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 SxS PRO X 高速データバックアップのメリット

SxSメモリ「SxS Pro X」画像

■高速バックアップが可能

SxS PRO Xでは、PCI Express 3.0インターフェースと新開発コントローラーに採用により、読み出し速度10Gbps(1,250MB/s)*1を実現しています。
SxS PRO Xを、Thunderbolt 3に対応したSxSリーダーライター『SBAC-T40』と組み合わせて使用していただき、データバックアップ先も十分に書き込み速度が速いものをご使用いただくことで、従来比で約3分の1の時間*2でデータバックアップが可能となります。

従来比で約3分の1の時間1/3でデータバックアップが可能

*1 当社測定条件に基づく。実転送速度は機器による制限があります。
*2 ソニー測定。SxS PRO Xに記録したファイルをSxSメモリーカードリーダーライターSBAC-T40を使用しPC内蔵SSDに転送した場合。

■高速バックアップのメリット

SxSメモリーカード1枚あたりはほんの数分の差かもしれません。しかし、カメラ数台で長時間収録するような場合は、少しでもバックアップ時間を短縮したいものです。これまで夜遅く6時間かけてバックアップをとっていたのが2時間で済むとしたらいかがでしょう?具体的なメリットを挙げてみます。

<スケジュールの負担軽減>

データバックアップの際、PC上では進捗パーセンテージやコピー済み容量などが表示されるものの、リニアに増えていくわけではなく、いつ終了するのか予定が読みにくいこともしばしば。早くコピーが終わってくれれば、そのシーンの編集に取り掛かれるのにとやきもきされることもあると思います。また、夜にバックアップを開始して、朝出来上がっているはずが、データの一部に不完全な部分がありコピーに失敗していた場合は、どこかでスケジュールを吸収しなければならず、気づくのが遅くなるほど大きな負担となってしまいます。
データバックアップが期待通りに早く終わることは、現場の負担軽減はもちろんのこと、制作全体のスケジュールに柔軟性を持たせることにつながり、万が一トラブルが発生した場合でもリカバリーが可能になります。

<現場リスクの低減>

データバックアップが早く終わるオペレーションが安定してくると、メディアを空にして再利用するサイクルがスムーズになり、予備メディアを消費せずに済むようになってきます。これまでは、ロケ先の収録時にメディアが足りなくなった場合、まだ消去したくないメディアを使わざるを得ない場面もあったと思いますが、メディアの取り回しに余裕ができることで、現場でのリスクを低減できます。

データバックアップ時間を短縮できることで、少しでもお客様のご負担が軽くなりますことを願っております。