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ROBOTREX2002 & ROBOCUP2002 Vol.1 Vol.2 Vol.3
特集ページ Vol.3 
福岡市の福岡ドームで6月20日〜23日(19日はプレスデー、一般公開は20〜23日)開催された「ROBOTREX2002 & ROBOCUP2002」は、会期中、200社を越える新聞社、雑誌、TV局などのメディア、10万人強の来場者が訪れるという非常に大きなイベントでした。
会場の熱気、白熱したロボットたちの競技の模様など、このイベントの第2弾レポートをお届けします。


  「ROBOTREX2002 & ROBOCUP2002」の模様を
AIBO TVの動画でご覧になれます。(8月25日まで)

開場を待つご来場のみなさん。
22日には行列が福岡ドームを
1周したとか。
来場のみなさん

会場内の様子 会場内の様子
会場内の様子

開会式の模様 開会式の模様 開会式の模様
ROBOCUP開会式の模様。ASIMOと一緒に選手宣誓。

会場には人間大のPINOも登場 PINO

ソニーブース

ドームの入口から入場すると、いつもは人工芝を貼ってある球場内にスタンドから降りたところがROBOTREX2002、ROBOCUP2002の展示場と競技場です。その降り口に近いところにソニーブースがあります。AIBOはお子様からお年寄りの方までみんなの人気者で、どのコーナーも常ににぎわっていました。また、マルチステージでおこなわれた「AIBOマスタースタジオ教室」、「タワーアタック」はいつも大勢の方が参加してくださいました。

新AIBOの説明 新AIBOの説明
新AIBOの説明を熱心に聞くみなさん
マスタースタジオ教室 マスタースタジオ教室
真剣な表情でPCとにらめっこ。AIBOマスタースタジオ教室

Net de AIBO-wareの紹介 AIBOクリニック OPEN-Rの書籍
Net de AIBO-ware
の紹介コーナー
AIBOクリニックを訪れた
オーナーのみなさん
OPEN-Rの書籍を先行販売するコーナーも


ソニー4足ロボットリーグ

インタビューのコーナーでも紹介しました通り、ルール(参加ロボット数、無線LANの使用)とフィールドの大きさが変更された今年のソニー4足ロボットリーグ。予選リーグから19チームによる白熱した試合が続出。その中から決勝リーグにコマを進めたのは、優勝候補ニューサウスウェルズ大学(オーストラリア)の「rUNSWift」、カーネギー・メロン大学(アメリカ)の「CM Pack 02」、フンボルト大、ブレーメン大などのドイツ混成チーム「Germanチーム」、スウェーデンから来た「チームSweden」、日本チームで唯一残った、九州工大と福岡工大の混合チーム「ASURA」など8チーム。

この中から決勝を争ったのは、本命の2校、カーネギー・メロン大学「CM Pack 02」、ニューサウスウェルズ大学「rUNSWift」。この2校は、ロボットのボールへの集まり、パスをつなぐ連携プレー、キーパーの守備範囲の広さなど、他チームを圧倒するプログラムで勝ち進んできました。

(※ロボットは各チームともAIBOを使用。ハードの改造できませんので、プログラムの勝負となります。)

2校の白熱した試合は、前半10分、後半10分を終了してなんと3対3の同点。優勝の行方はPK戦に持ちこまれました。ロボットのPK戦は、キーパー対キッカーの1対1勝負ではなく、キッカーとボールの置く位置をフィールド内でいろいろ変えながら、お互いのチームが制限時間内にキックを繰り返し、先にゴールを外したチームが負けというルールです。ボールの認識、ゴールの位置、距離を正確に計算し、ゴールへめがけて正確にキックできるプログラムが鍵になります。「rUNSWift」の先攻ではじまったこのPK戦、2巡目45度の角度からのキックを成功させた「CM Pack 02」の優勝という結果になりました。残念ながら「rUNSWift」の2連覇ならず!
ボールへダッシュ
ボールへダッシュ
ボール争い
激しいボール争い
ゴール前
ゴール前の攻防


22日にエキジビジョンでおこなわれた人間(*)対自律型ロボット(ニューキャッスル大)は、0対4の大差で自律型ロボットの勝ち。ロボットを操作した弊社のスタッフは「AIBOがあんなに早く動くとは、、、。」というコメント。あらためて4足リーグに参加している研究者、ロボット達のレベルの高さを認識しました。
(*AIBOナビゲーター2改造版を使用)

人間対自律型ロボット 人間対自律型ロボット
人間対自律型ロボットの試合の模様


そのほか22日は、ある課題を制限時間内で競う、ロボカップチャレンジも開催されました。チャレンジ1は、3つのパターン(図形)を正確に認識できるかどうか競う"パターン認識"、チャレンジ2は1本の棒を2体のロボットが協力して決められた枠に運ぶ"コラボレーション"、チャレンジ3はフィールド内に散らばった10個のボールをゴールへいれる"ボールコレクション"。各チームとも画像認識、位置の計算などプログラムを工夫し、競技に臨みましたが、準備不足のチームは1個もクリアできずに終わるところも。
ロボットのプログラムはやはり難しい?!


パターン認識 パターン認識
"パターン認識"1位は「CM Pack 02」
コラボレーション
"コラボレーション"1位は「rUNSWift」
ボールコレクション ボールコレクション
"ボールコレクション"1位は「rUNSWift」


今年のROBOCUPは、過去の中では最大の大会となりました。
ここでは紹介できなかった小型リーグ、中型リーグ、ロボカップレスキューも各チームの参加が増え、競技のレベルも上がって来ています。
確実に2050年の目標(「西暦2050年、サッカーの世界チャンピオン・チームに勝てる、自律型ロボットのチームを作る」)に向けて進歩していることを感じられる大会だったと思います。



*このページに記載されている、製品名、ブランド名などは各社の商標または登録商標です。

      名  称 ROBOTREX2002 & ROBOCUP2002
      会  期 2002年6月20日(木)〜23日(日) 10:00−18:00(最終日は17:00まで)
      会  場 福岡ドーム(福岡市ホークスタウン内)



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