応しています。

  • ※ 国際標準方式の暗号化におけるIP接続での通信帯域は、PCS-XG100(S)は最大6144kbpsまでとなります

ステレオ音声に対応

ステレオエコーキャンセラーと広帯域な音声圧縮方式(MPEG-4 AAC22kHz)の採用により、クリアかつ自然な音質で再現できます。

  • ※ 対向接続時のみ
    ※ マイクはL用、R用の2本を接続いただく必要があります

高音質

高域までフラットな周波数特性、音場学習や音質補正機能などを強化した「新エコーキャンセラー」を搭載することで、ビデオ会議システムに求められる音質を追求しました。

・複数拠点の人が同時に話しても音が途切れません。
・自分の声がスピーカーからこだまのように聞こえません。
・マイクから離れている人の声もクリアに聞こえます。

  • ※ 使用環境によっては期待される効果が得られない場合があります

多彩な画面表示モード

利用シーンに応じて、多彩な画面表示モードから選ぶことができます。

  • ※ 通信中の変更も可能です

Web遠隔コントロール機能

ネットワーク経由でPCから各種設定や遠隔操作が行え、遠隔地にいながら、管理者が端末の管理・サポートを簡単に行えます。

【リモコン操作】
音量調整、マイクミュート、カメラコントロールなどが可能。

【設定変更】
設定の変更、通信履歴の閲覧が可能。

【アドレス帳編集】
簡単にアドレス帳を編集することができます。この機能を使うと、漢字入力が可能です。

【バージョンアップ機能】
ファームウェアのバージョンアップが可能です。

USBメモリー機能

USBメモリーを使って、さまざまな機能をご利用いただけます。

・自動発信機能:USBメモリー内に個人用アドレス帳が作成でき、USBメモリーを差し込むだけで、相手に自動発信ができます。
・静止画像保存機能:カメラ画像の画像を保存可能です。
・アドレス帳/機器設定の保存:アドレス帳や機器設定をUSBメモリーに保存できるので、アドレス帳や設定の移行が簡単に行えます。
・ファームウェアのバージョンアップ:最新のファームウェアをホームページからダウンロードでき、USBメモリーを使って簡単にバージョンアップできます。
・レコーディング機能(*):ビデオ会議の内容をUSBメモリーに録画でき、PCで再生できます。

  • * 記録時間はUSBメモリー容量およびビデオ帯域により異なります

1年間の保守サービス付き

購入時にご登録いただくことで、下記4つの保守サービスを提供します。
(1)テレフォンサポート
(2)オンサイトサービス
(3)センドバック修理サポート
(4)リペアサービス

HDレコーディング機能

USBメモリー(別途要)に720p映像と音声を記録することが可能です。

  • ※ 再生は本体では行えません
    ※ 対応USBメモリー(32GB以下)については販売店にお問い合わせください
    ※ 記録時間はUSBメモリー容量およびビデオ帯域により異なります

ストリーミング機能について

ソフトウェアバージョンVer.1.60以降、「ストリーミング機能」を削除しました。