LPモード、ミニ/スタンダードカセット対応。 「プロフェッショナル・コンパチブルDVメカデッキ」。 業務用として開発された「プロフェッショナル・コンパチブルDVメカデッキ」を搭載しました。メカの精度、耐久性を大幅に向上させたことで、SPモードにくらべて1.5倍の長時間録画・再生が可能なLPモードにも対応しています。なお、LPモードの画質はデジタル記録のため、SPモードと同等の高画質が得られます。また、DVカセットはミニとスタンダードの両方を使用できますので、ミニDVカセットを使った場合は最長2時間（DVM80RM使用時）、スタンダードDVカセットの場合には最長6時間45分（DV270RM使用時）と、DVの高画質デジタル録画・再生を長時間楽しめます。 ※LPモードで録画したテープは録画したデッキで再生してください。デジタルビデオカメラや他のDVデッキのLPモードで撮影・録画したテープを本機で再生すると、映像や音声にノイズが出たり、音声が途切れたり、映像が出ない場合があります。

　

クロスカラー、ドット妨害を大幅に低減した 「プレシジョン・3次元Y/C分離回路」（DVデッキ部）、 「デジタル3次元Y/C分離回路」（VHSデッキ部）。 DVとVHSの両デッキ部に、デジタル処理により輝度信号（Y）と色信号（C）を高精度に分離する、それぞれ専用の「デジタル3次元Y/C分離回路」を搭載。DVデッキには従来の8ビットから10ビットへ分解能をアップした4Mbit大容量の回路を採用。これにより、従来の4倍の精度でのY/C分離を行い、クロスカラーやドット妨害を大幅に低減した番組録画やライン入力録画が可能になりました。

　

映像のザラつきを抑えたきれいな番組録画。 「録画3次元DNR」。 フレーム間、フィールド間、ライン間と、きめ細かく映像信号の相関を検出してノイズを低減する3次元DNRを、新たに録画側回路にも搭載。ノイズの目立つ映像をきれいにして録画する「録画3次元DNR（デジタル・ノイズ・リダクション）」を、DVデッキ部とVHSデッキ部の両方に搭載しました。また、この「録画3次元DNR」は番組録画をするときだけではなく、ビデオデッキを通してテレビ放送を見る場合にも効果を発揮します。 ※録画3次元DNRは、地上波放送に対してのみ有効。BS放送、およびライン入力には機能しません。

　

DVをより美しく。 ソニー先進の高画質技術を搭載しました。（DVデッキ部） ●DVプロフェッショナルクロマデコーダー ソニーの業務用デジタルVTR機器“DVCAM”にも採用されているクロマデコーダーシステムを搭載。クロマ信号を従来の4倍の周波数である14.3MHzでデコードすることにより、色信号のS/Nを飛躍的に向上させ、純度の高いクリアーな色を再現します。 ●デジタルTBC（DV側） デジタルTBCの効果により、外部入力によるアナログ映像をDV側にダビングする場合、再生機側で発生するヘッドたたき等によるジッター（横揺れ）を抑え、安定した信号でデジタル録画します。 ●第3世代デジタル信号処理回路 DVデッキの中枢を担う信号処理回路に「第3世代デジタル信号処理回路」を搭載。エラーコレクションなどの処理能力をいっそう高めています。 ●DVデジタルクロマエンコーダー 従来アナログ回路で処理していた色差クロマ信号（R-Y、B-Y）のエンコードをデジタル処理することにより、色のばらつきを抑え、中間色をよりきれいに再現します。

　

応答特性を向上、快適操作を実現した 「高速サーチ」&「なめらかスロー」。（DVデッキ部） 新しいDVメカデッキは25倍速の「高速サーチ（早送り／巻戻し再生）」も可能にし、編集時の場面探しなどがこれまでよりいっそう快適に、素早く行うことができます。さらに、スローモーション再生時の映像を見やすくした「なめらかスロー」を搭載。映像がゆったりと動く、美しいスローモーション映像を再生します。

　

違いがわかる高画質。画像をくっきり再現する 「リアリティー・リジェネレーター」。（VHSデッキ部） ビデオ映像をより美しく、録画テープをより良いコンディションで再現する「リアリティー・リジェネレーター」を搭載しました。これは、再生時にビデオ信号のエッジ波形を3つの時間軸ゾーンに分けて抽出し、これに演算処理を施すことで、ビデオ信号のエッジの立ち上がりを改善する新発想の画質向上回路です。エッジ波形に誇張感を生むピークやディップを作らず、元の波形に限りなく近い状態へと信号を再生成しますので、映像に不自然さがなく、明部と暗部の境界をシャープに、また平面部のS/N感を落とすことなくクリアーに再現。建物とその背景などの自然画、字幕スーパーなどをすっきり、レンタルビデオや以前に録画したビデオもくっきりと見られます。