2021年4月23日(金)にクリエイターが求めるシネマの印象的な映像表現と優れた操作性を実現したCinema Lineシリーズ最小・最軽量(*)のフルサイズセンサー搭載カメラ『FX3』についてソニーストア銀座よりLIVE配信を実施しました。
当日約1時間15分の配信では商品の魅力をUssiy氏と開発者の対談形式でお伝えしてするとともに、お客様からいただいたご質問にもお答えしました。
当日の様子が10分でわかるダイジェスト動画でクリエイター/開発者だからこそお伝えできるFX3の魅力をぜひお確かめください。
イベント当日に回答したお客様からのご質問と回答をご紹介。また、当日お時間がなくイベント内では答えられなかった質問にも今回こちらのページで回答させていただきましたのでぜひご覧ください。
映像クリエイター Ussiy氏
SEL1635GMが僕としては一番お勧め。僕みたいな映像をつくりたい方というのは基本このレンズ1本で全て完結するかなと思っていています。
もちろんCinematicな映像もF2.8なので撮れますし、Vlogを撮りたい方も、16mmでもそんなにサイズ大きくなく自撮りが撮れるので、これは俺のいちばん大好きなレンズです。
後は最近使ったSEL24F14GM単焦点の解像度がすごいなと感じてきていてずっとズームレンズ派だったんですけれども単焦点も最近欲しくなってきたなというのもあります。
FX3 企画担当 金山氏
SEL35F18Fがすごくコンパクトで値段もお手頃ですしまずスタートするにはおすすめ。広角フェチの方にはSEL14F18GMをぜひ。この小ささでこの広角でしかも1.8というところでより広角になるので、例えばこうやってゆっくり横にスライドした時のパースが動いているカットとか相当かっこいいショットが撮れるんじゃないかなと思います。
映像クリエイター Ussiy氏
写真と動画の設定を個別で登録できるということ。動画のモードのまま写真撮っちゃったり、あと PPオフのまま動画撮っちゃったりとか結構あると思うんですけど、写真と動画のモードを切り替えることによってピクチャプロファイルだったりだとかシャッタースピードとかISOとかF値をとか全てを写真のモードにしたらPPオフになって、動画のモードにしたらS-Logになってというモードがあり、それがすごくお勧めですね。
FX3 企画担当 金山氏
ビューファインダーがなかったりモードや露出補正ダイヤルがないなど静止画としては妥協した部分があるものの、実はしっかりとα7S IIIと同じ静止画機能があって、全部同じことができます。だから静止画も使ってほしいなと思います。動画で例えばロケハンとかに行ってまずは静止画で動画と同じ設定で押さえておいて、後から同じ画角で同じ色みで確認できるなんて使い方もできます。静止画をロケハン用としても使えるという動画機ならではの静止画の使い方かなという風に思っています。もちろんYouTube用のサムネイルとかにも使えますしね。
映像クリエイター Ussiy氏
自分は旅だったり好きなものを撮るのでどちらでもいけるんですけれど、クライアントワークだったりとかお仕事としての見せ方だったりというのが気になる方だとFX3の方がいいかなと思っています。ネジ穴が付いていたりだとかトップハンドルがあることによってちょっと威圧感も持てますし、撮っている感というのも本当に大事なんですよ。お仕事として映像をやっていく方というのはこっち(FX3)の方がいいのかなと思います。逆に自分みたいに旅だったりそういうことが主な方は全然α7S IIIでもいいですし、そういった使い分けかなと僕は思います。
FX3 企画担当 金山氏
α7S IIIはビューファインダーが付いているので、静止画を撮る方はやはりビューファインダーはすごく重要だと思うんですよね。だから動画も静止画も両方同じくらい撮るんだとかそういった人は、僕はFX3の開発者ですけどもα7S IIIをお勧めします。静止画を撮る人はα7S III、動画をメインに撮る方はFX3。FX3は動画に特化していろいろ考えているところもあるので、静止画はさっきサムネイルを撮るとかロケハンの時に押さえるぐらいのレベルであるんだったら、このFX3を使ってほしいなと思います。
FX3 企画担当 金山氏
自動電源オフ設定を「高」にしていただけるとより長く撮っていただけます。そこは結構ポイントなんですが、自動電源オフ設定を「高」にしていただいて、ファンは自動的にいろいろこのカメラのことを考えて強弱つけて回してくれるんでそれをオート、それをすることで設定が XAVC S の4Kで 60p 40℃ の環境で、90分撮れるということを確認しています。これって90分で落ちるんじゃなくて実はバッテリーがなくなる時間なんですね。だからバッテリーが全部使い切るまで撮れる時間ということで90分となっています。
ではUSB給電にした時ってどうなのってもっともっと長く撮りたいんだよっていうお客さんがいると思うのでその実験をしていまして高負荷の4K60pイントラの 10bit 4:2:2 で撮ったものを常温でこれも自動電源オフ設定「高」でファンはオート、9Vの3A その給電でやっていただけると13時間まででした。でもこの13時間も実はオーバーヒートした時間じゃなくてシステム制約で13時間までしか連続で撮れないんですよ。だから13時間で止まってももう一回スタートすればそこからずっと継続していただけるので、普通に使う60pの場合は全然安心して使っていただけるかなと思っています。
※連続動画撮影時間は温度環境や動画の記録方式・記録設定、Wi-Fiの接続環境、動画撮影前の使用状況により変動します。
FX3 企画担当 金山氏
VENICEから続くCinema Line の色。これを統一してこの色でこのデザイン言語でつくっています。無骨なデザインというのもガッチリと剛性感が高いイメージも、業務用のデザインとしてこだわっています。また動画機として胸の前でしっかり構えたときに、グリップや操作系が最適化されています。
映像クリエイター Ussiy氏
FX3は正直動画撮っている方だったらどなたにでもお勧めできるかなと思うんですけれども、XLRの高性能のマイクが装着できるのでこれを活かした撮影をしたい方だったりだとかやっている方にお勧めしたい。特にドキュメンタリー。ドキュメンタリーってその時の生の声を入れた方が映像に重みが出るのでそういったドキュメンタリーチックなものを撮りたい方にかなりお勧めかなと思います。
映像クリエイター Ussiy氏
正直S-Logとかって編集慣れてきている方じゃないとうまくグレーディングできなかったりするんですけれどもS-Cinetoneはそのままの状態でもかなり綺麗なので、PP11でもかなりCinematicな映像が撮れるかなと思います。
FX3 企画担当 金山氏
そうです、タリーランプは前だけオフするっていうモードと全部オフするものと2つあります。だから撮っているということを見せたくない時には、前だけオフにして、撮っている人はちゃんとタリーを確認するっていうモードがあります。
より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバーに至るまで、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。また、アクセサリー取り付け用ネジ穴・吊環には、高剛性のSUS(ステンレス素材)削り出し部品を使用し、高い堅牢性を実現しています。このほか、マウントには固定用のネジを6本使用し、マウント部の剛性を高め、超望遠レンズなどさまざまなレンズの使用に配慮しています。
コーデックの違いに伴うカメラへの負荷は異なります。一般的な圧縮率から言うと、XAVC-HS>XAVC S-I>XAVC Sと高負荷になるので、環境により熱が上がりやすいのは考えられます。ただし、FX3においては 画サイズとフレームレートの影響が特に大きく、4k120pが最も負荷が大きくなるモードになります。
ボディ本体においては、防塵防滴に配慮した構造になっております。冷却ファン部分は、吸気から排気を独立した気室になっているので、問題ありません。XLRハンドルユニットは防塵防滴に配慮した設計になっておりませんのでご配慮ください。
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αをお使いの多くのお客様にご支持いただいていますので、ぜひご入会をおすすめいたします。
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ぜひご確認の上、気になるイベントがあればご参加ください。